当たると痛い

さて、今年の知床クイズです。

ウトロはいっぱい。羅臼はそれなり。

それ、なーんだ?

 













そうです。
これ!

ドングリです!!

ウトロはいっぱいですが、羅臼はそれなりの実りだそうです。
昨年はどんぐりがほぼ実らず多くの動物に影響が出ていましたが、
今年は良い意味で動物に影響が出るといいですね。

なかなか立派などんぐり。
風が強い日には頭上へと落下してくることが…

これが当たると、痛いのです。
散策の際は当たらないことを祈って歩きましょう…

しっかし、立派で美味しそうなどんぐりですよね。
近いうちに藤原が食べるでしょう。
どんなブログ書くのかなー
楽しみだなー

知床ネイチャーオフィス
柴田

オロンコ岩の花便り

今日は朝から晴れている知床です。

階段の登り始めにはナワシロイチゴが咲いていました。

オロンコ岩のセリ科の代表格であるオオハナウドが咲いていました。

エゾカワラマツバはとても良い香りがします。が、
階段を登っていると登るのに必死でお花の匂いを嗅ぐどころではありません。

エゾスカシユリが綺麗に咲いていました。

エゾノシシウドに縞々の赤い虫がついていました。
アカスジカメムシです。
アカスジカメムシについて気になる方は
この内容のオマージュ元「オロンコ岩」「縞々のカメムシ」もご確認ください。

オマージュ元と同じような構図のお花を探しましたが、見つけられず…
次回こそは完璧にパk…オマージュしてみせます。

知床ネイチャーオフィス
柴田

SNO kitchen②

藤原です

久しぶりのお料理企画
今回のテーマは「春の味覚」

渓流に春を告げる”ヤマメ”と
春の山菜”ギョウジャニンニク”です

ヤマメは一生を川で過ごすサケ科魚類ですが
川から海へ出ていくものもいます
海へ出たものをサクラマスと呼んで区別します

ギョウジャニンニクは北海道から本州まで広い地域に分布します
北海道では「アイヌネギ」とも呼ばれるネギの仲間
ニンニクのような匂いが強く春の若芽は山菜として食べられます

今回は食材の調達からということでまずはヤマメから

とある渓流へ車を走らせ有識者指導の下人生初のヤマメ釣り!
残念ながら釣りの様子の写真を撮り忘れてしまいましたが
綺麗な渓流でヤマセミやミソサザイの鳴き声を聴きながら
優雅に釣りの時間を楽しめました

ヤマメ(左)とオショロコマ(右)

まだ川の水が冷たくて魚の動きが鈍かったのか
釣果はいまいちではありましたが
初めてのヤマメ釣りを存分に楽しめました

ギョウジャニンニクは会社の先輩柴田と
こちらもとある場所へギョウジャニンニク探しへ!
この時期毎年採りに行っているので
多く生えているポイントへ険しい斜面を登っていきました

斜面上でギョウジャニンニクを採る藤原

※山菜取りはクマとの遭遇や滑落による事故等危険を伴う場合が多いです
しっかりとした装備で初めての方は有識者指導の下楽しみましょう

そして採れたギョウジャニンニクがこれです

葉の開いているものも多かったですがなかなか良いサイズも採れました

今回採れたものはてんぷらとして美味しくいただきます

ヤマメは内臓やエラの骨を取り除き綺麗に洗います
ギョウジャニンニクはしっかり水で洗ったら
根本付近にある固い皮(はかま)をとります
全部とってしまうと香りが薄れてしまうのと
揚げた際に株がバラバラになってしまうので
今回は赤い薄皮を一枚残すように下処理を行いました

下処理ができたら後はそれぞれ水気をしっかり取り除き
衣をつけて油へ投入!
出来上がりがこちら

近所の民宿で厨房をお借りしてご近所さんと美味しくいただきました

ヤマメはとても身が柔らかくてんぷらにすると
外はサクッとなかはふんわり白身がとても柔らかく
ギョウジャニンニクは採れたてをてんぷらにしたので香りがとてもよく
ヤマメもギョウジャニンニクも最高に美味しかったです

春のほんのわずかな時期のものですが
自分で採って自ら調理して美味しくいただくという
この一連の行程が食材のおいしさを
最大限に引き出しているような気がします

また他の時期のものも楽しみですし
来年の同じ時期も楽しみです

次なるお料理企画は何か気になりますね
次回は弊社のお料理担当菊田監修のもと
地元食材小麦粉を使ってある料理をします
お楽しみに~♪

知床ネイチャーオフィス
藤原

アイス好きの私は

最近美味しいアイスが出来ていると聞き、
⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン
っと言いながら車を走らせていると
1つのアイスがたらぁ~んっとありました。
美味しそうだなぁ、と思ってみていると・・・

別の所にもおいしそうなアイスがありました。
改めて探して見ると次から次へと見つかり、
美味しそうだなとじっと見つめてしまいました。
市販のアイスとはまた違った見た目もさることながら、
この時期ならではの天然氷菓子には目を奪われます。
イタヤカエデのメープルアイスとの素敵な出会いに感謝。

知床ネイチャーオフィス
柴田

紅葉

知床五湖の一湖から

先日、知床連山の羅臼岳も冠雪し、冬が近づいてきたウトロ。
木々の色づきが急激に進み始めました。

今年の夏は猛暑でつらかったのですが、それは木も同じ?
暑さの影響か紅葉せずに枯れてしまう葉が多く感じます。

でも、それなりに紅葉しており、綺麗な景色を楽しめます。
強い風が吹かなければ、あと一、二週間は楽しめるのではないでしょうか。

知床五湖も良いですが、フレペの滝の草原部も綺麗!

フレペの滝草原部から

私のスマホでは、なかなか実際の色が出ない…
手前の森は所々黄色くなっていて綺麗でした。

この時期だとタイミングがよければ見ることのできる
「紅葉」と「冠雪」の景色!

週間予報の雨予報がどんどん消えている…?
当面は冠雪しないかもしれませんね…

知床ネイチャーオフィス
柴田

秋の深まり

藤原です

少しづつ山々の色も変わってきて
秋の深まりを感じる今日この頃

10月4日 羅臼湖入口から見る羅臼岳

進んでいく紅葉の他にも
季節感を感じるもの

オフィス近くに現れた立派なオスジカ

繁殖期をむかえた彼らオスジカの角は
立派な枯角(かれづの)になっていました

冬が来る前のこの季節
知床もやっと涼しくなってきまして
動物たちは活発になりツアー中に見かけることも増えてきました

そういえば同じ北海道にある大雪山系の黒岳では
昨日初冠雪が観測されたそうですね

知床の羅臼岳もそろそろ冠雪するでしょうか

知床ネイチャーオフィス
藤原

秋の気配

お盆が過ぎてもしばらく厳しい暑さが続いたウトロ…
ここ数日でようやく気温が落ち着いてきた気がします

森の動物たちも、例年よりも長引く夏に戸惑っていたでしょうが
少しずつ秋の気配が漂ってきました

先日のお散歩の最中、ふとミズナラの木をみてみると
たくさんの青どんぐりが!

なかなか立派なサイズです…


このどんぐりたちは家の近所で見つけたものですが
今年の原生林や知床五湖はどれくらいの実がなってくれるでしょうか

豊作になってくれると、またどんぐりを頬いっぱいに詰め込む
可愛いリスたちにあえるはず…!

今年の豊作を願おうと思います


知床ネイチャーオフィス
菊田

何度でも

今年は蒸し暑い日が続きます。
その為か、何度でも生えてくるモノが…

6月のブログでも紹介しましたが、このキノコがすごい!!

「タモギタケ」がまた生えている…

今年は同じ木から5回くらい生えている気がする。

今回が今年で一番多く生えている気がする。

ヒグマが食べにくる気がする。

っと思って早数日。
全く食われない。
そろそろ秋らしい何かを食べに移動している気がする。

でも、今年の知床はヒグマの「食べ物が少ない」気がする…

食料が少ない関係で例年と違い、行動に余裕が無いヒグマがいるかも。
人身事故に繋がらないためにも、楽しんで観光して頂くためにも、
改めて下記内容をお守りください。

①【散策中に遭遇した場合】
「静かにする」 「走らない」 「ゆっくりその場を離れる」

②【車での移動時に遭遇した場合】
「停車しない」 「ゆっくりと通過する」 「車から降りない」

※①、②を守れば必ず安全ということではありません。
 少しでも安全に過ごせる確率を上げる為の基本行動です。

段々と秋らしくなってきた知床。
是非、秋シーズンも安全に楽しんでください。

知床ネイチャーオフィス
柴田

羅臼湖周辺

今、羅臼湖周辺が綺麗。

羅臼湖手前の木道脇から湿原エリアにかけて、
ワタスゲの白いわたが美しいです。

羅臼湖でここまでワタスゲがいっぱいなのは初めてみたかも…?

いつまで見られるかわかりませんが、興味のある方は是非羅臼湖へ!

<羅臼湖利用のルール>
➀羅臼湖は登山道入り口に駐車場は無い
知床峠に車を停めて歩いて行くか…路線バスに乗っていくか…
タクシーで行くか…誰かに送迎してもらうか…です。

➁足元は長靴必須
ぬかるみの多い場所です。植生保護の為にも道から外れない。

➂ヒグマの生息地
知床はどこにヒグマがいてもおかしくありません。
羅臼湖登山道はオスグマの足跡が多い印象です。
お気をつけください。


弊社ツアーが気になる方は「羅臼湖トレッキング」をご確認ください。

知床ネイチャーオフィス
柴田