バッタの産卵

先日、まさかの場所で産卵しているミカドフキバッタがいました。

ここは知床五湖の高架木道。

木道と木道の隙間にある土にお尻を刺している…

まさかのこんな場所で産卵。

卵は踏まれはしないだろうけど、お母さんが踏まれそう。
高架木道を歩く際はお気をつけください。

知床ネイチャーオフィス
柴田

カサカサ

いろんな場所で「カサカサ」と草むらを小さな生き物が動く音。

その音のほとんどは「エゾヤチネズミ」等の野ネズミが発しています。
稀に小鳥やトカゲ等が発している時もあります。

野ネズミが多いからか親ギツネはよく大量のネズミを咥えています。
彼らのお蔭様でキツネの子育ては助かっています。

草むらから小さな音が聞こえたら覗いてみてください。

知床ネイチャーオフィス
柴田

今年生まれのニューフェイスたち

藤原です

最近森を歩いていると
今年生まれの動物の赤ちゃんを見かけます

小鳥たちはヒナが巣立って
親鳥と幼鳥の鳴き声で森は賑やか

森で出会ったコゲラ(キツツキ)の子どもたち

エゾヤチネズミの仔ネズミ兄弟は
大人のネズミよりもひとまわり小さくて可愛かったです

エゾシカは2家族同時に
仔ジカは元気いっぱい森を駆け回ってました

お母さん鹿に体を舐めてもらってる様子がたまらなく可愛い

森を歩くと この時期ならではの動物の赤ちゃんたち

すくすく育ってくれると良いですね

ちなみに7月生まれの藤原は
先日誕生日でした
たくさんの方々からお祝いメッセージと
プレゼントをいただきました

ありがとうございます
嬉しい限りです

ちなみに スタッフ柴田からは
私の歳の数と同じ本数で作ったシロツメクサのブーケをもらいました
スタッフ柴田はたまに粋なことをしてくれます

素敵でしょ(笑)

知床ネイチャーオフィス
藤原

綺麗な昆虫

藤原です

先日事務所の前で綺麗な昆虫を見つけました
1㎝にも満たないほどの小さな昆虫でしたが
太陽の下で輝きを放っていました

セイボウ(青蜂)です

私自身も図鑑でしか見たことがなく
実際に見るのは はじめてでした

身体の色は構造色によるもので
実際に身体に色は付いているわけではなく
微細な構造を持つ体の表面で光の干渉が生じて
色付いて見えるものだそう
見る角度によって色味も若干変わります

私のカメラでは拡大して撮影するのはここまでが限界・・・
あー私もマクロレンズが欲しいな~~

藤原はそろそろ誕生日が近いので
優しい柴田センパイがプレゼントしてくれないかな~

知床ネイチャーオフィス
藤原

いつの間にか

先日、ツアーで使った長靴を洗っていると…

ん?
水を溜めた容器内で何かが泳いでいる??

小さな甲虫がスイスイ

小型のゲンゴロウが泳いでいました。
マメゲンゴロウの仲間でしょうか。

いつの間にか飛来してたようです。
長靴を洗っているといつも来るのは、蚊とブユの吸血する虫。

その時々で色々な出会いがありますね!

知床ネイチャーオフィス
柴田

沼へ…③

藤原です

先日私もポンホロ沼に遊びに行ってきました
今年は雪が多かったので
まだまだ沼の水もいっぱいでした

この日は晴れていて羅臼岳も綺麗に見えていましたよ

沼へ訪れたのは景色を見るためではなく
とある生き物を観察するためです

それは
エゾアカガエルのオタマジャクシたち!

水中で見るオタマジャクシたちは活発に泳ぎ回り
水没した植物の間を泳ぐ様子は見ていて飽きないです

ちなみにエゾアカガエルのオタマジャクシたちは特殊な能力があって
捕食者に合わせて体の携帯を柔軟に変化させるとのこと
丸吞みや捕獲されにくい形に身体を大きく膨らませたり
尾鰭(おひれ)を大きく変形させたりと
その変形は自在に行われるそうです
非常に興味深い・・・

この沼にも捕食者であるエゾサンショウウオが
過去に生息していたらしいですが
今回の観察ではその姿も
オタマジャクシの形態変化も見られませんでした

また時間をおいて観察してみようかな

小さな生き物の世界ですが
よく観察してみると非常に面白いものですね

それと昨日スタッフ柴田があげたブログ
S〇T!のSさん いつも弊社の柴田がパクリ投稿をしてすいません・・・
彼は最近体力の衰えがひどく 現在足首を負傷中とのことです
見かけたら足首を狙っていただければ簡単に跪かせられると思います

知床ネイチャーオフィス
藤原

遊歩道脇の大量の命

先日、知床五湖の五湖にエゾアカガエルの卵が大量にあったのですが、
無事に多くのオタマジャクシが産まれてきました。

水面に黒く蠢くモノは全てオタマジャクシ。

もう少しすると小さなカエルが遊歩道をぴょんぴょん跳ねまわる時期。
踏まないよう、足元は充分に気を付けてください。

知床ネイチャーオフィス
柴田

今年は出会えるかも?

藤原です

最近森の中が少し賑やかな感じがします

春は多くの動物たちの繁殖シーズンのためでしょうか

雪も融けて落ち葉の乾いた森の中
耳を澄ますと小さな生き物が動く音が聞こえてきます

最近森の中でエゾヤチネズミをよく見かけますね

特に昨年秋のどんぐりが豊作で
森の中にはまだまだたくさん落ちています

エゾヤチネズミたちは果実や種子 植物などを好んで食べ
年に2~3回繁殖期があると言われています

もしかするとこの春活発に動き回っているのは
繁殖に向けてたくさん食べ物を探しているのかも

街中では嫌われ者のネズミですが
森の中では生態系ピラミッドの底辺を支える大事な存在

増えてくれるとネズミを餌とする動物たちにも恩恵があります

昨年豊作で余ってしまっているどんぐりを食べて
いっぱい増えてほしいですね

今年はたくさん出会えることを期待しています

知床ネイチャーオフィス
藤原

しんちゃん

今日は森で少し変わったエゾシカと出会いました。

なんか違和感のある顔。

眉毛がある!!
しかも立派な眉毛。

春日部の某幼稚園児のような眉。
「しんちゃん」と名付けましょう。まぁ、女の子だけど…

散策の際は「しんちゃん」を探して見ましょう。

知床ネイチャーオフィス
柴田