あのヒレは…?

これ、なーんだ?

サメ? イルカ? シャチ? アザラシ? 

いいえ、トドです。

このトド、実はウトロではあまり見かけません。
十年以上ウトロに住んでるけど、初めて見た!って人もいるくらい…
実は見れたらラッキーなのです!!

でも、所変わって知床半島反対側の羅臼だったら意外と見る。

知床といってもウトロと羅臼で生き物や景色は結構違います。
今回は3頭のグループでしたが、30頭くらいのグループ見たいな…

知床お越しの際は、是非ウトロも羅臼も観光してみてください。
あっちではよく見るけど、こっちだとあまり見ないとか
ウトロと羅臼の様々な違いに気づくかもしれませんよ。

知床ネイチャーオフィス
柴田

みぃつけたー

「みぃつけたシリーズ」大好評(自称)につき、第三弾。
先日、林内で木と同化している生き物をみつけました。

今回は前回よりも簡単。

ただ、同化しているので少しわかりづらいかも…

そうです。あの、こんもりとした所です。

見事な同化!!

はい。正解は、こちら!!!

木の幹につかまっているエゾモモンガ。
色合い的に素晴らしく同化しています。
いつ頃まで見やすいかなー??

知床ネイチャーオフィス
柴田

みぃ~つけた!

今日はフレペの滝をご案内してきました。
フレペの展望地から、ある生き物をみつけることができました。

さあ、この景色をよぉ~く見ると…お気付きだろうか。

そう。まさかのあんな場所に…

あの生き物がいるなんて…

まぁ、ブログのカテゴリーや写真名でネタバレなんですけどね。

そして、ブログ用サイズにするとめっちゃ小さいね。

難易度高し!!見つけれたらすごいです。私は無理です。はい。

正解はこちら!!

最初の写真の左側にある崖の先に、エゾシカが。
雪も少なく、枯草が食べやすいんでしょうね。
でも、場所的に恐ろしい…
今は立ち入り禁止エリアだけど、昔はあそこまで人が行けたとか…
おぉ、怖っ。

知床ネイチャーオフィス
柴田

野生の美しさ

先日のお休みの日にひとり冬の動物ウォッチングをしてきました
藤原です

久しぶりのお休みだったので
街までお買い物ついでに動物探し

オオワシをじっくり観察したくて
海沿いを車で走りました

本州では飛来数が少なく越冬地も限定的なため
なかなかお目にかかることが出来ないオオワシ

道東では電柱の上に留まっていることもしばしば
天然記念物を道路わきで観察することが出来ます

置物のように電柱に留まるオオワシ

羽を広げると2mを超える大きさ 迫力満点です

白と黒のコントラストが美しいです

野生の動物ってどうしてこんなに美しいんでしょうか
惚れ惚れしてしまいます

運が良ければオオワシとオジロワシのツーショットも

オオワシは冬に日本へ飛来し
春になると北へと帰ってしまいます

最近暖かくなってきましたね
春が近づく嬉しさもありますが
冬の動物を観察できる時間が残り僅かという
寂しさも入り混じった複雑な気持ちです

冬の動物ウォッチングツアーの開催期間は
3月末までとなっております

美しい冬の野生動物を観察したい方
ご予約お待ちしております

知床ネイチャーオフィス
藤原

もうひと踏ん張り

今年は知床五湖でたくさん姿を見せてくれているエゾシカ

シーズン初めは雪から出ている笹を食べている姿が目立ちましたが
それが少なくなると雪をほりほり…
埋もれた笹などを掘り返して食べだすように

そして最近は、掘り返せるものも少なくなってきたのか
木の皮を齧るシカが多くなってきたように感じます

前歯は下にしか生えていないので、齧りづらそう…

苦労しながらも、少しずつはがして食べています

心なしか、満足げな顔



そして今日は、キハダの皮を剥がすシカに出会いました

名前の通り、鮮やかな「黄色い肌」

生薬としてのキハダは苦みが強いと聞きますが
シカは平気なんでしょうか…?
生の樹皮は爽やかな柑橘風味だったりするのだろうか…?

気になりつつも、食事の邪魔はできないので
嗅ぎに行くことはできませんでした

3月に入り、一気に暖かい日が増えてきたウトロ
春はもうすぐそこなのでしょうか

芽吹きの季節まできっとあと少し
もうひと踏ん張り元気に過ごしてほしいですね

知床ネイチャーオフィス
菊田


みぃ~つけたぁっ!!

この写真のどこかにある生き物が…

拡大しないで発見できたら、すごーい。

ヒントは枝にとまっている。

そう。あの生き物です。

はい。正解はこちら。

かわいいかわいい、エゾモモンガ。
クリクリの黒いお目目が目立ちますね。

最初の写真でも、黒い目が目立っていますね!!

さぁ、森で色んな生き物を探してみましょう。

知床ネイチャーオフィス
柴田

珍しく…

最近の冬の知床五湖ツアーは天候に恵まれず
雪降りしきる真っ白な景色となることが度々…

山の景色が見られない私たちを励ましに来てくれているのでしょうか…

最近、知床五湖の散策はエゾシカに出会うことが多いようです

例年はあまり生き物に出会うことがない冬の知床五湖
エゾシカも例外ではなかったのですが
今年はどうも、よく一湖付近にいる模様

この日は私も散策終盤に
何匹かのエゾシカに出会うことができました

ぬいぐるみのようなまん丸フェイス

可愛らしい親子鹿
今年生まれの小鹿ちゃん、しっかりと厳しい冬に耐えていますね

冬のエゾシカも可愛いな~と眺めていると

めり込んでいる…?

足元が完全に雪に埋もれた状態でリラックスしているオス鹿が

寒くはないのでしょうか…
ちょっと心配になりつつも
その立派な角に見とれてしまいました

この辺りでは街中でも見かけることが出来るエゾシカ
あまり珍しい生き物ではないかもしれませんが
散策中の森の中で出会うと、不思議と神聖な存在に感じます

みなさんもぜひ、森の中での動物との出会いを求めて
ツアーに参加をしてみてはいかがでしょうか?

コース、時間によって出会える可能性の高い生き物が変わってまいります

こんな生き物に出会いたい!!!
そんなご要望のある方は
ぜひ弊社にお問い合わせください

近況を踏まえ、おすすめのツアーをご案内いたします

皆様からのお問い合わせをお待ちしております

知床ネイチャーオフィス
菊田

青のり生成マシーン

昨日紹介されていた、会いたいけれども中々出会えなかった、
「青のり生成マシーン」こと「エゾモモンガ」さん。

今回は、なんと!かわいいその姿を捉えることができました!
そのお姿が・・・こちら!

何度見てもかわいいやつ。

トドマツの枝にちょこんと乗っかり、黙々とトドマツの葉を食べていました。

今回は運良くかなり近い距離で見ることができましたので、
彼(彼女?)の手元の様子もドアップでご紹介。

元の細長い葉と、さらに細くなった食べかすの葉がおわかりいただけるでしょうか?

生成されて落ちていく青のりと、口元にもたくさんついた青のりのかけらたち。

手で掴んだ葉を、口元で横方向にスライドすると・・・
あら不思議!青のりのできあがり!

・・・という感じで、本当に機械のようにどんどん青のり(トドマツの葉の食べかす)を生成していきます。

足元の枝の上にもたくさん積もっている・・・

そんなかわいいお姿、ぜひ皆様にご覧いただきたい所なのです・・・が!
やはりそこは野生動物、しかも小動物・・・。
100%の出会いはお約束できません。
比較的出会いやすいのは原生林スノーシュートレッキング
またはタイミングによってはフレペの滝スノーシューハイキングでも出会えるかも?

エゾモモンガに会いたい!という方は、ぜひぜひ運気をためてお越しください。
動物運に自身のある方、お待ちしております!
(モモンガに出会えると、スタッフたちも喜びます。)

知床ネイチャーオフィス
井上

絶対にいる・・・

本日のご案内は原生林スノーシュートレッキング

冬の原生林ツアーといえば
断崖からの景色も、もちろん素晴らしいのですが
やっぱり動物探し!

真っ白な積雪は
動物達が動き回った足跡や
食事をした痕跡をあちこちに残してくれます

雪に埋もれながら歩くエゾシカの足跡
一直線に続くキタツネの足跡
木々の間を跳ね回るエゾリスの足跡

可愛らしい痕跡に満ち溢れる森は、夏とはまた違う魅力でいっぱいです

そんな中、本日見つけた痕跡はこちら!

私は青のりと呼んでいます

これはある生き物の食痕です。
森の中に散らばる青のりもどきを見つけたら
拾って観察をしてみましょう

よく見るとギザギザと齧られた跡が残っています

昨日の午後にはなかった痕跡
もしかしたらまだ近くにいるかも!!

周りをきょろきょろ見回すと、次に目に入ってきたのはこちら

お分かりいただけるだろうか・・・

トドマツに降り積もった雪の上に見える小さな“ブツ”

これは食痕の主が、おトイレをした痕跡です…

さて、皆様はこれらが何の動物の痕跡か分かりましたか?


正解は、「エゾモモンガ」です!
モモンガは夜行性の生き物ですが
冬は昼間に出会える可能性が高まります

本日のご案内中は出会えませんでしたが
絶対に近くにいたはず…

次回こそは、きっと見つけるぞ!!!
モモンガ捜索、参加者絶賛募集中です

ツアーへのご参加、心よりお待ちしております

知床ネイチャーオフィス

菊田

珍客

先日お休みの日に ちょっと珍しい動物に会いました

クマタカってご存知ですか
アイヌ語で「ユケチカブ(獣肉を食らう鳥)」と呼ぶそうです

その名の通り 死んでしまったエゾシカの肉を食べていました

エゾシカの死肉を食らうクマタカ

死んでしまったエゾシカが可哀想と思う方もいるかもしれませんが
冬の肉食動物たちの糧となります

上空に目を向けるとおこぼれを狙うワシ達の姿も

上空から様子をうかがう若いオジロワシ

3時間ほど観察を続けていましたが
寒さで途中引き上げました・・・

冬を生き抜く動物たちの逞しさを
身をもって実感することができました

弊社の冬の動物ウォッチングツアーでは主に
冬に知床にやってくる大型猛禽類を観察します
運が良ければ思いがけない出会いがあるかもしれませんね

私たちと冬の動物を探しに行きませんか

そうそう そういえば先日の投稿「あと少し?」にて柴田先輩が
菊田家の前に雪だるまをこしらえた犯人は藤原だと書いておりましたが
みなさん騙されてはいけません 本当の黒幕は柴田先輩です
私が胴体を作らされ柴田先輩が頭部を作りました
先輩の命令は絶対ですからね・・・不可抗力というやつです
例えるならば柴田先輩がクマタカで藤原がエゾシカ
藤原が妖怪なら柴田先輩は大魔王

今後も柴田と藤原の攻防にお付き合いいただけたら幸いです(笑)

知床ネイチャーオフィス
藤原