知床 硫黄山新火口

 先日、知床連山にある硫黄山の新火口まで足を延ばしてきました。硫黄山はアイヌ語で「イワウヌプリ」と呼ばれ、知床連山の中で最も若い火山です。前回の噴火は1936年で、今回訪れた新火口から高純度の溶解硫黄が噴出し、カムイワッカ川を埋め尽くして海まで流出しと言われています。現在も活動していて、新火口付近では噴気から蒸気が噴き出ている様子が観察できました。登山道周辺は、高山植物も多くみられ花の時期に訪れるのもいいかもしれません。