びしょ濡れリス

折角先週雪が降ったのに、その後の高温でせっせと融けてしまっています。
昨日のウトロはアメダスによれば最高気温は15.5℃を記録し、積雪深も
30cm減だとか。ひぇ~。

雪が降った直後に気温が上がると、樹の上に積もった雪が融けて雪融け水が
ぽたぽた落ちてきます。
常緑針葉樹のトドマツの多い原生林内を歩くと、さながら雨でも降っている
ような状態になっていることもあります。
もちろん、地面を覆っている雪も融けて湿っているので、手をついたり
転んだりすると防水の衣類でない限り濡れます。

こういった雪融けの影響は人間だけでなく動物たちも受けているようです。
先日森の中で見かけたエゾリスはこんな状態。

耳先の房毛がびっちゃびちゃ。
いくら気温が高いとはいえ、この時は気温一桁(7℃くらい)だったので、
濡れてると身体が冷えそうです。

で、びちゃびちゃになりながら何をしていたのか、リスが去った後に
近づいて見てみると、

雪を掘り返して貯食しておいたドングリを食べていたようです。
硬い外殻だけでなく、中の薄皮(?)もきれいに剥いて食べていました。

こちらは掘った跡が残っていましたが、木の実の殻は見当たりませんでした。
リスは貯食場所をかなり正確に記憶していると言われていますが、これは
記憶違いだったのかもしれませんね。

知床ネイチャーオフィス
角屋

ぬるい

家を出たら…ぬるい。
朝の気温は4℃くらい。
マイナスの気温ではなく、プラスの気温ですよー
ってことで、気温も高いし、オフィス駐車場の氷を割るには今しかない!

ドッカーン!!!

ひさびさに つるはしを つかったら ちまめが できました
それでも がんばって つかってたら ちまめが やぶけました
びみょーに いたかったです

場所によっては20cmくらいの厚さがありました。
今夜から明日にかけては、10℃くらいの予報と降雨予報なので
雪解けがどんどん進みそうです。

いやぁ…どこかで雪崩が起きそうで怖い…

数日後は気温が下がるみたいだから…次は路面凍結が怖い…

色んな怖いが出てきますね…

そーいえば!!
〇〇怖いって言ってたら、その〇〇を貰える!!
なんていう落語話もありますよね~
でも、雪崩も路面凍結も危ないので、本当にいりません。

私がいま欲しいのはただ一つ!
えぇ~っと、お客様が怖い…お客様が怖い…

お客様、いっぱい来てください…笑

知床ネイチャーオフィス
柴田

テレビ番組のお知らせ

 いつも知床ネイチャーオフィスwebサイトをご覧いただきましてありがとうございます。テレビ番組のお知らせがございます。

2020年3月13日 夜7時から放送予定
「坂上どうぶつ王国」 フジテレビ

弊社がご案内しました。ぜひ、ご覧ください。

知床ネイチャーオフィス

なぜ…今…

低気圧が過ぎ去ったウトロ。
久々にウトロが陸の孤島に…

今は開通していますが、今日は色々と疲れた…

意外と積雪があったのか道路の除雪が進んでいなく、
オフィスにやっと着いたと思ったらこれです。
会社のハイエースが埋まっておりました!

そして倉庫の扉も…

何年か前は我が家の扉がこんな感じに埋まっていて出れませんでしたが、
今日は埋まってなくてよかった…

アメダスだと30センチくらい積もったようですが、
場所によっては膝上くらいまで埋まりました!

今年は雪少ないと話題でしたが、お客さんが少なくなった今、
なぜ…今…降るんだよー
もう少し早く降って欲しかったな~

いやぁ、久々の除雪疲れた…

知床ネイチャーオフィス
柴田

快晴の知床五湖

本日のウトロは曇りですが、数日前はお天気の良い日が3日ほど続いていました。
知床五湖を散策中も景色はばっちり。

2月27日に撮影

これだけきれいな知床連山は久しぶりに見た気がします。
今シーズンの冬の知床五湖ツアーも残り1カ月を切りましたが、あと何回
きれいな景色が見られるでしょうか?

知床ネイチャーオフィス
角屋

エゾユキウサギの・・・

 数日前から知床五湖内ではエゾユキウサギの足跡が確認されています。今日、私も自分の目でようやく見ることができました。そして、足跡を辿ってみていると、なんとそこには、「うんこ」が落っこちていました。ウサギの糞は、形が丸いのが特徴です。知床で暮らして15年になりますが、国立公園内の標高の低い場所でウサギ糞を見たのはこれが初めてのような気がします。いいものを見たなぁ・・・。

エゾユキウサギの糞

知床ネイチャーオフィス
藤川

春らしくなった?

 ここ数日、林内ではエゾリスの足跡を多く見かけるようになりました。日中の気温が高めになってきていて、活発に活動しているようです。運がいいと遭遇することもあります。今回は、トドマツの上で枝先についている花芽を食べているようでした。貯食を掘り起こした痕跡などもよくみかけるので、散策の際は探してみてください。

知床ネイチャーオフィス
藤川

流氷原

 ようやく流氷が知床半島に接岸しました。見渡す限りの流氷原が広がります。「原生林スノーシュートレッキング」では、水平線まで埋まった流氷のオホーツク海と海岸断崖の迫力ある景色が楽しめます。今日は、運良く、クマゲラにも遭遇できました。次はどんな野生動物に出会えるでしょうか?

知床ネイチャーオフィス
藤川

氷泥ただよう

 流氷はまだやってきていないものの、朝の気温が-10℃を下回り始めました。それに伴って、海が凍り始めシャーベット状になっている場所がありました。シャーベット状の状態を「氷泥(ひょうでい)」と呼びます。私は、この「氷泥」の漂う波打ち際の景色が好きで、耳を澄ませると波の音が「シャラシャラ」と氷の擦れる音がします。シャーベット状の海、なんだか不思議な景色ですよね。

氷泥漂う海 オシンコシンの滝駐車帯から

知床ネイチャーオフィス
藤川

冬の知床五湖一周ツアーに関するお知らせ

 いつも知床ネイチャーオフィスのwebサイトをご覧いただきまして、ありがとうございます。今シーズンの冬の知床五湖一周ツアーについてお知らせがございます。例年よりも積雪が非常に少ない状況が続いており、ツアーの実施はされますが、しばらくの間、植生への影響を考慮して、冬季の利用ルートではなく、夏季の遊歩道をスノーシューをつけずに散策することとなりました。何卒、ご理解の程お願いいたします。

知床ネイチャーオフィス