まだ見ぬ虫を探して…

柴田です

この時期になり大量発生していた「マイマイガ」はいなくなったのですが
次は地域によっては「クスサン」が大量に発生しているようですね
蛾は見飽きたので別の虫を探しに札幌へ
前回は初めて「G」を見ました

住宅街を歩いているとカマキリがいました
多分オオカマキリでしょう

これが私のまだ見ぬ虫!

北海道には
カマキリはいない
道南の一部にしかいない

などと言われていましたが25年以上前に札幌でカマキリの卵を見つけているので
前々から居たは居たのでしょう
ただ数が少なくて見つかっていなかっただけかなと

最近は気温の上昇に伴い北上しているといいますので
今後は知床でも目撃されることになるのでしょうね

地域によっては珍しくない生き物も
他の地域からすると珍しい
知床に住んでいると見ることの無い
オオカマキリでした

知床ネイチャーオフィス
柴田

美しい渓流魚

藤原です

この時期になると川にはサケが遡上してくるころですが
今年はまだ数が少なく観察には早いようなので
違う魚を観察しに川へ行きました

こちらも同じくサケ科魚類の
オショロコマです

この魚は多くが川で一生を過ごす川魚です
(中には稀に海へ下り川へ回帰する個体もいます)

川を覗いてみると20㎝前後位の小さな魚影が見えます
オショロコマが群れで泳いでいました

アイヌ語では「オソルコマ」と言って
お尻を使って泳ぐ魚という意味があり
その名の通り他の川魚に比べ
尾鰭を大きくくねらせながら泳ぐのがこの魚の特徴です

優雅に泳ぐ様子は非常に美しいですが
この時期は更に美しく産卵期特有の婚姻色が出現します

オスの腹部はオレンジ色に染まり
身体にある斑点模様は赤やオレンジ色が際立ってきます

この美しい見た目から「渓流の宝石」とも呼ばれています

知床半島の河川は水温が低くサケ科魚類が好む環境のため
多くの川に生息しておりますが
全道的に見ると生息域は限られており
幻の魚とも言われております

ここ数年は撮影のため川に入る機会がありますが
同じ時期でも5年ほど前と比べると
ずいぶんと川の水温も上がったような気がします

この美しい生き物がいつまでも見られると嬉しいですが
同じくサケ科魚類のシロザケやカラフトマスは
環境が変わるにつれ年々知床の川に帰ってくる数が減っており
今ではカラフトマスはほぼ見られなくなりました
原因としてはいろんな理由がありますが
川や海水の温度が高くなっているのも
理由の一つです

今年はサケの遡上がもうすでに始まっておりますが
いったいどれだけのサケたちが川へ戻ってきてくれるでしょうか

どうにかこの美しい生き物たちを
後世に出来るだけ多く残していきたいのですが
その良い方法が見つからないのと
私自身の無力さに日々頭を悩ませております・・・

まずは一人でも多くの方が
自然や生き物の事に興味をもっていただけると嬉しいです

知床ネイチャーオフィス
藤原

鮭テラスの大掃除

藤原です

昨日 ウトロ鮭テラスの大掃除が開催され
私藤原も参加してきました

今回大掃除に参加したのは地元の方々総勢70名以上

9月8日から始まるサケの水揚げ作業を見学できるこの施設に
一人でも多くの観光客の方が訪れ快適に見学していただくため
地元のみんなで綺麗にしていきます

歩道の砂利や泥をスコップやほうきで取り除いたり

鳥の糞をデッキブラシで綺麗に除去したりと
みんなで力を合わせてテラスを綺麗にしました

大掃除後には普段一般の方が立ち入りできない場所まで
漁港の施設を見学し水揚げ作業についての勉強会も行われました

今年はどれくらいのサケがこの地へ戻ってくるでしょうか

ウトロ鮭テラスはどなたでも見学可能で
時化(海が荒れた日)と日曜日以外はサケの水揚げが見学できます
詳しくは下記を参照してください
ウトロ鮭テラスHP

知床ネイチャーオフィス
藤原