オス同士の闘い

藤原です

紅葉も見ごろを迎え
日に日に冷え込むようになってきた知床ですが

そんな冷たい空気漂う草原地帯では
熱い闘いが繰り広げられていました

繁殖期のオスの鹿が縄張りやメスをめぐって
角を激しくぶつけ合っていました

右のオスの方が体が大きく はじめは右が優勢かと思っていました

しかし左の小さい方も負けていません
少しずつ右の大きなオスが押されていきます

右のオスが背中を向けて勝敗が決したかと思いきや

左の小さなオスがダメ押しの一撃

右のオスは戦意喪失したのか 走って逃げて距離をとりました

この時期になるとたまにこういった姿を見かけることがあります
時間も忘れて ついつい見入ってしまいました

映像や写真で見たことあるこのようなシーン
実際に間近で見てみると迫力があって
ドキドキしますね

迫力のあるオスジカ同士の争いですが
縄張りやメスをめぐっての闘いという説もあれば
ただ単純にじゃれ合っているだけという説もあるそうですね

いずれにせよ
がんばれオスジカ!

知床ネイチャーオフィス
藤原