「これが最後かなぁ」延長戦

「これが最後かなぁ(ザクザク)」

と、道の端の雪を踏みしめた翌日に降り積もったゴールデンウィーク。さすがに最後かと思えば、更なる延長戦でした。

美しい雪景色!

この時期は多くの車が夏タイヤに代わっているため、運転する際は注意をしなくてはなりません。夏タイヤや二駆で走る方は時間と車間距離とブレーキに余裕をもってゆっくり走行してください。

そんな心配もありますが、それと同時に雪が止んだ後の景色がとても楽しみでもあります。明日は散策の予定があるのでカメラを準備していってきます!

このタイミングでしか出会えない瞬間を求めて!

知床ネイチャーオフィス

佐々木

1時間の出待ちの末に…

冬の間は冬眠していた、愛らしい生物が活動しだす季節となりました。

倒木に乗るシマリス

森の中を散歩していると、カサカサと小さな足音。

地面に目を凝らすと
なんとも愛くるしいシマリスが忙しなく動き回っているではありませんか!

慌ててカメラを構えて追うも、パッと一瞬にして姿を消してしまいました…。

困惑しながら見失った地点をうろうろすると、なるほど
巣穴がありました。

巣穴から距離をとり、待つこと1時間。

穴から出て周りをうかがうシマリス

出待ち成功です!なんと可愛いおてて!!可愛い!!!
根気強く待った甲斐がありました。
1時間、穴の中で何をしていたんでしょうね?お昼寝でしょうか?

穴から出てきた後は、木の上に登って脇をカイカイ…
おっさんのような仕草をしてもかわいく見える不思議。

ワイルドに脇を掻くシマリス


今回シマリスを撮影したのは「原生林散策」でもご案内している場所。
この時期は、知床自然体験一日コースの一部としてご案内しております。

もしかしたら、あなたに向かってシマリスが走り寄ってくるかもしれませんね。

こちらに向かってくるピントの合わないシマリス

知床ネイチャーオフィス

菊田


静寂と陽光

賑やかなゴールデンウィークが過ぎ去った途端

冬のようだった知床に暖かな春が戻ってきました。

知床五湖をお散歩していると、開き始めた花が目に映ります。

盗蜜されたエゾエンゴサク

エゾエンゴサクの花にあいた小さな穴は、蜜を盗まれた跡です。

よく観察すると、周辺のエゾエンゴサクはほとんど盗蜜されていました…。

少し日陰に移動すると、小さな花も見つかりました。

一斉に開きだしたヒメイチゲの花

湖や山の景色も良いですが、足元にも素敵な景色が広がっているものです。

今日は散策中、綺麗な紫も見つけました。

咲き始めのミヤマスミレ

だんだんと散策の足元が色鮮やかになってきました。

小さな花々は、咲いたと思ったら萎れていってしまうので

一輪一輪見逃さないようにしていきたいですね。

知床ネイチャーオフィス

菊田

赤 白 透明

例年だと秋によく行くのですが、昨日はとある川へ行ってきました。

この時期に行った覚えがほぼないのですが、行ってみてびっくり!!
秋よりも川の色合いがキレイ!特に白の発色がキレイでした!

元は透明な川と鉄分の影響で赤い川。
この二つが合わさることで、とある現象が起きて
白い鉱物が堆積していると考えられています。
なので、この二つの川の交点は、赤と透明だけではなく
赤と白と透明という不思議な三色?なんです。

夏から秋はそこそこ雨も降るので、堆積していたモノが流されてしまい
秋はそこまで白の発色が強くなかったのかな?
行くなら春がいいのかもしれませんね!!

気になる方は是非是非
リピーターツアー貸切ツアーにご参加くださいませ。

知床ネイチャーオフィス
柴田

まだまだ雪あるき

先日25日の積雪で驚き、さらにまだ雪が・・・?と思った方はご安心ください。
低地での雪はすぐにほぼ解けきってしまいました。

今回の雪は、標高600~700m、亜高山帯環境のお話です。
昨日、知床横断道路の冬期通行止めが明け、知床峠を越えてウトロ羅臼間の移動ができるようになりました。
その知床峠を少し過ぎたあたりから歩くトレッキングコースがあります。
本日はその羅臼湖スノートレッキングに行ってきました。
このGW時期の亜高山帯は、まだまだ雪まみれのため、スノーシューを履いての散策になります。

今年は、昨冬の雪が少なかったため、通常通りご案内できるのかどきどきでした。
しかし結果としては、雪は少な目ながらも、問題なく歩ききることができました!
雪少な目とはいっても、ほぼ100%雪の上の散策です。

三の沼(のある所)と羅臼岳

まだ雪の下に埋もれた沼(つまり雪原)や、シャーベットの湖を眺めながら、
夏や秋とは違った散策が楽しめます。
夏の頃に見られる高山植物のお花も魅力ですが、
季節感のギャップを一番大きく感じられる、この時期の散策もおすすめです。

(上2枚の写真を見て「雪少ないな~」と思ったり、
 どこから見た景色かわかる人は、きっと羅臼湖上級者。)

知床ネイチャーオフィス
井上

雪景色

先日雪がふったウトロですが、
今日も一日雪が降ったりやんだり。
森の中はすっかり真っ白雪景色になってしまいました。

気温も日中0.3度までしか上がらず、寒い一日になりました。
でも昨日は18度まで上がりましたし、毎日がこんなお天気なわけではありません。
(3日前も最高気温0度台でしたが・・・)

暖かい日と寒い日を繰り返しながら、少しずつ季節は進んでいっています。
今回の雪も、表面に数cm積もった程度ですので、明日から明後日にはほとんどなくなってしまうでしょう。

こんなお天気にあたった場合は、「4月に雪を楽しめた、ラッキー!」と思っておきましょう。

知床ネイチャーオフィス
井上

観光シーズンほぼスタート

ウトロとラウスを繋ぐ国道334号知床横断道路の開通予定日が発表されました!
開通は4月27日(火)9:30の予定です。(詳しくはこちら
夜間路面凍結の恐れのため当面の間は9:30~16:00の開通です。
日中でも路面凍結の恐れがある場合は閉鎖しますので、ご注意ください。

ウトロ側の観光船は、今日から大型の観光船が動き始め、
観光船や漁船の様々なエンジン音が響いています。

もちろん、弊社ガイドツアーも催行中です!(ガイドツアーはこちら
是非来てください!!とは言いにくいご時世ですが、
四季がはっきりとしている知床の景色を見ていただきたいですね。

四季と言えば、春は桜を想像する方も多いと思います。
今年は桜が全国的に早く咲いているようですが、ウトロの桜は
何だかんだで、例年通りGWの終わり頃に咲くと予想しています。
綺麗な桜が見れたらブログにアップします!
そんなに綺麗じゃなかったらアップしません!
アップ自体を忘れてたらごめんなさい。


※お越しになる際は、マスクの着用をお願いいたします。
稀にマスクの紐が切れることもあるようですから、予備も忘れずに!

知床ネイチャーオフィス
柴田

にょこっ!ぐーん!!②

先日は、オフィス周りの植物の生長について書きましたが、
森の中の植物もどんどん成長しています。

夏頃だと手のひら2つ分くらい葉が大きくなるミミコウモリも
この時期だと親指くらいの大きさで可愛いです。
あっという間にぐーんと育つので、今ならではですね。

秋は黄色く色づいて綺麗なカラマツですが、春は春で
にょこっ出てきたばかりの色鮮やかな黄緑が綺麗です。

これから森全体がもっと色付き、綺麗になっていきますからね。
いっぱいの新緑も楽しみだー

知床ネイチャーオフィス
柴田

2021ねん4がつ18にちのうとろ

きょうは ひゅーひゅー かぜがつよい。
ざーざーざーざー あめもつよい。

くるまが ぬれて つやっつや。

はいすいこうは じゅぼぼぼぼ。
みずたまりは ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらん。
あめって いろんなおとがする。
あめはあめで たのしいなーーー!! 

…はれのほうがいいけど。

しれとこねいちゃーおふぃす
しばた