黄色い足

川の真ん中にある岩の上に黄色い足の鳥がいました。

春に東南アジア以南からやってくるキアシシギ。

サケの稚魚を狙っているのでしょう。
川面をジッと見つめていたように見えました。

鳥の種類によって足の色が違って面白いです。
足の色が名前の由来になっている鳥はそこそこいます。
是非、鳥を観察するときは足の色にも注目してみてください。

知床ネイチャーオフィス
柴田

ぽかぽか陽気に誘われて

そろそろシマリスが起きてこないかなあ、と
休日は森の中をパトロールする日々が続いております菊田です

プラス気温が当たり前になってきて
森の中もスノーシューを使わずに歩けるようになってきたのだから
そろそろ目を覚ましてくれてもいいんじゃないかと思うのですが…

しかし日当たりのよい雪の上を見やればこの通り

お腹、冷たくないのかな

お日様を浴びてお昼寝モードのキタキツネ


雪の解けた断崖沿いではこの通り

熟睡かと思ったらジト目でこちらをみている

めいっぱい日光浴をしながら昼寝していたであろうエゾタヌキ


森を歩いても眠たそうな動物達ばかり
みんな今は眠っていたいのでしょうか…
シマリスもまだしばしお休みモードかな…

はやくシマリス発見報告がしたいものです

知床ネイチャーオフィス
菊田

久々の光景

今年は部分的に皮が無くなっている木をよく見ます。

ここ数年は雪が少なく雪融けが進み、草が露出している所が多かったですが、
ウトロの積雪深は現在64cm程。
まだ下草が露出していない所も多いのでしょう。
皮の無い木は、エゾシカが樹皮を食べて冬を越そうとしてのモノでした。
丸裸の木々が多い、久々の光景でした。
23日から気温は上がってくる予報なので、雪融けも進み草が露出してくるでしょう。
厳しい冬の終わりまでもう少しの辛抱です。

知床ネイチャーオフィス
柴田

みぃつけたぁ

みぃつけたシリーズ第何弾か忘れたやつ。

さぁ、おわかりいただけるだろうか…

そう

そこです。

そこにいるのです…

流氷ウォークをするキタキツネが…

時々見ますが、どこから断崖下の流氷へアクセスしているのやら…

お越しの際は様々なところを見てみてください。

知床ネイチャーオフィス
柴田

タヌキ好きのあなたへ

やすみの日にわたくし藤原

ぶ~んと車を走らせていると

たぬきが!! 可愛い!!

にやにやが止まりません 可愛すぎる

さいきんの疲れも吹き飛びました

ん~~~可愛い

ファミリーでしょうか

みてるだけで癒やされますね

リスやネズミとは違う可愛さ

一日中見ていたいくらい

へいわな休日でした

頭だけ見えているエゾタヌキ

知床ネイチャーオフィス
藤原

動物祭り

今日は「啓藤」。弊社藤原が活発になる時期ですが、
森では藤原と出会うことなく、野生動物祭りでした。

崖の斜面ではクマゲラが石や木と同化していました。
パッと見カラスですが、クマゲラの♂です。

流氷をバックにエゾシカの写真を撮ることができるのは知床ならではでしょう。

今日も先日と同じ場所、同じ時間にモモンガを見つけました。
先日と同じ個体だと思いますが、先日とはいつのことやら…
いつだかわからず、特徴も覚えておらず同じ個体かわかりません。

他にもキタキツネやオジロワシも見ることができました。
真面目にブログをオマージュしたりと、日頃の行いって重要ですね。

知床ネイチャーオフィス
柴田

みぃつけた

流氷が離れ始めたウトロ。
まぁ、また戻ってくるでしょう。

さて、久々の「みぃつけた」シリーズ!

この写真のどこかに「あの生き物」がいます。

 

さぁ、どこでしょう…

 

おわかり頂けただろうか…

 

ヒントはシラカンバ

 

では、答えはこちら

上手いことシラカンバと同化している「エゾフクロウ」でした。

森の中はどこに何が居るかわかりません。
周りをよく見てみましょう!!

知床ネイチャーオフィス
柴田

いっぱい

昨日のブログでは、流氷ウォーカーがいっぱいでしたが…

今日は「原生林スノーシュートレッキング」コースでいっぱい

昨日の強風で雪が飛び、草が露出した所はエゾシカだらけでした。

この場所だけでも20頭程いました。

次はどんな「いっぱい」に出会うでしょうね。

知床ネイチャーオフィス
柴田

冬のアイドル

藤原です

一日コースを除く冬シーズンのツアーが始まり
忙しくなる時期を目前にわくわくしている今日この頃

本日1月21日 やっとウトロ地区でも今シーズン流氷初確認となりました
詳しくは流氷最新情報をご確認ください

そして冬シーズンといえばガイドもお客様もみんな
”あの動物”に会いたいという方が多いはず

そう
モモンガですよね

※写真は一昨年の冬シーズンに撮影したもの

最近森の中を歩いていると糞や食痕などの痕跡をたまに見かけます
彼らが動き出している証拠ですね
基本的には夜行性の彼らモモンガですが
繁殖期の頃となる冬は日中にも活発に姿を見せてくれることがあります

年によっては決まった時間にお気に入りのスポットに出てきてくれる
そんな個体もいるようですが 今年はまだまだ行動が読めないですね

ちなみに藤原は先日 モモンガに会うことができました
この冬シーズン私の中では初確認でしたが
なんだかいつも見ているモモンガと様子が少し違っていたんです

藤原が先日出会ったモモンガ

この個体なんですが体の色は茶色が目立ちます
そしてモモンガといえば下の写真のように

雪の上に散ったモモンガの食痕

雪の上に葉や冬芽の食べカスをぼろぼろ落とすのですが
この子はトドマツの葉を綺麗にこぼさず完食
いなくなってしまった後に雪の上を確認しましたが
この子が残したと思われえる食痕はトドマツの細い枝のみ
ん~これは今後見つけるのが大変そうです

色黒で食べ物を残さず食べる まるで私藤原のようなモモンガ
もちろん可愛さはこの子の圧倒的勝利ですが・・・

何となく親近感を抱きながら観察してしまいました
この冬はこの子から目が離せませんね
また会えるでしょうか

同じ動物でも個体によってそれぞれの個性があり
観察していると面白いですね

みなさんもツアーで動物に出会った際は
「この動物は○○に似てるなぁ」
「○○みたいな食べ方するなぁ」
などなど そんなことを考えながら観察してみるのも
面白いかもしれないですね

知床ネイチャーオフィス
藤原