春が来る?

先日、知床の気温はプラス5.3℃にまで上がりました。
本日もマイナス1℃と暖かめ。

道路脇、特に斜面は雪解けがどんどんと進み、
フレペの滝周辺の草原や海岸沿いでも既に土が見え始めている場所もあります。
そんな土の上をゴジュウカラがちょこちょこと飛び回りながら探っていました。

20160307sitta

このゴジュウカラはよほど夢中だったのか、
近くで景色を眺めていてもお構いなしに地面をつつき続けていました。

私には大きく息を吸っても感じることはできませんでしたが、
彼ら野生動物にはかぐわしい土のにおいが感じられるのでしょうか。
冬から春へ、時にはまた冬へ、
行きつ戻りつ、進む季節の変化が楽しい時期です。

知床ネイチャーオフィス
佐々木

モモンゲラ

昨日はそこそこ荒れたウトロ。
今朝も雪は降りましたが、前日に比べると風も弱く、降雪量も減ったことで比較的過ごしやすかった今日。
動物も同様に過ごしやすかったのか、森はいつも以上に活気づいていました。
今日は知床では定番のエゾシカから、今の時期しか見ることのできないオオワシにも遭遇できました。
20160222sika
(背に雪を積もらせながら日向ぼっこするシカ)
20160222oowasi
(岩の上でたたずむオオワシ)
普段ならこの2種類を見たら「まぁまぁ動物見れたかな」という気持ちになるのですが、ラッキーなことに今日は他にも2種類との出会いが。
多くのお客様が見たいとおっしゃる2種類!
モモンガとクマゲラにも遭遇できました!!遭遇できるだけでもラッキーなのに、今日の動物達はサービスが良く、激しく動かなかったのでゆっくりと観察できました。
20160222momonnga
(トドマツの葉を食べるモモンガ)
20160222kumagera
(虫を探すクマゲラ)
本日、この2種類にも会えたので、運を使い果たしてしまったのではないかと思うと恐ろしいですが、明日もお客様に多くの動物をお見せできるように祈るばかりです!!

荒れた次の日は面白いことが起こるのかもしれませんね。

知床ネイチャーオフィス

柴田

 

流氷追加情報とおまけ

本日の流氷ブログでもお伝えしましたが、長らく姿が
見えなかった流氷が、昨日は沖合に白い筋となって
うっすらと見えていました。
今朝も事務所前からは確認できませんでしたが、高台からは
帯状の流氷帯が見えます。

160217

こちらは岩尾別台地上からの様子。
とはいっても、目立って大きい流氷帯はこれだけで、あとは
小規模な氷泥がところどころ浮かんでいる状態です。

今後の天候状態にも寄りますが、もっと岸に接近してくれると
良いですね。

流氷とはあまり関係がないおまけ 続きを読む 流氷追加情報とおまけ

久々にすっきり見えました

本日のウトロは文句なしの快晴!
知床五湖ツアーのご案内中も、白い知床連山がばっちりと
見えていました。
ご参加のお客様も何度も足を止めて写真を撮っていましたよ。

160208

一湖より知床連山

冬はやはり、山の白さと青空のコントラストが美しいですね。
今シーズンはタイミングが悪いのか、ご案内中なかなか知床連山を見る機会に恵まれなかったので、ガイド(私)の感動も
ひとしおでした。

知床ネイチャーオフィス

角屋

白黒ハンター!

昨日は素敵な出会いがありました!

まずは、昼ごろ。

「シャチだっ・・・!!」と、突如外を見た藤川が叫びました。急いでオフィスから駈け出すと、流氷の隙間に黒い背びれが!!どんどん移動していくため、車で少し移動して、ようやく撮れた一枚がこちら!↓

160203orca

背びれが長いものがオス、短いものがメスです。流氷とシャチという風景だけでも大興奮、加えて高々と吹き上げる潮吹きは遠いながらもなかなかの迫力でした!(※画像はトリミングをしています)

更にその後。

今度は森の中で小さくて真っ白なハンターに遭遇しました!

ネズミを追いかけて姿を現したのは、天使と言いたい愛らしさのイイズナです!ついに冬仕様の真っ白な毛色を見ることができました!!(夏仕様は「珍客来訪」をご覧ください。)

20160203iizuna

こちらに気がついて「あれ?」とフリーズ。ささっといなくなったと思ったら再び全く同じ動きであらわれて「あれ?」という感じでこちらをみてフリーズ。

大きな海の生き物と小さな陸の生き物、知床の多様性を改めて感じ嬉しい出会いの連続に心躍る一日でした。

知床ネイチャーオフィス

佐々木

背後には

今日も森を散策中にエゾシカと遭遇しましたが、ここ数日とは何かが違うのです。
断崖に シカが居て、背後の景色が海というのはよく見る風景。
しかし、今日のシカの背後には白い帯が。
流氷!来ましたね!!
違和感はシカではなく、海にあったんですね。
オホーツクの海ならではの真っ白な海を背景にたたずむシカ!
そのような冬の知床らしい風景、早く見たいなぁ~。
160201shika

知床ネイチャーオフィス

柴田

視界をかすめる

車を走らせていると、上空をパタパタ飛んでいる「何か」が
目に入りました。
ノスリかな?と思いましたが、それにしては色が白っぽい。
もしや…と車を停めて見てみると。

160115
(遠かったので結構トリミングしています)

ケアシノスリでした。
数少ない冬鳥で、よく見るノスリよりも、体の色が白っぽいのが特徴です。
獲物でも探しているのか、少し移動しながらも、しばらく辺りを
飛び回っていました。

こんなこともあるので、(安全運転を心がけつつ)、運転中も
気が抜けません。

知床ネイチャーオフィス
角屋

冬の楽しみ

先週から開催されている網走湖でのワカサギ釣りに
行ってきました。
この日の網走の最高気温は-7.1℃(※アメダスより)
時折雪も降り、寒かったので現地でテントを借りてしまい
ました。風雪をしのげるテントの中は快適でした。
で、釣果はというと…。

160114

お昼過ぎから日没間際までで80匹程釣れました。
爆釣、というほどではないですが個人的に結果は上々。
素揚げにしておろしポン酢でいただきました。

毎年の冬の楽しみですが、氷上で魚を待ってじっとしている
と2~3時間と言えど体の末端から冷えてきます。
釣りにお越しの際も、防寒対策はお忘れなく!

知床ネイチャーオフィス
(釣りに必死で毎回写真を撮るのを忘れる)角屋

おまけ

続きを読む 冬の楽しみ

自然情報番外編

年末年始は帰省先でふらふら散策することがあるので、
今回は私の地元の生き物をご紹介させていただきます。

鳥でもいないかと川沿いの石に腰かけていたところ、
どうも対岸の斜面から頻繁に石が落ちてくる…。
双眼鏡で確認してみると、いました。

160108

枝かぶりがひどいですが、ニホンカモシカです。
「シカ」と名前はついていますが、シカではなくウシやヤギの
仲間です。
じぃ~~~~~っとこちらを見ていましたが、川を挟んでいる
せいもあってか、逃げるそぶりもなかったので、じっくり
みることができました。

ちなみにこのカモシカ、どんなところにいるのかというと。

160108-2

知床のシカたちも断崖に立っていることがありますが、
カモシカも負けず劣らず、結構とんでもないところに
立っています。
ほとんど動かないので、肉眼では岩と区別がつきません。

地元では昔から時折見かけるなじみ深い動物ですが、
北海道には生息していません。
ですので、こうして出会うと、なんだか新鮮な気持ちに
なります。

知床ネイチャーオフィス
角屋

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
皆さまにとって2016年が素敵な年となりますように。
本年もよろしくおねがいいたします。

本日のウトロの天気は曇り!と、いう予報でしたが、
お昼くらいまでは雪が降ったり止んだりしていました。
日中の気温も-5℃前後。

160107

例年に比べ雪が少ない今年の知床も、やっと冬らしい景色に
なってきました。
シーズンに向け、これからどんどん積もってくれると良いのですが。

知床ネイチャーオフィス
角屋

知床ネイチャーオフィスのスタッフが日々の自然の様子をご紹介します。このblog内の文章・写真の無断転載・転用はしないようお願いいたします。