ぽかぽか陽気に誘われて

そろそろシマリスが起きてこないかなあ、と
休日は森の中をパトロールする日々が続いております菊田です

プラス気温が当たり前になってきて
森の中もスノーシューを使わずに歩けるようになってきたのだから
そろそろ目を覚ましてくれてもいいんじゃないかと思うのですが…

しかし日当たりのよい雪の上を見やればこの通り

お腹、冷たくないのかな

お日様を浴びてお昼寝モードのキタキツネ


雪の解けた断崖沿いではこの通り

熟睡かと思ったらジト目でこちらをみている

めいっぱい日光浴をしながら昼寝していたであろうエゾタヌキ


森を歩いても眠たそうな動物達ばかり
みんな今は眠っていたいのでしょうか…
シマリスもまだしばしお休みモードかな…

はやくシマリス発見報告がしたいものです

知床ネイチャーオフィス
菊田

みぃつけたぁ

みぃつけたシリーズ第何弾か忘れたやつ。

さぁ、おわかりいただけるだろうか…

そう

そこです。

そこにいるのです…

流氷ウォークをするキタキツネが…

時々見ますが、どこから断崖下の流氷へアクセスしているのやら…

お越しの際は様々なところを見てみてください。

知床ネイチャーオフィス
柴田

背後に注意

最近、原生林トレッキングのコースを歩いていると
頻繁にキツネに出会います

出会うというよりは、付きまとわれる…

どこかで人間に餌付けでもされたのでしょうか
明らかにこちらに興味を抱いている様子
気づいたら背後にいるのです

先日も、林内で休憩をとっていたところ
視線を感じてバッと振り返ると…

お稲荷様かな…??

ちょこんとお行儀よく座って、こちらを見つめるキタキツネが1匹

互いの視線がかち合うと
「あらら、見てるのがバレてしまったなあ」とでも言わんばかりに
のんきにテコテコ近づいてくる

あまりに物怖じしないキツネにこちらがびびる

こちらが静かにしていると、どんどん距離を詰めてきてしまうので
時折「ダッ!こっち来ないで!ダメ!」と声をかける
ただ、一瞬制止はするもののあまり効果はなく…
どうしたものか…

最終的に、心は痛みますが
足をダンっ踏み鳴らしたところ、驚いて逃げていってくれました

今はとても健康そうな艶々毛皮をしていますが
人慣れが進めば町で皮膚病をもらってくるかもしれないし
警戒心が薄れ続ければ、道路で事故に遭うかもしれない

そんなことがあってはとても悲しいので
心を鬼にして人間には近づきすぎないよう伝えてやらねば…

皆様も、森歩きの際は背後にご注意を

知床ネイチャーオフィス
菊田

子供

6月も終わりが近づき、森を歩くと動物の子供と遭遇するようになりました。

普段歩かないエリアを散策していると、視線を感じ…
そちらを見ると仔ギツネが伏せてこちらをじっと見ていました。
今時期の仔ギツネはあどけなさがあり、まだまだ可愛いです!

仔ギツネとお別れして更に散策をすると、アカゲラのヒナの鳴き声が。
声の方へ進むと、木の穴からヒョコっとヒナが顔を出していました。

あと数週間で巣立ちでしょうか。

今時期ならではの子供たち。
今度は誰と出会うかなー

知床ネイチャーオフィス
柴田

まっすぐなひとみ

藤原です

先日の早朝とある場所でキタキツネに遭遇しました

もうぼちぼち夏毛に生え変わっているようで
少しスタイリッシュな印象のあるキツネでした

立ち止まって観察していると
向うもこちらをじっと見つめてきました

野生動物ってどうしてあんなにまっすぐな眼をしているのでしょうか
とても綺麗な眼をしてますよね

しばらく観察しているとどこかへ行ってしまいました

また元気な姿が見れますように

これからキツネの子育てシーズン
今年は何頭の子ギツネに出会えるかな

知床ネイチャーオフィス
藤原

今年も

久しぶりの藤原です

先日 お出かけした日の帰り道
道路わきで可愛いあの動物に遭遇しました

子ギツネが車の前を横切る

キタキツネの子どもです

今の時期は夜になると道路わきにテコテコ姿を現します

車に気をつけるんだぞ

これからの時期 夜の動物ウォッチングでも
出会うことが出来るでしょうか

また これから冬毛から夏毛へと体毛が生え変わるので
可愛いモフモフの姿もそろそろ見納めですかね
夏のスタイリッシュな感じも好きですが・・・

とある場所で出会ったキタキツネ

北海道に訪れる際はどうか夜の運転にはお気を付けください
道路わきで子ギツネたちが遊んでるかもしれません

知床ネイチャーオフィス
藤原

みんな暑いね

お久しぶりのブログ更新となってしまいました。
真夏日×連休の混雑はなかなかハードな日々でしたね。



さて、最近の森の動物たちはすっかり夏毛姿に。

ほっそりとしたキタキツネ

多少は涼しげですが、やっぱり全身毛皮を着ているので
心なしが顔に覇気がないような…。


あまりの暑さからか、今年は湖に入るエゾシカにも何度か出会いました。

このあと湖で泳いでいました。一緒に泳ぎたかった。

林内の木陰や湖などの水場を利用しつつ
森の動物たちは暑さを凌いでいるようです。

元気にモリモリ食べて、この夏を乗り切ってほしいですね。



知床ネイチャーオフィス

菊田

お母さんは大変

皆さん前回のブログ記事はもうお読みいただいたでしょうか?

可愛いですね、仔鹿ちゃん…
まさにバンビそのもの
私は今年まだ出会えておらず、大変悔しい思いをしております

しかし先日、エゾシカではありませんが
私にも可愛い生き物との出会いがありました



木の陰からのぞく毛玉…

ではなく、仔キツネ!!!!!

仔キツネのお尻


寒暖差が激しすぎた5月
生まれたての赤ちゃんには厳しすぎる気候かと心配していましたが
無事に成長し、外遊びを始めたようです

ころりんころりん
ふたつのもふもふを観察していると
お母さまがやってこられました

蹴るわ噛むわでやんちゃなこどもたち

こどもたちのタックルを受け止めつつお乳を与え
食事のあとは、毛繕い…

といきたいところですが
お腹を満たしたこどもたちは遊びたくて仕方がない様子

一秒たりとも止まりません

毛繕いしようとする母に対し
パンチにキック、嚙みつき毛を毟りやりたい放題…

お母さまの雷が落ちないか、ハラハラしていましたが
慣れっこなのでしょう
特に気にする様子もなくお世話を続けていました

柴犬の赤ちゃんではありません

しかし、こうしてみると本当に赤ちゃん柴犬のよう

みなさん、間違えて連れ帰ってはいけませんよ

知床ネイチャーオフィス

菊田