むしむし

藤原です

最近蒸し暑い日が続くウトロ

こういう天気が続くと昆虫たちが元気に動き出します

水辺の近くではカラフルなトンボたちが飛び回ります

アオイトトンボ
タカネトンボ
カオジロトンボ

事務所の床には藤原がどこからか連れてきてしまったカミキリムシ

フチグロヤツボシカミキリ

森の中ではコエゾゼミのシーズンが到来

羽化するコエゾゼミ

亜高山帯では少し季節が遅れて6月頃に見られるオトシブミの仲間

イタヤハマチョッキリ

夜には灯りの近くでクワガタ

ミヤマクワガタ

まだまだあげればキリがないくらい
夏シーズンはいろんな昆虫が目を楽しませてくれます
皆さんもツアー中一緒に探して見ましょう

ただしツアー中の暑さ対策も忘れずに
日よけの帽子や水分補給もおろそかにしてはいけません

先日の蒸し暑い日の知床五湖ツアー終わりにSOT!の鈴木さんが
「フヂワラ君、冷やしタオルいるかい?」と
氷水の中でキンキンに冷やしたタオルを差し入れしてくださいました

冷やしタオルが最高に気持ち良かったです

火照った身体の熱がスーッと冷えてとっても気持ちが良かったです
鈴木さんどうもありがとうございました!

このような暑さ対策を私もぜひ真似してみようと思います!
スタッフ柴田も こういうところを真似すればいいのに・・・

知床ネイチャーオフィス
藤原

今年は良い感じ

藤原です

先日お休みの日にウトロを出てお出かけしてきました

まずは車を走らせて羅臼へ!
羅臼側の観光船に乗りシャチを観察しました

1年ぶりに羅臼の観光船に乗りましたが
今年はシャチがたくさん見れました
乗船した日は30頭くらい泳いでましたね

私が乗船する前日はなんと100頭以上見れたとか・・・

優雅に泳ぐシャチ
ジャンプするシャチ

元気にジャンプする姿も見れました
感動です

ウトロを出たついでに一年ぶりに
清里町にある「さくらの滝」にも行ってみました
落差3m程の滝をサクラマスが越えようとジャンプする姿が
見ていて飽きない滝です

遡上するサクラマス

今年はかなり多くのサクラマスが遡上しているような気がします
10秒の間に50匹くらいは跳ねていましたかね
こちらも良い感じでしたよ

みなさんも知床観光に来られた際は
ウトロ地区周辺だけではなく隣接する地域へ
足を延ばしてみてはいかがでしょうか

知床ネイチャーオフィス
藤原


暇を持て余したカラスの遊び?

藤原です

先日森を歩いているときのこと
面白い場面に立ち会いました

エゾシカの背中にカラスが乗っていました

一見仲が良さそうに見えるこの光景
おもわずブレーメンの音楽隊を連想してしまいました

この写真のカラスとシカが特別仲が良いわけではありません

今の時期シカは換毛期(毛が冬毛から夏毛へ生え変わる時期)
カラスは春先には巣作りのためいろんな場所から巣材を集めます
時にシカの冬毛を巣材として使うため
シカから直接引っこ抜いて集めます
なるほど ではまさにその現場かと思いきや
カラスの巣作りの時期はもうすでに終わっています

実はカラスの中には「ひまつぶし」のために
遊びでこのような行動をとるカラスがいるとのこと

私が観察していたこのカラスは
シカの毛を持ち帰らずその場で捨てたり
地面に埋めるようなしぐさを見せていました
もしかするとシカの冬毛で遊んでいたのかもしれないですね

賢い動物ですね
動物を観察していると時に面白い出会いがありますね

知床ネイチャーオフィス
藤原

また会う日まで

藤原です

木々の葉が芽吹き森が深くなってきた今日この頃

先日の晴れた日に
とある川で水中をのぞいてみると
シロザケの稚魚が元気に泳いでいました

川の中を泳ぐシロザケの稚魚

太陽が差し込む美しい水中の世界で
気持ちよさそうに泳ぐ姿に思わず見とれてしまいました

そろそろこの子たちも川から海へ降りていく時期ですね
まだまだ体は小さいですが
数年後に大きくなってまた生まれた川に戻ってきます

これから長い旅に出ていくのかと思うと
見ていてちょっぴり不安な気持ちもありますが
元気に大きく育って 再会できる日を楽しみにしています

またね

知床ネイチャーオフィス
藤原

黄色い足

川の真ん中にある岩の上に黄色い足の鳥がいました。

春に東南アジア以南からやってくるキアシシギ。

サケの稚魚を狙っているのでしょう。
川面をジッと見つめていたように見えました。

鳥の種類によって足の色が違って面白いです。
足の色が名前の由来になっている鳥はそこそこいます。
是非、鳥を観察するときは足の色にも注目してみてください。

知床ネイチャーオフィス
柴田

ぽかぽか陽気に誘われて

そろそろシマリスが起きてこないかなあ、と
休日は森の中をパトロールする日々が続いております菊田です

プラス気温が当たり前になってきて
森の中もスノーシューを使わずに歩けるようになってきたのだから
そろそろ目を覚ましてくれてもいいんじゃないかと思うのですが…

しかし日当たりのよい雪の上を見やればこの通り

お腹、冷たくないのかな

お日様を浴びてお昼寝モードのキタキツネ


雪の解けた断崖沿いではこの通り

熟睡かと思ったらジト目でこちらをみている

めいっぱい日光浴をしながら昼寝していたであろうエゾタヌキ


森を歩いても眠たそうな動物達ばかり
みんな今は眠っていたいのでしょうか…
シマリスもまだしばしお休みモードかな…

はやくシマリス発見報告がしたいものです

知床ネイチャーオフィス
菊田

久々の光景

今年は部分的に皮が無くなっている木をよく見ます。

ここ数年は雪が少なく雪融けが進み、草が露出している所が多かったですが、
ウトロの積雪深は現在64cm程。
まだ下草が露出していない所も多いのでしょう。
皮の無い木は、エゾシカが樹皮を食べて冬を越そうとしてのモノでした。
丸裸の木々が多い、久々の光景でした。
23日から気温は上がってくる予報なので、雪融けも進み草が露出してくるでしょう。
厳しい冬の終わりまでもう少しの辛抱です。

知床ネイチャーオフィス
柴田