快晴の知床五湖

本日のウトロは曇りですが、数日前はお天気の良い日が3日ほど続いていました。
知床五湖を散策中も景色はばっちり。

2月27日に撮影

これだけきれいな知床連山は久しぶりに見た気がします。
今シーズンの冬の知床五湖ツアーも残り1カ月を切りましたが、あと何回
きれいな景色が見られるでしょうか?

知床ネイチャーオフィス
角屋

エゾユキウサギの・・・

 数日前から知床五湖内ではエゾユキウサギの足跡が確認されています。今日、私も自分の目でようやく見ることができました。そして、足跡を辿ってみていると、なんとそこには、「うんこ」が落っこちていました。ウサギの糞は、形が丸いのが特徴です。知床で暮らして15年になりますが、国立公園内の標高の低い場所でウサギ糞を見たのはこれが初めてのような気がします。いいものを見たなぁ・・・。

エゾユキウサギの糞

知床ネイチャーオフィス
藤川

春らしくなった?

 ここ数日、林内ではエゾリスの足跡を多く見かけるようになりました。日中の気温が高めになってきていて、活発に活動しているようです。運がいいと遭遇することもあります。今回は、トドマツの上で枝先についている花芽を食べているようでした。貯食を掘り起こした痕跡などもよくみかけるので、散策の際は探してみてください。

知床ネイチャーオフィス
藤川

流氷原

 ようやく流氷が知床半島に接岸しました。見渡す限りの流氷原が広がります。「原生林スノーシュートレッキング」では、水平線まで埋まった流氷のオホーツク海と海岸断崖の迫力ある景色が楽しめます。今日は、運良く、クマゲラにも遭遇できました。次はどんな野生動物に出会えるでしょうか?

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藤川

氷泥ただよう

 流氷はまだやってきていないものの、朝の気温が-10℃を下回り始めました。それに伴って、海が凍り始めシャーベット状になっている場所がありました。シャーベット状の状態を「氷泥(ひょうでい)」と呼びます。私は、この「氷泥」の漂う波打ち際の景色が好きで、耳を澄ませると波の音が「シャラシャラ」と氷の擦れる音がします。シャーベット状の海、なんだか不思議な景色ですよね。

氷泥漂う海 オシンコシンの滝駐車帯から

知床ネイチャーオフィス
藤川

雪がない

 今朝、ニュースで記録的な雪不足が話題として取り上げられていました。北海道各地でもイベントが縮小されたり、中止したりしているようです。知床も例外ではなく、かなり雪が少ない状況です。ウトロのアメダスで見ても積雪深は20cm程度と例年の四分の一くらいでしょうか?フレペの滝の遊歩道を歩いてみると景色は白くなっていますが、雪に埋もれているはずの枯れた草本が目立っていました。もう少し、降ってくれないかなぁ・・・。

フレペの滝遊歩道より

知床ネイチャーオフィス
藤川

またあった足跡

 フレペの滝の遊歩道を歩いていたら、ヒグマの足跡を見つけました。つい先日も別の場所で足跡を見つけましたが、まだまだ活動中のようです。足跡を辿っていったら、遊歩道に設置されている小さな看板が壊されて道の上に落ちていました。看板にはヒグマの歯の痕がしっかりと残っていましたよ。

遊歩道に残された足跡と看板の一部

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藤川

雪風びゅーびゅー

昨夜から強い風が吹く、ウトロ。
天気予報の☀マークを信じて外に出ると吹雪。
外の音からそんな気はしていたけどねー

さすが天気予報。
天気予報は…まぁ…ね?
そんな感じで、いつも通りのウトロです…?

吹雪いたは吹雪いたけど、あんまり雪は積もらなかったな。
今年はどれくらい降るんだろうか。

知床ネイチャーオフィス
柴田

雪はすくないけれど

フレペの滝草原から知床連山

 まだまだ雪が少ないウトロです。フレペの滝遊歩道を歩いてきました。ササや枯草の上に、わずかに雪がのっている程度で真っ白な雪原になるには時間がかかりそうな気配です。しかし、フレペの滝はというと、北風が吹いていた影響で早くも氷柱となっていました。細かなエビの尻尾もたくさんできあがってきていてとても美しい氷瀑となっています。

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まだ活動中

道路わきに残されたヒグマの足跡

 だいぶ寒くなって、日中でも氷点下なウトロです。外に出てもなかなか生き物の姿を見る機会がありません。しかし、足跡だけは残されていました。まだ寝ていないようです。12月にもなったことだし、そろそろ冬眠でしょうか?

知床ネイチャーオフィス
藤川