晴れた日は

藤原です

昨日の知床は良いお天気でした

午前中の用事を済ませて
午後からはドライブ
せっかく晴れたのでね

空を見上げると上昇気流に乗って
ワシやトビが優雅に舞い

優雅に舞うオオワシ


日中でもなかなか気温の上がらない冷たい空気の中
枝の上でひっそり佇むものたちも

枝の上でじっとするオジロワシ


地平線を見渡すと雪をかぶった綺麗な山々と
畑でお食事中の冬鳥たち

オオハクチョウと斜里岳


なんとなく身の回りで目にするものが
冬らしくなってきましたね

知床ネイチャーオフィス
藤原

この冬も

藤原です

今年も彼らが渡ってきております

オオワシです

美しいですね なれるなら藤原はオオワシになりたい

10月中ごろからぱらぱらと渡っている姿を確認していましたが
知床半島基部のあたりでは車を走らせていると度々姿を
目撃するようになりました

先日遊びに行った野付半島でも姿を確認しましたよ

野付半島にて
この目つきが良いですね 個人的には正面顔が結構好きです

まだまだ数は少ないですが
冬にはたくさん渡ってきて賑やかになりますように

そういえば冬ツアーの予約が始まってますね
冬の動物ウォッチングでは彼らの美しい姿を観察することが出来ます
たくさんのご予約お待ちしております

知床ネイチャーオフィス
藤原

港にサンマ…

先週頃からウトロ港にもサンマが入っていると聞き、ずっと気になっていた菊田

地元民がサンマを釣り上げて食している様子をSNSで羨ましく眺めていたところ
「光で集めれば網でも掬えるかもね」という社長のささやき

…え?行くしかなくない??会社に網くらいあるのでは???

さっそく網を(佐々木さんが)探したのですが
しばらく使う事がなかったためか、捨てられていた模様…

サンマを獲る術はなくなりましたが、その姿だけでも見てみたい!
ということで、ライト片手にわらわらと夜の港へ
菊田、佐々木、藤原が集結

…たくさんの釣り人がいる…
…暗闇の中、何かが水面ではねている…

ライトをつけてみるとそこには…

想像の10倍くらいの密度だったのでちょっと悲鳴がでた

いる、サンマが、うじゃうじゃ、いる、なんならまだ集まってくる

近くの釣り人にライトの光を提供する代わりに
釣り上げる様子を見学させてもらうと
撒き餌にはビビッて逃げ出すが、光にはどんどん集まってくる!

これは餌がなくても糸と針さえあれば釣りができるのでは?
ということで、お宿来羅玖のご主人にお声がけをし
釣り道具を借りて一緒に釣ってみることに!

何だかんだ井上もメンバーに加わり、大人5人で楽しく夜釣り

柴田さんにも声はかけたよ!

餌がなくても針で引っ掛けて釣ることができました!
この日は夜でも気温が11度あり、とても暖かかったので
ライトの充電が限界を迎えるまで楽しく釣り続け
その釣果は…

楽しくなり過ぎた結果です

お宿来羅玖の台所をお借りし、民宿ペレケのご主人にも見守られ(?)ながら
頑張ってサンマをさばき続けること約1時間…

深夜1時、ようやくサンマの処理を終えました…!

大きなものはお刺身用におろし
二軍サイズは頭と内蔵をとり
後日皆で山分け

小さいモノや身がやせているモノは
お料理のプロがいるピリカデリックへ献上してきましたよ!
プロは1匹の無駄もなくお魚たちを活用してくれました…

またこんな機会があれば嬉しいな、と思います

会社の、そして地元のみなさまお疲れさまでした
そしてお付き合いいただきありがとうございました
またよろしくお願いしますね

知床ネイチャーオフィス
菊田

秋を楽しむ鳥たち

実りの秋を楽しむのはリスだけではありませんね

先日の知床五湖一周ツアーでの散策中
遊歩道上に可愛らしい小鳥の影が見えました

そーっと近づくと、その正体はアオジ

よく見ると嘴にお弁当が…

地面に落ちているどんぐりを探しに出てきたようです
小さな嘴でどんぐりを砕いて食べられるのだろうか…?

観察していると、なるほど

すでに砕けたどんぐりを選りすぐって口に運んでいました
なんといっても知床五湖の遊歩道ですから
沢山の人が歩いています
地面に無数に落ちているどんぐりは人々に踏まれて粉々です
アオジにとってはちょうどいい一口サイズになっていたのでした

つくづく、野生動物はその場の環境をうまく利用しているなあ
関心するばかりです



そして最近ギャアッギャアッと自己主張が激しいのはこの鳥

紅葉の隙間からこんにちは

見た目はとっても麗しい、でも騒がしい、ミヤマカケスです

薄暗くなってきた原生林の中でこの声を聞くと
正体はカケスだと分かっていても少し不気味に感じてドキドキしてしまいます
私だけでしょうか…?

混み合った枝の隙間や、高い所にいることが多く
地面に降り立っていてもとにかく落ち着きがない…
そんなカケス相手には中々シャッターチャンスが巡ってきません

今回は運良く見返りカケスの撮影に成功!

紅葉が綺麗なうちに
知床の生き物×紅葉の写真をもう少し撮りたいものですね



知床ネイチャーオフィス

菊田

リス活後、とこのう

秋は実りの季節
森の動物たちは冬への備えに大忙し

菊田の大好きなシマリスも忙しなく動いていました

右に左に上にシマリス、大当たりのタイミグだったようです…!

小さな手でしっかりとカエデの種子を持っている…愛らしい…

ぱんぱんの頬袋は、秋の風物詩ですね

豊作の年はどんぐりを選り好みしがちなところも愛らしい…

たくさん頬袋に詰め込んだ後は、そそくさと場所を移動
そしておもむろに地面に埋め込んでいました

頭かくして尻隠さず…愛らしい…


可愛いリスを眺めているとあっという間に時間が流れます
この日のリス活は約4時間半で終了、いつもより短めです

それはなぜか…





先日手に入れたこれを活用するため!!!

知床サスティナブルウィークにてGET、日帰り入浴券です

人生初サウナに挑戦してきましたよ

この日のサウナは「KAKUUNA(カクウナ)」
流氷をイメージした空間だそうです
…流氷シーズンとは程遠い灼熱でしたが…

初めてのサウナは自分のギリギリまで耐えましたが
 \\4分半でギブアップ//
あついのは覚悟の上でしたが、あの湿度は予想外…

世のサウナーを大尊敬した瞬間でした
慣れたらもう少し長居できるものなのでしょうか

また今度、次は「UNEUNA(ウネウナ)」にも入ってみたいので
リベンジの機会を設けようと思います


知床ネイチャーオフィス

菊田

桃色のバッタ

本日、とてもきれいなバッタに出会いました

桃色のヒナバッタです

体全体が桃色でかわいいですね?

アスファルトの上にいると、とても目立ちます

ヒナバッタは体長2~3センチメートル程度と大変小さいです
見つけるのが大変そうに思えるかもしれませんが
一度視界に入ると時々見つかります

秘密ですが、あのあたりではたくさん見つけることができますよ

ちょっぴりレアな桃色バッタ、探しに来てみませんか?

知床ネイチャーオフィス
柴田

空色のカエル

先日、とってもきれいなカエルに出会いました

空色のアマガエルです

頭のてっぺんの黄緑色がチャームポイントでしょうか?



通常の緑色のアマガエルと並ぶと、その差は一目瞭然です

葉っぱの上にいると、とても目立ちます

この時期に出会うアマガエルは、体長2センチメートル程度と大変小さいです
見つけるのが大変そうに思えるかもしれませんが
一度視界に入ると次々見つかります

特に五湖の展望地ではたくさん見つけることができますよ

ちょっぴりレアな空色カエル、探しに来てみませんか?



知床ネイチャーオフィス

菊田

みぃつけた!

こちらの写真、お分かりいただけるだろうか…

こちらは知床五湖の第三湖の一部の写真。


分かりづらいですが、右に広がるのは草原ではなく、湖。


緑の植物は水面を覆っているスイレンです。


その湖に…


あの生き物が…


あそこにいる…んです。

エゾシカです。
「シシ神」のように湖面立つことはできないです。
知床五湖は意外と浅く、深い場所で水深3~4mといわれています。
水深が1mより深くなるとスイレンは育たないそうなので、
湖の中でもスイレン近くはエゾシカが普通に歩いていることもあります。

更に深くなると歩けないので、あの細い足で泳ぎます。
知床五湖では何かしらの動物が泳いでいることもありますので、
お越しの際は湖面に何かいないか探してみるのも面白いですよ。

そろそろ「みぃつけた」シリーズじゃないの考えよう…

知床ネイチャーオフィス
柴田

飛ぶと飛ぶ

30℃を超える日が増えてきたウトロ。
昨日は21時で29℃。暑くてぐっすりとは眠れなかった…。

この時期のウトロは蒸し暑くなるとあの生き物が飛び、あの生き物も飛びます。
その光景がこちら。

綺麗な夕焼け空。
鳥のシルエットが見えますが、アマツバメという鳥です。
この写真では6羽しか写っていませんが、数十羽が低空を飛んでいました。

何故低空を飛ぶのか?それは、この生き物を狙っているからです!!

羽の生えたアリ!!羽アリ!!
この時期、蒸し暑い日は交尾のために大量の羽アリが飛び交います。
ウトロだと、その大量に飛ぶ羽アリを狙ってアマツバメも飛び交います。

明るい時はそこまで気にならない羽アリですが、夜になると気になる気になる。
夜、羽アリは明かりへと向かう習性があります。
その為、電気をつけたままカーテンを閉めないでいると、窓の外は羽アリだらけ。
部屋が暑いからと窓をあけて網戸を閉め忘れると…悲惨なことが起こります。
ウトロだけではなく、全国どこでも羽アリが発生しやすい時期です。
暑いからと窓を開ける際はくれぐれもお気をつけください。

<追記>
今日は蒸し暑かったので、羽アリが大量発生すると思っていたのですが…
案の定、大量発生してました。
改めて、この時期の窓の開閉は全国的にお気をつけください。

街外れの街灯に群がる大量の羽アリ…

知床ネイチャーオフィス
柴田

白いあいつ

大好評?と噂の「みぃつけた」シリーズです!

そんなつもりで写真を撮っていなかったため、今回もとっても簡単。

さて、どうぞ。

おわかりいただけるだろうか・・・?

遠くのヤツをなんとか頑張って真ん中に!と撮っているのでわかりやすいですね。

拡大すると、こちらです。

白・・・さが足りない気がするけども、人気のアイツです

みんな大好き、柄付きマシュマロことシマエナガです。

この長い尾羽を柄杓(ひしゃく)の「柄」に例えついた名前が「エナガ」。その北海道亜種がこの「シマエナガ」です。

真っ白な顔に、黒い目とクチバシがちょんちょん、とあるのが特徴、なのですが・・・
この子はなんか顔が茶色い・・・

おそらくまだ若い幼鳥かな、と思われます。
この日は群れでいましたが、見られたのは全部幼鳥。
真っ白なお姿の成鳥も見たかったですね。

「ジュリリ、ジュリリ」という特徴的な鳴き声を頼りに、ぜひ探してみてください。
森の中よりも、明るめの公園などの方が比較的出会いやすいかもしれません。

知床ネイチャーオフィス
井上