耳をすませば

先日の知床五湖の散策中
三湖のほとりで足元から小さなカサカサ音が…

トカゲ?カナヘビ?なんだろう?
しゃがんでよーく探してみると、いました

枯葉の陰に隠れるエゾヤチネズミ

小さな小さな体が枯葉の陰から見え隠れ

エゾヤチネズミです!

苦手な方もいるかと思いますが
ハムスターのようで大変愛らしいです

この子は特に体が小さかったので、仔ネズミでしょうか
我々に気付いているのかいないのか、ずいぶんと近寄ってきました
警戒心をどこに置いてきたのでしょう…

動き回ってはあたりの葉をかじっていく様子を
しばらくしゃがんで観察する穏やかな時間が流れる午後の散策でした

葉を齧るエゾヤチネズミ。この後葉っぱには可愛い歯型が残りました


ときおり足を止めて
周りの音に耳を澄ませれば
皆さんも小さな生き物に出会えるかもしれませんね

今年の知床五湖一周ツアーで五湖全周を巡れるのは10月3日までです

それまでにまた会えるといいなあ

知床ネイチャーオフィス
菊田

待ってました⑤

待ってましたシリーズ、まだ続きます。

ペレケ川や遠音別川でカラフトマスの遡上が観察しやすくなりましたね。

川の流れが比較的緩やかで、深さのあるところでは
群れとなって泳ぐ姿が観察できます。

水中はこんな感じになっています。

9月の終わりころにはシロザケも遡上してきます。

これからもまだまだ楽しみが続きますね。

カラフトマスの遡上を楽しみにしていたのは、私たちだけではありません。

最近は河口付近の上空や近くの木の上、沿岸部の岩の上に
オジロワシの姿を見かけるようになりました。

木の上にこんな感じで佇んでます。かっこいいですよね。

魚を主食とする彼らにとっても、カラフトマスの遡上は
嬉しいニュースでしょうね。

川へサケやマスを観察しに行く際には、ぜひ空も眺めてみてください。

大きなオジロワシが優雅に空を舞う姿も見ものです。

知床ネイチャーオフィス
藤原

待ってました④

待ってましたシリーズが続いているので、続いてみましょう…

今日は既に菊田が「待ってました③-2」を投稿していますが、
待っていた生き物が観察しやすくなりましたので、お伝えします。

肝心の待っていた生き物ですが、ずばり!
ウトロの街中にあるペレケ川にカラフトマスがやってきました!!

何日も前から来てはいたのですが、数も増えて観察しやすくなりました。

さっと見ただけですが、少なくとも100匹以上は遡上しているようです。

何年か前にあった「川がカラフトマスで真っ黒」とまではいきませんが、
それなりに見やすいので、お越しの際はペレケ川も覗いてみてください。

また、斜里本町からウトロまでの道中にある「遠音別(オンネベツ)川」も
カラフトマスが遡上しています。そろそろシロザケも混じっているかも…
この時期ならではの光景ですので、是非遡上しているサケ達をご覧ください。

知床ネイチャーオフィス
柴田

足元に気を付けて

ツアー中、道路脇を歩いていると

道路脇の土にトノサマバッタがいました。
産卵中で、人がすぐそばを通過しても動きません。
きっと産卵に集中しているんでしょうね。

足元にも色々な生き物がいますので、踏まないように気を付けて
よ~く観察してみてください。何かを発見できるかもしれませんよ。

知床ネイチャーオフィス
柴田


みんな暑いね

お久しぶりのブログ更新となってしまいました。
真夏日×連休の混雑はなかなかハードな日々でしたね。



さて、最近の森の動物たちはすっかり夏毛姿に。

ほっそりとしたキタキツネ

多少は涼しげですが、やっぱり全身毛皮を着ているので
心なしが顔に覇気がないような…。


あまりの暑さからか、今年は湖に入るエゾシカにも何度か出会いました。

このあと湖で泳いでいました。一緒に泳ぎたかった。

林内の木陰や湖などの水場を利用しつつ
森の動物たちは暑さを凌いでいるようです。

元気にモリモリ食べて、この夏を乗り切ってほしいですね。



知床ネイチャーオフィス

菊田

森の宝石

一か月以上雨が降っていないウトロ。
数日の最高気温が約30℃のウトロ。

     …暑い

森に入ると水不足なのか
    暑いからなのか
下草がシナシナ…
 苔はパサパサ…

なかなかに厳しい環境ですが「森の宝石」は今年も飛んでいます。

綺麗な色合いのミドリシジミの仲間。
この美しい色合いから「森の宝石」とも呼ばれています。
また、このように綺麗な色合いで光るのはオスのみです。

知床は何種類もミドリシジミの仲間がいますので、
散策の際はこの時期ならではの宝石を探してみてください。

知床ネイチャーオフィス
柴田

森の狩人

今年はエゾリス、シマリスに比較的よく会える気がします。
ただただかわいいので、私たちは出会えてハッピーじっくり観察できるとなおハッピーです。
が、リスたちが多いと違った意味で喜んでいるヤツらもいるのです。

樹上から辺りを見渡す・・・

エゾフクロウでした。

リスやネズミなどを捕まえて食べる森の狩人です。
ただ彼らの主な活動時間帯は夜。
こうして日中の森の中で出会えるのは中々レアです。
またこんなチャンスがあるといいな、と思うのですが、日中じーーっと動かずにお休み中だとまぁほぼ見つけられる気がしません。

実はこの時の出会いも、たまたまカラスにいじめられて?追われて飛んできてくれたので見つけることができました。
少しかわいそうにも思いますが、心の中でカラスに感謝。

しばらく観察させてくれた後は、音もなく森の奥に飛んでいきました。

知床ネイチャーオフィス
井上

夏バテ知らず

散策に出れば、汗が肌を伝う日も増えてきた今日この頃

ご飯を食べるのが億劫になってきた人間もおりますが
森の動物たちは元気に過ごしているようです

こちらはある暑い夏日に出会ったエゾリス

体毛が夏毛らしくなり始めたエゾリス

もふもふだった尻尾の毛量が落ち着き
耳毛もひょろひょろになってきています
もうじき完全な夏毛に生え変わるでしょうか?

木の上に来て、何をしているのかと思えば…


よっこいせ、


キノコを食べておりました
ヒラタケか何かでしょうか?
後日見に行った時は、跡形もなくなっていました

私も彼らを見習って
しっかりご飯を食べて夏に備えなければ…

皆様も、暑さに負けず
健康的な食生活を送りましょうね



知床ネイチャーオフィス

菊田

お母さんは大変

皆さん前回のブログ記事はもうお読みいただいたでしょうか?

可愛いですね、仔鹿ちゃん…
まさにバンビそのもの
私は今年まだ出会えておらず、大変悔しい思いをしております

しかし先日、エゾシカではありませんが
私にも可愛い生き物との出会いがありました



木の陰からのぞく毛玉…

ではなく、仔キツネ!!!!!

仔キツネのお尻


寒暖差が激しすぎた5月
生まれたての赤ちゃんには厳しすぎる気候かと心配していましたが
無事に成長し、外遊びを始めたようです

ころりんころりん
ふたつのもふもふを観察していると
お母さまがやってこられました

蹴るわ噛むわでやんちゃなこどもたち

こどもたちのタックルを受け止めつつお乳を与え
食事のあとは、毛繕い…

といきたいところですが
お腹を満たしたこどもたちは遊びたくて仕方がない様子

一秒たりとも止まりません

毛繕いしようとする母に対し
パンチにキック、嚙みつき毛を毟りやりたい放題…

お母さまの雷が落ちないか、ハラハラしていましたが
慣れっこなのでしょう
特に気にする様子もなくお世話を続けていました

柴犬の赤ちゃんではありません

しかし、こうしてみると本当に赤ちゃん柴犬のよう

みなさん、間違えて連れ帰ってはいけませんよ

知床ネイチャーオフィス

菊田

タイトル何にしようかなー…②

今日のウトロは風が強く、知床五湖は臨時閉園となりました。
そんな風の強い日、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。

本日は知床五湖が臨時閉園になる前の午前中に知床五湖のツアーを対応しました。

現地知床五湖での哺乳類との遭遇はなかったのですが、
知床五湖へ向かう途中にエゾシカとの出会いが…

写真中央に…

可愛いですね。
わかりにくい方は、下の写真をご確認ください。

最初の写真の中央部をトリミングしました

今年生まれの子鹿とお母さん鹿。

6月はエゾシカの出産シーズン。
今後は子鹿と顔を合わせる機会も増えるでしょう。

知床ネイチャーオフィス
柴田