今日の羅臼岳

藤原です

最近朝晩はグッと冷え込むようになってきました

今朝方は気温が4.3度まで冷え込みました
そろそろ羅臼岳の初冠雪が見られる頃でしょうか

昨日は分厚い雲に山頂を覆われていた知床連山
今日は朝からすっきり晴れていました

羅臼岳の山頂付近はというと・・・

うっすら白くなっていました
これは初冠雪か?それとも霜が降りただけか?

知床ネイチャーオフィス
藤原

最近の生き物事情

藤原です

近頃は紅葉も進みすっかり秋らしくなった知床

ですが森の中は先日柴田がブログであげていたように
既に木々の葉が散っている部分が多い気がします・・・

それぞれの川にはサケがのぼり姿が見やすくなってきました

オンネベツ川河口ではたくさんのサケが遡上するために
河口に溜まっていました
波間からサケの背びれも見え隠れしておりました

森の中ではキツツキの姿をたびたび見かけるようになりました

タイミングが良ければ小鳥類の鳴き声もたくさん聞こえて
たまに頭上を通過していきます

ネズミやリスは活発な時期なはずですが
今年の春に比べてネズミの姿があまり見られなくなりました
夏が暑く食べ物も少なかったせいでしょうか・・・

エゾリスはたまに森を歩いていると遭遇します
ドングリが今年は少なめなので食事中の小動物を見かけるシーンは
多くないです

動物が見やすい時期になってはきましたが
今年は森の実りが少なく観察しやすいとは言えない状況です

ですが夏に比べると野生動物の遭遇率は高くなってきましたね

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藤原

紅葉…?

北海道内は場所によっては紅葉が見頃を迎えてきましたが、
知床も木々の色付きが見える所がちらほらと…

景勝地知床五湖でも黄色く色づいた木々がありますが、なんとなく茶色。
枯葉が多い印象です。

山頂付近も全体的に茶色に見えます。
今年は雨があまり降らず、気温が高かったのでその影響でしょうか。
まだ色づいていない葉もあるようですが、今後どうなるでしょうね。

これはこれで綺麗ですが、可能なら緑、黄、橙、赤という色合いで
パッチワークのような紅葉を見たいです。

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柴田

金属光沢

綺麗な緑色の金属光沢。
凹凸がある関係で光の当たり具合によっては、より輝きが増します。

で、こちらはどなたかと言うと…

ツノアオカメムシです。

遠くから見るとそこまで光沢感は無い…?

ここ最近で気温が下がり始め、越冬の為か建物付近でよく見られるように…

気になる背中の白い点は寄生バエの卵でしょう。
上手いこと自力で落とせない場所に産みつけますね…

綺麗な姿ではありますが、他のカメムシ同様に臭うのでお気をつけください。

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柴田

ある日の昼下がり

藤原です

先日お休みの日に森の中を散策しておりました
秋も少しづつ深まり野生動物も見やすい時期になってきたかなと
久しぶりに小動物探しに原生林へ

天気も良く上空にはノスリ(タカの仲間)が飛んでいました
ノスリも私と同じものを探しているのでしょうか

森を歩いていると近くでガサガサ何やら音が・・・
木のかげから覗いてみるとキツネがいました

のんびりしているかと思いきや

おもむろに地面を掘り始めました

そして急にジャンプして地面に顔を突っ込むと

ネズミを上手に捕まえました
すご~い

食事の後は近くの倒木の下でお昼寝タイム

この日ネズミやリスなどの小動物は見つけられませんでしたが
思いがけないシーンに遭遇しました
キツネに先を越されてしまいましたね・・・(笑)

これからのシーズンは植物の実や種を食べに
森では小動物たちの姿も見やすくなると良いのですが
今年は少し森の実りが少ない気がします

動物たちが冬を前に
うまいこと餌にありつけますように

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藤原

段々と秋らしい色合いに変わってきたウトロ。
ユキムシも飛び始めました。

知床五湖の高架木道付近は地面が黄色く色づいてきました。
北海道中心部の山はうっすら雪化粧した所もありますし、
知床連山が白くなるのももう少しでしょうか。
今年はいつ雪化粧するでしょうね。

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柴田

シロザケ戻る

お分かりいただけるだろうか…
力尽きた1体の近くを泳ぐ10匹以上のシロザケ。
オンネベツ川ではシロザケの遡上がみられるようになってきました。

そして、ウトロ漁港ではサケの陸揚げが行われています。
シロザケは大きくしっかりとしたモノが多い印象。

サケに混ざって他の魚種も…

青箱には黄金色に輝く大きな魚シイラが目に付きます。
暖かいエリアの魚ですが、他にもブリ等の南方系の魚も揚がっていました。

今年はどのくらい遡上してくれるでしょうかね。
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柴田

魚と戯れる午後

藤原です

先日お休みの日にある魚と遊ぶために
とある川まで行って来ました

その魚の名前は
オショロコマ(別名:カラフトイワナ)

知床の川であればどの川にでもと言っていいくらい
一般的に見られる魚ですが
特にたくさんいる秘密の場所へ行って来ました

水中カメラで川底を覗いてみると
水が透き通ってとても綺麗です

よく見てみると魚影がたくさん

オレンジ色の鰭が美しいですね

オショロコマは冷たい水域を好む魚であるため
水温が20℃を超えるような河川では多くは見られません

知床半島の河川は多くが周りを森に囲まれているため
直射日光による河川水温の上昇が防がれます
また川の周りが森に囲まれることで
餌となる昆虫も多いという点でも
知床の川はオショロコマにとって良い環境と言えるでしょう

地域によっては幻の魚なんて言われておりますが
知床にはこのオショロコマがたくさんいます
いつまでもこの美しい魚がたくさん見れると良いな
と思いながら水中を夢中でのぞき込んでいましたが
この日の水温は体感的に10℃以下・・・
手をほんの10秒ほど水に入れただけでも
痛くてたまりませんでした
ウェダースーツを着用して川に半身2時間以上浸かっていましたが
川から上がると震えが止まりませんでした
オショロコマの生息環境恐るべし・・・

彼らの住みよい環境を身をもって体感しました(笑)

怖ろしいほど冷たい川でしたが
川に差し込む太陽光線や川底の世界
オショロコマの姿があまりにも美しくて
憑りつかれたように魅入っていました

また遊びに行こう
次はサケでも撮影に行こうかな

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藤原

秋の訪れ

藤原です

最近は秋の訪れを感じるようになった知床

散策路を歩いているといろんなキノコを見かけたり(写真はマイタケ)

海岸沿いの草原地帯はススキの穂が綺麗になってきたり

川にはサケが遡上してきたり
(写真は去年のものですが今年も遡上が始まってます)

あと半月もすればこの景色も紅葉しはじめるでしょうか

楽しみですね

藤原久しぶりのブログ更新となりました
最近更新頻度が少なくて申し訳ございません・・・
ネットリテラシー皆無のスタッフ柴田にも
あることないこと書かれて非常に癪なので
柴田に負けないように私も更新頑張ります

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藤原

今年も話題のクスさん

今朝、オフィスの入口付近には今年も話題の「クスサン」が!

北海道内で今年も大量発生だとか?
まぁ、大量にいたらちょっと嫌ですが、単体なら可愛いものです。


< 以下、虫嫌いの方は要注意 >

可愛らしいおめめ。

ムチムチ、モフモフのボディ。

羽の鱗粉は拡大すると正に「鱗」のよう。

手のひらサイズの大きな蛾ですが、拡大してみるのも面白いですね。

知床ネイチャーオフィス
柴田