カテゴリー別アーカイブ: ヒグマ

冬の準備

原生林など知床の動物たちは冬への準備で大忙しです。今年は、エゾシマリスが比較的観察しやすく、原生林を歩いていると何度か遭遇します。落ちたドングリを齧って、頬袋に詰めていました。シマリスがドングリを集めていますが、実のところ豊作というほどではなく少ない木の実を必死に集めているのです。今年は、他にもヤマブドウやサルナシ、ミヤママタタビなども実りが良くありません。ヒグマは、その少ないヤマブドウにありつくことができたようです。樹上に上って、後脚で器用に立って口元にヤマブドウをたぐりよせていました。冬眠に向けて、頑張って食べ物を集めているようです。

※道路脇にヒグマがいることがあります。車外に出ないようご注意ください。

知床ネイチャーオフィス
藤川

昼寝するヒグマ

今日は、親子のヒグマに出会いました。ヒグマがウロウロしていた周辺には地面を掘った跡がいくつかあって、食べ物を探して歩き回っていたのでしょう。ひとしきり歩いた後に、座ってゴロゴロし始めました。なかなか心地よい態勢にならないのか寝返りをうつようにゴロゴロ。そのうち動かなくなったので、寝始めたのでしょうか?のんびりとした時間が過ぎていきました。

※この映像は、断崖の上から下にいるヒグマを撮影しています。
安全な距離を保って観察しましょう。また、大きな声を出したり、走って逃げるなどの行動はとらないようにご注意ください。相手を刺激しないよう、ゆっくりとその場を離れるようにしてください。

春の動物たちエゾモモンガとヒグマ

ウトロ周辺の流氷が離岸して10日近くが経過しました。高台から見渡すと沖合には、まだ氷の帯が散在しています。春のオホーツク海らしい景観が楽しめます。原生林の中では、エゾモモンガが繁殖期を迎え、日中でも活発に活動する時期となりました。トドマツの枝先についている花芽を食べているようです。ヒグマも冬眠明けを迎え、活動を開始しているものもいます。断崖から滑落し、雪の中に埋もれてしまったエゾシカの死骸を食べていました。こうした大きな獲物は一度に食べきることができないため、数日間、離れることなく留まります。春先は、エゾシカが飢え死にしていることも多くあるので、シカの死骸には不用意に近づかないことが大切です。

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藤川

最近の動物あれこれ

春になって、野鳥や動物に出会う機会が多くなりました。早朝のバードウォッチングでは、キツツキ類のドラミングやアオジなどのさえずりが楽しめます。ここのところアリスイという珍しい野鳥にも遭遇しています。そして、日中の道路脇には、ヒグマ。今回、地面を必死に掘りまくっているヒグマがいました。道路脇でありながら、車のことを気にしない。前脚でガシガシ掘っています。おそらく、エゾハルゼミの幼虫を掘り起こして食べているのでしょう。そろそろ、キタキツネの赤ちゃんも生まれているはずです。探しに行こうかな・・・・。

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サケを食べるヒグマ

今年は、ミズナラのドングリが不作です。そのためか、河川でヒグマの姿を目撃することがあります。たまたまお食事中のヒグマを見つけました。モグモグとサケを食べています。あっという間に食べ終わって、その後は、くつろいでいるのか、頭をかいたり、背中をかいたり、いろいろなヒグマの行動が観察できてラッキーでした。

※知床では、道路脇にヒグマがいることがあります。車の中にいるときは、絶対に車から降りずに、距離をとってゆっくりと、その場を離れましょう。

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