
段々と秋らしい色合いに変わってきたウトロ。
ユキムシも飛び始めました。

知床五湖の高架木道付近は地面が黄色く色づいてきました。
北海道中心部の山はうっすら雪化粧した所もありますし、
知床連山が白くなるのももう少しでしょうか。
今年はいつ雪化粧するでしょうね。
スタッフが知床の日々の様子をお伝えします。

段々と秋らしい色合いに変わってきたウトロ。
ユキムシも飛び始めました。

知床五湖の高架木道付近は地面が黄色く色づいてきました。
北海道中心部の山はうっすら雪化粧した所もありますし、
知床連山が白くなるのももう少しでしょうか。
今年はいつ雪化粧するでしょうね。

お分かりいただけるだろうか…
力尽きた1体の近くを泳ぐ10匹以上のシロザケ。
オンネベツ川ではシロザケの遡上がみられるようになってきました。

そして、ウトロ漁港ではサケの陸揚げが行われています。
シロザケは大きくしっかりとしたモノが多い印象。

サケに混ざって他の魚種も…

青箱には黄金色に輝く大きな魚シイラが目に付きます。
暖かいエリアの魚ですが、他にもブリ等の南方系の魚も揚がっていました。
今年はどのくらい遡上してくれるでしょうかね。
知床ネイチャーオフィス
柴田
藤原です
先日お休みの日にある魚と遊ぶために
とある川まで行って来ました
その魚の名前は
オショロコマ(別名:カラフトイワナ)
知床の川であればどの川にでもと言っていいくらい
一般的に見られる魚ですが
特にたくさんいる秘密の場所へ行って来ました
水中カメラで川底を覗いてみると
水が透き通ってとても綺麗です

よく見てみると魚影がたくさん

オレンジ色の鰭が美しいですね


オショロコマは冷たい水域を好む魚であるため
水温が20℃を超えるような河川では多くは見られません
知床半島の河川は多くが周りを森に囲まれているため
直射日光による河川水温の上昇が防がれます
また川の周りが森に囲まれることで
餌となる昆虫も多いという点でも
知床の川はオショロコマにとって良い環境と言えるでしょう
地域によっては幻の魚なんて言われておりますが
知床にはこのオショロコマがたくさんいます
いつまでもこの美しい魚がたくさん見れると良いな
と思いながら水中を夢中でのぞき込んでいましたが
この日の水温は体感的に10℃以下・・・
手をほんの10秒ほど水に入れただけでも
痛くてたまりませんでした
ウェダースーツを着用して川に半身2時間以上浸かっていましたが
川から上がると震えが止まりませんでした
オショロコマの生息環境恐るべし・・・
彼らの住みよい環境を身をもって体感しました(笑)
怖ろしいほど冷たい川でしたが
川に差し込む太陽光線や川底の世界
オショロコマの姿があまりにも美しくて
憑りつかれたように魅入っていました
また遊びに行こう
次はサケでも撮影に行こうかな
藤原です
最近は秋の訪れを感じるようになった知床

散策路を歩いているといろんなキノコを見かけたり(写真はマイタケ)

海岸沿いの草原地帯はススキの穂が綺麗になってきたり

川にはサケが遡上してきたり
(写真は去年のものですが今年も遡上が始まってます)

あと半月もすればこの景色も紅葉しはじめるでしょうか
楽しみですね
藤原久しぶりのブログ更新となりました
最近更新頻度が少なくて申し訳ございません・・・
ネットリテラシー皆無のスタッフ柴田にも
あることないこと書かれて非常に癪なので
柴田に負けないように私も更新頑張ります

今朝、オフィスの入口付近には今年も話題の「クスサン」が!
北海道内で今年も大量発生だとか?
まぁ、大量にいたらちょっと嫌ですが、単体なら可愛いものです。
< 以下、虫嫌いの方は要注意 >

可愛らしいおめめ。

ムチムチ、モフモフのボディ。

羽の鱗粉は拡大すると正に「鱗」のよう。
手のひらサイズの大きな蛾ですが、拡大してみるのも面白いですね。
先日とある川にてサクラマスの遡上を観察してきました
サクラマスは6月~8月にかけて川を遡上するサケの仲間で
実はヤマメが川で生まれ海へ下るとサクラマスになります
大きさは約30~40㎝程ですが大きなものは70㎝程まで成長します
知床半島付近では清里町にあるさくらの滝が
サクラマスを観察するには良いスポットです

さくらの滝でジャンプするサクラマス
このサクラマス
一説には桜の開花時期に漁獲されることから
その名がついたという説や
産卵期の婚姻色による身体の色が名前の由来になっている
という説があります

たまにこんな綺麗な色のサクラマスも見かけます
流れの激しい水流や滝をのぼる姿は見ていて飽きないですね
サクラマスを見に来てるのは我々人間だけではないようです
たまに開けた見晴らしの良い川辺には
オジロワシが来ていることもあります

サケの仲間が産卵を迎える川辺では
いろんな生き物たちが観察できます
そろそろウトロ近辺の川にも
カラフトマスが遡上してくる時期でしょうか
近年の猛暑の影響や海水温の上昇のせいか
遡上数は少なくなってきているようですが
今年はどれだけ川にのぼってきてくれるか
様子を見てみようと思います
今年はコエゾゼミの声をほぼ聞きません。
森を歩いても静かなもの…
例年よく聞くコエゾゼミの声はどこへやら。
いつもはコエゾゼミの声にかき消されていたのか、
普段はあまり聞こえないセミの声はよく聞きます。

「チッチッチッチッチッチッチッチ」という鳴き声。
声のヌシは『エゾチッチゼミ』という小ぶりなセミ。
日本だと北海道にしかいないセミ。(道南にはいないらしい)
もしかしたら他にも例年だとあまり聞くことのない声が聞こえるかも?
散策の際は色々な音も聞いてみてください。
しかし、コエゾゼミは何故少ないのでしょう。
あまりの暑さに地中で蒸し焼き?それとも多くの生き物に食べられた?
まぁ、いろいろな影響があるのでしょう。
来年はにぎやかになるかなー??
2025年7月12日放送済『まるどりっUP』
弊社、佐々木がゲストをご案内いたしました。
こちらの放送をYouTubeにてご覧いただくことができます!
https://youtu.be/HXlE9MGNtrM?si=0CWPBD6nYiGXlJmQ
道東の魅力たっぷりの内容となっておりますのでどうぞご覧ください!
【番組情報】
『まるどりっ!UP』
UX新潟テレビ21

先日、まさかの場所で産卵しているミカドフキバッタがいました。
ここは知床五湖の高架木道。
木道と木道の隙間にある土にお尻を刺している…

まさかのこんな場所で産卵。

卵は踏まれはしないだろうけど、お母さんが踏まれそう。
高架木道を歩く際はお気をつけください。