春探し

ぽかぽか陽気、とまではいかないまでも、寒さが緩んで散策しやすい気候に
なってきました。
活動を始めた生き物もちらほらいます。

コヒオドシ

日当たりの良い林道上で見かけたのはコヒオドシ。成虫越冬するタテハチョウの
仲間です。 後翅 の縁に並ぶ青い斑点模様がきれいです。

ミネラル摂取中?

写真だとわかりにくいかもしれませんが、湿った地面の上でストロー上の口
(口吻)伸ばしています。
チョウの仲間がこうして吸水するのは、水分中のミネラルを摂取するためと
言われています。

一株しか見当たりませんでしたが、フクジュソウもそろそろ咲きそうです。

フクジュソウ

もう少しすれば、フクジュソウ以外にも早春の植物が開花し、成虫越冬した
チョウの仲間ももう何種類か飛び出すでしょう。
本格的な春ももうすぐそこです。

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知らないところで

原生林内を散策中に羽が落ちているのに気づきました。

エゾフクロウの羽のようです。
雪に埋もれているものもあったので掘ってみると出てくる出てくる。

自然に抜けたにしては多すぎる量です。
羽の根本を見てみると、どれも途中でスパッと切れたようになっています。

野鳥が何かしらの捕食者に食べられる際、羽毛は食べてもおいしくないのか
邪魔なのか、残されていることが多いです。
獣が鳥を食べる際は羽毛を噛みちぎるので、羽の根元がこんな感じで切れて
残されます。
ちなみに、ハヤブサやオオタカ等、他の鳥を食べる猛禽類もいますが、
猛禽類は羽を引っこ抜くため根元もきれいに残ります。

ということで、このエゾフクロウは何か動物に食べられてしまったのだと
思います。
エゾフクロウ自身もネズミやモモンガ等の小型動物を捕食する優秀なハンターです
が、だからと言って天敵がいないわけではないようですね。
それにしても、犯人…ではなかった犯獣?は、いったい誰なのでしょうか?
フクロウは夜行性で日中は休んでいることが多いので、
木登りができるエゾクロテン等テンの仲間に休息中に襲われたのかも
しれません。
あるいは、事故や病気で死んで地面に落ちたフクロウを、キツネ等が見つけて
食べたのかもしれません。
現場の状況証拠からは確かなことはわかりませんが、人知れず食う食われるの
ドラマが森の中で繰り広げられています。

フクロウの事件現場の写真だけなのも悲しいので、3年ほど前の散策中に見つけた
エゾフクロウも載せておきます。

トドマツの陰で休憩中

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雪がない!

 数日前に雨が降って以降も気温の高い日が続きました。今月の6日前後は大雪で積雪も一時は1mあったはずなのに、ウトロのアメダスを見るとすでに40cmほどに・・・

フレペの滝遊歩道展望台付近

 フレペの滝遊歩道も展望台付近ではすでに地面が見えていました。この景色は、4月中旬から下旬ごろの景色といってもいいのではないでしょうか。

フレペの滝

 フレペの滝もご覧の通り、氷がだいぶ融解していました。撮影している間にもガラガラと氷が解け落ちる音が入り江に響いていましたよ。あまりにも早い春の訪れを感じました。

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びしょ濡れリス

折角先週雪が降ったのに、その後の高温でせっせと融けてしまっています。
昨日のウトロはアメダスによれば最高気温は15.5℃を記録し、積雪深も
30cm減だとか。ひぇ~。

雪が降った直後に気温が上がると、樹の上に積もった雪が融けて雪融け水が
ぽたぽた落ちてきます。
常緑針葉樹のトドマツの多い原生林内を歩くと、さながら雨でも降っている
ような状態になっていることもあります。
もちろん、地面を覆っている雪も融けて湿っているので、手をついたり
転んだりすると防水の衣類でない限り濡れます。

こういった雪融けの影響は人間だけでなく動物たちも受けているようです。
先日森の中で見かけたエゾリスはこんな状態。

耳先の房毛がびっちゃびちゃ。
いくら気温が高いとはいえ、この時は気温一桁(7℃くらい)だったので、
濡れてると身体が冷えそうです。

で、びちゃびちゃになりながら何をしていたのか、リスが去った後に
近づいて見てみると、

雪を掘り返して貯食しておいたドングリを食べていたようです。
硬い外殻だけでなく、中の薄皮(?)もきれいに剥いて食べていました。

こちらは掘った跡が残っていましたが、木の実の殻は見当たりませんでした。
リスは貯食場所をかなり正確に記憶していると言われていますが、これは
記憶違いだったのかもしれませんね。

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快晴の知床五湖

本日のウトロは曇りですが、数日前はお天気の良い日が3日ほど続いていました。
知床五湖を散策中も景色はばっちり。

2月27日に撮影

これだけきれいな知床連山は久しぶりに見た気がします。
今シーズンの冬の知床五湖ツアーも残り1カ月を切りましたが、あと何回
きれいな景色が見られるでしょうか?

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エゾユキウサギの・・・

 数日前から知床五湖内ではエゾユキウサギの足跡が確認されています。今日、私も自分の目でようやく見ることができました。そして、足跡を辿ってみていると、なんとそこには、「うんこ」が落っこちていました。ウサギの糞は、形が丸いのが特徴です。知床で暮らして15年になりますが、国立公園内の標高の低い場所でウサギ糞を見たのはこれが初めてのような気がします。いいものを見たなぁ・・・。

エゾユキウサギの糞

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春らしくなった?

 ここ数日、林内ではエゾリスの足跡を多く見かけるようになりました。日中の気温が高めになってきていて、活発に活動しているようです。運がいいと遭遇することもあります。今回は、トドマツの上で枝先についている花芽を食べているようでした。貯食を掘り起こした痕跡などもよくみかけるので、散策の際は探してみてください。

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流氷原

 ようやく流氷が知床半島に接岸しました。見渡す限りの流氷原が広がります。「原生林スノーシュートレッキング」では、水平線まで埋まった流氷のオホーツク海と海岸断崖の迫力ある景色が楽しめます。今日は、運良く、クマゲラにも遭遇できました。次はどんな野生動物に出会えるでしょうか?

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氷泥ただよう

 流氷はまだやってきていないものの、朝の気温が-10℃を下回り始めました。それに伴って、海が凍り始めシャーベット状になっている場所がありました。シャーベット状の状態を「氷泥(ひょうでい)」と呼びます。私は、この「氷泥」の漂う波打ち際の景色が好きで、耳を澄ませると波の音が「シャラシャラ」と氷の擦れる音がします。シャーベット状の海、なんだか不思議な景色ですよね。

氷泥漂う海 オシンコシンの滝駐車帯から

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雪がない

 今朝、ニュースで記録的な雪不足が話題として取り上げられていました。北海道各地でもイベントが縮小されたり、中止したりしているようです。知床も例外ではなく、かなり雪が少ない状況です。ウトロのアメダスで見ても積雪深は20cm程度と例年の四分の一くらいでしょうか?フレペの滝の遊歩道を歩いてみると景色は白くなっていますが、雪に埋もれているはずの枯れた草本が目立っていました。もう少し、降ってくれないかなぁ・・・。

フレペの滝遊歩道より

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