
先日、ツアーで使った長靴を洗っていると…
ん?
水を溜めた容器内で何かが泳いでいる??

小さな甲虫がスイスイ

小型のゲンゴロウが泳いでいました。
マメゲンゴロウの仲間でしょうか。
いつの間にか飛来してたようです。
長靴を洗っているといつも来るのは、蚊とブユの吸血する虫。
その時々で色々な出会いがありますね!
スタッフが知床の日々の様子をお伝えします。
先日、ツアーで使った長靴を洗っていると…
ん?
水を溜めた容器内で何かが泳いでいる??
小さな甲虫がスイスイ
小型のゲンゴロウが泳いでいました。
マメゲンゴロウの仲間でしょうか。
いつの間にか飛来してたようです。
長靴を洗っているといつも来るのは、蚊とブユの吸血する虫。
その時々で色々な出会いがありますね!
藤原です
先日私もポンホロ沼に遊びに行ってきました
今年は雪が多かったので
まだまだ沼の水もいっぱいでした
この日は晴れていて羅臼岳も綺麗に見えていましたよ
沼へ訪れたのは景色を見るためではなく
とある生き物を観察するためです
それは
エゾアカガエルのオタマジャクシたち!
水中で見るオタマジャクシたちは活発に泳ぎ回り
水没した植物の間を泳ぐ様子は見ていて飽きないです
ちなみにエゾアカガエルのオタマジャクシたちは特殊な能力があって
捕食者に合わせて体の携帯を柔軟に変化させるとのこと
丸吞みや捕獲されにくい形に身体を大きく膨らませたり
尾鰭(おひれ)を大きく変形させたりと
その変形は自在に行われるそうです
非常に興味深い・・・
この沼にも捕食者であるエゾサンショウウオが
過去に生息していたらしいですが
今回の観察ではその姿も
オタマジャクシの形態変化も見られませんでした
また時間をおいて観察してみようかな
小さな生き物の世界ですが
よく観察してみると非常に面白いものですね
それと昨日スタッフ柴田があげたブログ
S〇T!のSさん いつも弊社の柴田がパクリ投稿をしてすいません・・・
彼は最近体力の衰えがひどく 現在足首を負傷中とのことです
見かけたら足首を狙っていただければ簡単に跪かせられると思います
先日、知床五湖の五湖にエゾアカガエルの卵が大量にあったのですが、
無事に多くのオタマジャクシが産まれてきました。
水面に黒く蠢くモノは全てオタマジャクシ。
もう少しすると小さなカエルが遊歩道をぴょんぴょん跳ねまわる時期。
踏まないよう、足元は充分に気を付けてください。
藤原です
最近森の中が少し賑やかな感じがします
春は多くの動物たちの繁殖シーズンのためでしょうか
雪も融けて落ち葉の乾いた森の中
耳を澄ますと小さな生き物が動く音が聞こえてきます
最近森の中でエゾヤチネズミをよく見かけますね
特に昨年秋のどんぐりが豊作で
森の中にはまだまだたくさん落ちています
エゾヤチネズミたちは果実や種子 植物などを好んで食べ
年に2~3回繁殖期があると言われています
もしかするとこの春活発に動き回っているのは
繁殖に向けてたくさん食べ物を探しているのかも
街中では嫌われ者のネズミですが
森の中では生態系ピラミッドの底辺を支える大事な存在
増えてくれるとネズミを餌とする動物たちにも恩恵があります
昨年豊作で余ってしまっているどんぐりを食べて
いっぱい増えてほしいですね
今年はたくさん出会えることを期待しています
今日は森で少し変わったエゾシカと出会いました。
なんか違和感のある顔。
眉毛がある!!
しかも立派な眉毛。
春日部の某幼稚園児のような眉。
「しんちゃん」と名付けましょう。まぁ、女の子だけど…
散策の際は「しんちゃん」を探して見ましょう。
今日もあの白い鳥に出会いました。
やっぱり湿り雪の時に現れるんですね~
今日の「冬の動物ウォッチング」では、オオワシをいっぱい観察できました。
スコープをスマホで覗き込みながら撮るとこんなにアップ!!
早く流氷上のワシ達を観察したいところですが、まだ来ない。
いつ来るのやら…
藤原です
昨日のブログで柴田が投稿したように
波の華が飛んでいたウトロの海岸線
私の車にも波の華が飛んできました
波の華がこびりついて私の車が鹿の子模様にならないかと
スタッフ柴田は期待していたようですが
飛んできたのはほんの少し
車のフロントに波の華が少しこびりついていました
鹿の子模様にはなりませんでした
良かった良かった
そうそうそういえば
この時期北風が吹き荒れると飛んでくるのは
波の華だけではないんです
オオワシたちも”冬の渡り”で飛んできます
今年は10月の中旬頃から渡りを観察出来ていたような気がしますが
まだまだ見かける数は少ないです
これからもっといっぱい渡ってきてほしいですね
オオワシは冬になると日本に飛来しますが
本州にも渡ってくるものがいます
先日滋賀県の琵琶湖の近くでも
今年のオオワシの渡りが確認されたようですね
なんとこの琵琶湖で確認されているオオワシは
30年近く毎年同じエリアに渡ってきている個体だそうです
野性では30年くらい生きるといわれているオオワシですが
そう考えるとこの個体はかなり老齢な個体になりますね
”おばあちゃん”の愛称で親しまれているアイドルです
今年も元気に冬を越してほしいですね
ネイチャーオフィスのアイドルことスタッフ柴田は
最近身体がとってもなまっているようです
柴田にも元気に冬シーズンを乗り越えてほしいところです
知床ネイチャーオフィス
藤原
所々、色がついてきた知床の山や森。
あの白いヤツが動き始めました。
トドノネオオワタムシ!!
通称「雪虫」
冬が近づいてきましたね!
白い部分はロウなので、いっぱい現れると車の窓ガラスが大変なことに…
大量発生しないことを祈るばかりです。
ふわふわ飛んでいるので、機会があればご確認ください。
藤原です
先日とある川へサケやマスの遡上を観察に行きました
今シーズンはまだまだ遡上数が少ないです
いっぱい泳いでる姿を見たいなぁと思っていると
なんだか違う魚がいっぱい泳いでました
その魚とは ワカサギです
ワカサギの群れが川に遡上してきています
春に産卵のため川へ遡上するものと
秋に遡上し越冬の後 産卵をするものがいるらしいです
オホーツク海側にいるものは秋に遡上し湖で越冬するらしいのですが
川ではたして越冬できるのでしょうか・・・
今後も観察していきたいと思います
それにしてもすごい数ですね
遡上しているワカサギは体長7~8㎝程の大きさですが
川岸が黒く埋め尽くされるほどの数に圧倒されてしまいます