モモンガ探し

藤原です

ついに私も先日の21日(水)
今シーズン初モモンガを拝むことができました

先輩柴田にブログで煽られていましたが
なんとか私の意地を見せることができたでしょうか(笑)

以前から目をつけていた痕跡を頼りに
彼らの居場所を突き止めることに成功しましたが
まだまだ彼らの動きは読めません

それにしてもモモンガはほんとに小さいです

枝の中にモモンガがいるのですが皆さんは見つけられますか?

今回見つけたのは高い木の上でお食事中でしたが
痕跡なしには見つけることはできそうにありません

ですが望遠のカメラでは彼らの姿をばっちりおさめることができましたよ
黒くて大きな目がとってもキュートです

これぞ冬の森のアイドルといった感じでしょうか
先日もブログにて”アイドル”という言葉を使った気がしますが
動物界も今どきはアイドルが多いですね(笑)

さて流氷もやっとウトロに来たことですし
冬シーズンもこれから本番
この冬もいろんな出会いがあることを祈るばかりです

知床ネイチャーオフィス
藤原


コミミズク騒動

藤原です

先日 知床半島では珍しい生き物が観察できました

休日の午後 散策を終え家で一息ついていると
ガイド仲間の先輩Yさんから
「コミミズクがいるぞ!」と連絡をいただきました

この”コミミズク”とはフクロウの仲間で
シベリアで春から初夏にかけて繁殖を行い
冬は日本にも一部の個体が渡って来る渡り鳥です

クリっとした目がとてもキュートな
冬のアイドル的存在です

早速現場へ行ってみると姿は見当たらず
しばらく時間を置いてから行ってみると
Yさんの後輩君が観察中で
居場所を教えてくれました

電柱の上になにやら茶色い物体が・・・

久しぶりにお目にかかりました
これがコミミズクです

湿地帯や河川敷のような広大な草地でネズミを狩って捕食します
本州では関西方面でも冬に見られることがあります
知床半島基部の畑などではたまに目にする機会はありますが
半島内ではあまりそのような場所が多くは無いので
滅多にお目にかかることがない生き物でした
ガイド仲間のおかげで非常に良いものが見れてラッキーでした
ガイド仲間に感謝ですね!

また会える日が来ることを祈ってます

知床ネイチャーオフィス
藤原

ミヤマカケスの食事事情

藤原です

森の中で動物を探して良く観察していると
彼らの意外な一面を知ることがたまにあります

今回はミヤマカケスという鳥についてです

ミヤマカケス

秋どんぐりが落ちてくるころになると
森の中で良く鳴き声を聞いたり姿を目にする鳥です

雑食性で昆虫や木の実を主に食べます
秋には落ちているどんぐりを咥えている姿を目撃します
「ギャー」というような鳴き声で騒々しく鳴きますが
なんと他の動物の鳴きまねも得意です
森で見かけたら良く観察してみると面白いですよ
私はたまにカラスの鳴きまねしてる個体を見ます

樹木の皮を剥いで虫か何かを探す様子

そんなミヤマカケスですが
ネズミやリス動物の死骸などの”肉”も食べるらしく
今まで話は聞くけど実際食べてるところは
恥ずかしながら見たことがなかったんです

今回そんなミヤマカケスが”肉”を食べる姿を目撃しました

枝の上で黒い何かを貪るミヤマカケス
良く見るとネズミのものと思われる足としっぽのようなものが見えます

ショッキングな画像で失礼しましたが
これがミヤマカケスが”肉”を食べるという証拠です

あまり肉を食べるイメージは無かったのですが
観察の結果で良くわかりましたね
今回は自ら捕らえてというよりは
その辺に転がっていたものを食べていました

そういえば昨日の柴田の投稿では
今シーズン初のモモンガの写真があがっていましたね
さすが柴田センパイ
なんてったって柴田は私の先輩ですからね
チョーすごいんです
そんな柴田に
探さずともモモンガが見れると言われて正直私も悔しいです
「3月には会えるはず」とか なめたこと言いやがって(笑)
2月中に見つけてやる!(笑)

ですが柴田になんと言われようと私は探します
探して見つけた時の方が嬉しいですからね
喜びを噛みしめられるのは苦労したものの特権です
それに探しているのはモモンガだけじゃなくて
彼らの残した痕跡から彼らに繋がる情報も探します
いつ会えるかわからない動物ですが
探して情報を集めていくことで
確実に彼らの存在に近づきますし
良く知ることができます
”探す”という行為の面白いところはむしろそこにまりますし
そのような視点を持ち合わせてないと見えないものもあります

こんなこと言うと誤解されてしまうかもしれないですが
柴田が探すことを怠っているわけではないですよ
みなさん誤解しないでください
ナンテッタッテシバタハワタシノセンパイデスカラネ
これは藤原の負け惜しみですが
動物探しは楽しいですよ

あ~ いつモモンガに会えるかな~
柴田に先越されたのは本当に悔しい

知床ネイチャーオフィス
藤原

やってきた

最近、スタッフふぢわらがエゾモモンガを探しに森を徘徊していますが、
残念ながらまだ遭遇はしていないようです。

でも、私は知っているのです。
探さなくとも、彼らはやってくるということを…

まさに今日、のんびりとエゾシカの観察をしていると、やってきたのです。
エゾシカの後ろにあった木にびゅーんっとエゾモモンガが飛んできました。

今シーズン第一号のエゾモモンガ。
今年から始めて見たエゾモモンガは「ンガ太郎」と呼ぼうと思います。

ンガ太郎は移動の途中だったようで、どんどん飛んで消えてしまいました。
頑張って探すと殺気が出て動物が逃げてしまうという話もあります。
「エゾモモンガ見たい!!どこにいるんだ!!」という気持ちを抑えて、
のんびりと探さずにいた方が彼らの方からやってくるかもしれませんね。

ふぢわらくん、きっと3月には出会えるはず!諦めないで!!

知床ネイチャーオフィス
柴田

最近の森の中は・・・

藤原です

最近の藤原は冬ツアーに向けて森の中を徘徊中

冬の森と言えばみんなあのアイドルを探します

そう エゾモモンガですよね

先日某ライバル会社S〇T!のS氏と森を下見に行きました
ですがモモンガには会えず・・・
糞や食痕等の痕跡は見つかれど本体がいない

ちなみにS氏は本日午前中にモモンガを見つけたとのこと
さすがモモンガマスター
負けていられませんね!

モモンガ探しをするのは我々ガイドだけじゃないようで
モモンガを探しに行くと最近はたまにこの動物に会います

枝の上から藤原を見つめるエゾフクロウ

エゾフクロウですね

可愛い見た目をしていますが
ネズミやリス もちろんモモンガも捕食する猛禽類です
私はフクロウが大好きですがモモンガを探している身としては
ちょっと複雑な気持ちです・・・
フクロウやS氏に負けずに私もモモンガ探しを頑張らなくては

知床ネイチャーオフィス
藤原

トドに会いに

藤原です

先日私は久しぶりの羅臼へ行ってまいりました
目的はというとトドを観察するためです

今回は知床らうすリンクルさんの船に乗せていただき
トド探しのツアーに参加してきました

参加は一人でも可能で
2人以上乗船予定であれば出航していただけます

羅臼港に集合し港を出発するとたくさんのシノリガモがお出迎え

冬になると北から日本へ渡ってくる冬の渡り鳥です
ウトロの海岸線や港でも見かける鳥ですが
やはり船の上からであれば近くで観察できますね

そして港を出てしばらく海岸線沿いを捜索していると
船長さんが突然「トドだ!」と興奮気味に叫びました
指さす方向に目をやると7~8頭ぐらいのトドの群れが
海面から顔を出して優雅に泳いでいました

船長さんの話によると
トドが見られるシーズンは12月の中旬から1月中と
流氷の去った後の春先も見られるそうですが
今季はトドシーズンが始まったばかりで
ここ最近はトドの姿を見ていなかったとのこと
とてもラッキーでした
船長さんが興奮していたのも納得です

その後一定の距離感を保ちながらしばらく観察させてもらい
トドたちはどこかへ泳いで行ってしまいました
大きな個体は全長3メートルほど
体重は1トンを超えることもあるそうです
アシカやアザラシなどの仲間の中では最大の鰭脚類(ききゃくるい)です
間近で見るととても迫力があり私も興奮してしまいました

ウトロ地区でもごく稀に
流氷シーズンの直前直後で見ることがある動物ですが
ここまで簡単に見ることはできません
海洋哺乳類を観察するならやはり羅臼ですね

その後は帰港前にワシも観察して
この日のツアーは終了しました

乗船時間は1時間程度のツアーでしたが
色んな動物が観察出来て時間以上の満足感がありました
ウトロから片道2時間かけて羅臼へ向かいましたが
その甲斐はありましたね

また機会があれば違ったタイミングで野生動物を観察しに
乗船したいと思います
秋シーズンと冬シーズンの境目で
閑散とした時期にはなりますが 楽しみ方はまだまだありますね

知床ネイチャーオフィス
藤原

ざばーん

知床半島のウトロ側では波打ち際に「イワシ」があがっていました。

この時期は冷たい海流が流れてきてビックリした魚が陸にあがることも…
今回のあがったイワシもその冷たい海流の影響でしょう…と思ったら!!

ざばーん!

こんな感じで波によって陸にあげられたのか…

ぴちぴち跳ねているのは居なかった…
新鮮なのがあれば刺身で食べたかった…
数日後は更に高い波が発生しそう。また探してみます。

知床ネイチャーオフィス
柴田

ラッティングコール

藤原です

最近夕方近くに森の中を歩いていると
甲高い悲鳴のような鳴き声を聞きます

この時期特有のオスジカの”ラッティングコール”です

薄暗くなった森の奥から聞こえてくると
少し不気味にも聞こえます

発情期のオスジカが縄張りを主張する際や
メスへのアピールのために発する鳴き声とのこと
文字では何とも表現しずらい鳴き声ですが
森の奥から響いてくるとなんとなくゾワゾワします

秋も深まりを感じる鳴き声です

知床ネイチャーオフィス
藤原

オス同士の闘い

藤原です

紅葉も見ごろを迎え
日に日に冷え込むようになってきた知床ですが

そんな冷たい空気漂う草原地帯では
熱い闘いが繰り広げられていました

繁殖期のオスの鹿が縄張りやメスをめぐって
角を激しくぶつけ合っていました

右のオスの方が体が大きく はじめは右が優勢かと思っていました

しかし左の小さい方も負けていません
少しずつ右の大きなオスが押されていきます

右のオスが背中を向けて勝敗が決したかと思いきや

左の小さなオスがダメ押しの一撃

右のオスは戦意喪失したのか 走って逃げて距離をとりました

この時期になるとたまにこういった姿を見かけることがあります
時間も忘れて ついつい見入ってしまいました

映像や写真で見たことあるこのようなシーン
実際に間近で見てみると迫力があって
ドキドキしますね

迫力のあるオスジカ同士の争いですが
縄張りやメスをめぐっての闘いという説もあれば
ただ単純にじゃれ合っているだけという説もあるそうですね

いずれにせよ
がんばれオスジカ!

知床ネイチャーオフィス
藤原