知床では、クマゲラの子育てが行われています。もう巣立ちも近いヒナが、樹の穴の中で親に餌をねだっていました。食べざかりの子供たちに餌を運ぶ親鳥は、とても大変そうです。1時間から2時間おきに餌を運んできて、与えていました。餌を探しに行く前には、必ず巣の中に入って、ゴミを運び出します。親鳥の愛情をいっぱいに受けて、元気に巣立ってほしいですね。



藤川

知床の川で生まれたサケの稚魚たち。これから長い旅の始まりです。川の中で、泳ぎながら時折、餌が流れてくるのでしょう。飛びつくように動きます。海に降海したサケやマスの稚魚は、ウトロ港で泳いでいる姿をたくさんみることもできます。ちょっと足を運んでみてはいかがでしょうか?



文:藤川  映像:西尾

 原生林をあるいているとエゾシマリスに出会いました。標高の低い場所では、なかなかみることができません。とてもすばしっこいため、撮影するのも一苦労です。ようやく少しだけ落ち着いてくれたので、かわいらしいしぐさを映像に残すことができました。ほっぺにはなにやら食べ物を詰め込んでいる様子。後でおいしくいただくのでしょうね。



藤川

 5月下旬を過ぎると、知床では、セミの羽化がはじまります。この時期に地上に出てくるのは、エゾハルゼミ。本州では標高の高いところで観察することができる種類です。鳴き声は、ヒグラシに似ていると個人的には思っています。エゾハルゼミは6月~7月にかけて鳴き声を聞かせてくれますので、知床にお越しの方は、ぜひ、探してください。


藤川

寒い日が続きました。昨日の夕方には霙が降り、今日は数日ぶりに晴れた知床。新緑もとても美しく、のんびりとエゾシカが座り込んでいました。うとうとしているようで、とても眠そうです。青い海を背景に、エゾシカは、とても気持ちよさそうにしていました。

藤川

知床国立公園クリーン事業として、知床岬地区のゴミ拾いが行われました。朝5:30にウトロ港に集合し出発。約1時間ほど作業を行いました。非常に強い風と霧状の雨が降る中、予定の時間より早く作業は終了しましたが、2tトラックがいっぱいになるほどゴミを回収することができました。参加した皆様、大変お疲れ様でした。



藤川

 春になると知床にタンチョウがやってくることがあります。前回みたのは2008年4月28日でした。今回は2羽のタンチョウが、ウトロと斜里との間にある牧場にやってきていました。このころやってくるタンチョウは、若い個体が多いのですが、今回は2羽のうち1羽は成鳥でした。枯れ色の牧草地に2羽がぽつりといる姿はなんとなくさみしそうな感じもします。私としては、珍しいお客様に大興奮でしたけどねw



藤川

知床にもやっと春がやってきました。色が少なかった大地に、少しずつではありますが、色がつきはじめています。黄色いフクジュソウは、まさに春らしい色。太陽の光を浴びて咲いている姿がとてもかわいらしいですね。

 

 

藤川

知床斜里町観光協会が主催する「知床峠 雪壁バス」に自然ガイドとして乗り込み、訪れた皆さんをご案内してきました。まだ知床横断道路は冬季閉鎖中のため、除雪が終わっていない知床峠に立ち入ることは、地元にいてもなかなか機会がありません。私もはじめてその様子を見ることができました。ロータリー除雪車が勢いよく雪を吹き飛ばす様子やそそり立つ雪壁の高さに圧倒されました。

 

 

藤川

 知床には数つがいのオジロワシが住んでいる。人口1000人ほどのウトロの街中にもときどきやってきていて、ウトロに住む私たちにとっていは身近な野鳥と言ってもいいだろう。羽を広げると2mを超える大きさは、間近で見るとより迫力がある。一年を通して観察できる猛禽類としては最大種で、機会があれば是非、じっくりと観察して欲しい野鳥だ。

 

藤川

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