初雪を求めて

藤原です

9月の22日に私は羅臼岳へ登ってきました

登山前日の羅臼湖トレッキング中みぞれにが降ってきたので
羅臼岳の山頂付近ならもしや雪が見れるのではと
山頂まで行ってまいりました

標高が上がるにつれて山の斜面も色づき始めていました

この日の登り始めの地点の気温は10℃ほどでしたが
山頂付近には氷柱ができあがっていました

山頂に到着時には雲の切れ間から周りの景色が見えました
久しぶりの登山はなかなかに大変でしたが
山頂に立つとそこでしか見れない景色を見ながら
達成感に浸ることが出来ました

山頂では足元に目をやると前日に降った雪の解け残りでしょうか
雪の塊がところどころにありました

標高の低いところからは
山頂付近に冠雪している様子はまだ見えませんが
そろそろその時期も近いのかもしれませんね

知床ネイチャーオフィス
藤原

雪はいつ?

先日、大雪山系黒岳で初冠雪が確認されましたね。

もしかしたら羅臼岳も初冠雪しているかと思ったら…
昨日知床五湖から羅臼岳を眺めましたが確認できませんでした。

でも、昨日羅臼岳登ったスタッフ藤原の話だと山頂付近は雪があったようです。

気温が低い日が増えてきたので、そろそろ冠雪でしょうか。

知床ネイチャーオフィス
柴田

うじゃうじゃ

藤原です

先日とある川へサケやマスの遡上を観察に行きました
今シーズンはまだまだ遡上数が少ないです

いっぱい泳いでる姿を見たいなぁと思っていると
なんだか違う魚がいっぱい泳いでました

その魚とは ワカサギです

ワカサギの群れが川に遡上してきています
春に産卵のため川へ遡上するものと
秋に遡上し越冬の後 産卵をするものがいるらしいです
オホーツク海側にいるものは秋に遡上し湖で越冬するらしいのですが
川ではたして越冬できるのでしょうか・・・
今後も観察していきたいと思います

それにしてもすごい数ですね
遡上しているワカサギは体長7~8㎝程の大きさですが
川岸が黒く埋め尽くされるほどの数に圧倒されてしまいます

知床ネイチャーオフィス
藤原


稲妻

藤原です

先日の夜 海上を眺めていると稲妻が見えました
恐ろしくも美しい自然現象ですね

でもどうして「稲妻」って呼ぶんでしょうかね

これは
昔から雷の多い年は豊作になるという言い伝えもあるそうで
雷が稲にとって豊作をもたらす良き伴侶(妻)のようなものとして
雷のことを「稲妻」と呼ぶそうですね

雷の放電によって空気中の窒素の形態が変化し雨に溶けて地面に降り注ぎます
窒素は植物の栄養のもととなるものですが
空気中の窒素は大抵の植物は吸収ができません
雷によって「窒素酸化物」となり地面に降り注いだ窒素は
植物に吸収され栄養となるそうです

これから実りの秋ですが
今年のドングリはなんだか良い感じに実っているようですね

森に動物たちの食べ物がたくさん実りますように

知床ネイチャーオフィス
藤原

ペレケ川

例年、そろそろサケやマスの遡上が見られるペレケ川。

河口付近にはサケやマスの遡上を待っているだろうカモメ達がいました。

で、肝心のサケやマスの遡上の具合ですが、この通り。

ほぼ確認できません。

なんとかカラフトマス2匹とシロザケ1匹は見えましたが、少ない。

これからに期待しましょう…

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柴田

秋らしく…?

昨年同様にお盆が過ぎてもなかなか気温が下がらないウトロ。
夜は冷える日も増えてきましたが、気温はまだ秋らしくないですね。
サケやマスは遡上し始めたので、違う見方だと秋らしいといえば秋らしいかな?

さて、昨日は羅臼湖のご案内をしてきました。青空に恵まれてラッキー!
散策中の雲は秋らしい雲が多かったです。
写真は三の沼からの羅臼岳。
ガイドツアーだと入口から約1時間歩いて見られる景色です。

羅臼岳が綺麗に望めるので、ここを羅臼湖と勘違いする人がいるらしい。
わからなくもないですね。綺麗ですからね~

で、秋といえば紅葉!!
色付くのか、色付かず枯れるのか等々、今年の紅葉はどうなるのだろうか。

きっと、多分、なんとなく、色付く頃は10月入ってからでしょう。
上旬なのか、中旬なのか、下旬なのかわかりませんが、
まずは枯れずに上手く色づいてくれることを祈ります。

知床峠付近、知床五湖付近、カムイワッカ湯の滝付近等、
標高差等で色付くタイミングが違いますのでお越しの際は
その時々のベストポイントを探してみてください。

じわじわと秋を感じる所も増えてきましたが、
より秋らしくなってきたらまた紹介します。

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柴田

オニクワガタ祭り

藤原です

先日森を歩いていると とある場所で
オニクワガタを見つけました

オニクワガタ♂

オニクワガタはシーズン中あまり目にすることがない
ちょっと珍しいクワガタ

幼虫は朽木のなかで1年かけて成長し成虫になると朽木から出てきます
ただし成虫の寿命はほんの数週間
おまけにあまり飛ぶこともないので見られる場所が限定的なクワガタ

顎の形が鬼の角に見えることからその名がついたとか

私藤原は個人的にはオニクワガタのフォルムが好き

ふだんあまりお目にかかることがないオニクワガタですが
この日は違いました・・・

同じ木になんと6匹も!! 右上が♀ 他5匹は♂

同じ朽木になんと他の個体もいました
10分くらいで6匹も見つけましたよ!

繁殖するために朽木から出てくる丁度良いタイミングだったんですかね
じっくり観察できてラッキーでした

まだ数日は見られるかもしれませんが
成虫の寿命がとても短いので見れても数日・・・

頑張って命を繋いでおくれ

たまには昆虫観察してみるのも面白いですね

知床ネイチャーオフィス
藤原

スイレン除去スタッフ

知床五湖で増殖して問題になっている園芸用スイレン。

ここ最近は積極的に三湖のスイレン除去を頑張っているスタッフがいます。

一湖のスイレンは人間が頑張って除去していますが、
彼は一頭でムシャムシャと頬張って、頑張っています。

先週よりもスイレンが減ったような…?気がするだけですね。
地道に頑張っているようなので、近いうちに大きな成果が出るでしょう。

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柴田

<おまけ>

雲から頭を出す羅臼岳。

山全体が出ている時よりも大きく感じる不思議。

おかえりカラフトマス

藤原です

知床に嬉しいニュースです

今シーズンのカラフトマスの遡上が確認できました
ウトロ地区近くの川で下流の深みに
カラフトマスが10~20匹くらいかたまりで泳いでいました

ここ数日は海鳥が事務所前の海岸線沿いで騒がしくしていたので
やっと戻ってきたころかなと思っていました

川底を泳ぐカラフトマス

ただし確認できた数はほんのわずかで昨年よりも時期は遅め

川に入って撮影しているといつもこの時期は
晴れていても凍えそうなほど川の水が冷たいのですが
今年はなんだか川の水がぬるいような感じがしています
雨が少ないせいでしょうか・・・

冷たい水を好むサケ科魚類にとっては深刻な問題
台風が来るのは嫌ですが台風のもたらす雨によって
少しでも川も海も水が冷たくなると良いですね

今後に期待しましょう

知床ネイチャーオフィス
藤原

久しぶりの羅臼湖

藤原です

先日ツアーで久しぶりに羅臼湖へ行きました
9日ぶりでした

前回訪れた時は今年雨が少ないせいか
遊歩道の泥もカラカラでしたが
今回はドロドロ水たまりもバシャバシャ
これぞ羅臼湖って感じのぬかるみ具合でした

三の沼展望地から
羅臼湖展望地から
ヒグマの足跡

最近は目撃も痕跡もあまり見る機会が無かったヒグマでしたが
山岳地帯では彼らヒグマの食べ物である
ハイマツの松ぼっくりがそろそろ食べごろ
泥の上にクッキリと足跡が残ってました
羅臼湖周辺もハイマツが多いので徘徊しているようですね

秋はまだ先ですが季節の進みを感じますね

そうそうそういえば
某ライバル会社S○T!のスズキさんから
梨の差し入れを頂きました!
これからいよいよお盆休みで忙しい時期になりますが
しっかり水分と栄養をとって体調管理をしなくては
梨に含まれるアスパラギン酸が夏バテには効果的だとか
藤原は梨が大好きなのですごく嬉しいです

差し入れの梨を食べる藤原

スズキさんありがとうございます!

皆さんも夏バテにならないよう水分と栄養をしっかり取りましょう

知床ネイチャーオフィス
藤原