「野生動物」カテゴリーアーカイブ

クマゲラの子育て

 原生林の中でクマゲラの巣穴を見つけました。巣の中にいるヒナもだいぶ大きく成長していて、巣の外に顔を覗かせて周囲の様子をうかがっていました。こうした行動がみられるということは、この巣からの巣立ちも近いようです。親は、1時間半から2時間おきにヒナへ給餌のためにエサを運んで食べさせていました。巣の中には少なくとも2羽のヒナが確認され、無事に巣立つことを祈るばかりです。

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藤川

黒っぽいキタキツネ(動画)

 今朝、1頭のキタキツネに遭遇しました。そのキツネは、普通のキツネと違って、黒っぽい色をした個体でした。2017年、知床半島基部で知床博物館の設置した自動撮影装置に真っ黒のキタキツネが記録されましたが、その個体よりは淡い色をしているもののかなり黒いキタキツネでした。こうしたキツネは、背中部分の模様が十字を描くように見える個体もいることから、俗称で「十字ギツネ」と呼ばれることもあるようです。毛皮目的に輸入された黒いキツネとの交雑か、遺伝子の変異によるものかはわかっていません。今後の研究結果が待たれます。

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帰ってきたカラフトマス

今年もカラフトマスが知床の川に帰ってきました。昨年は、遡上数が非常に少なく寂しさを感じるほどでしたが、今年は川の中が真っ黒になっているほどたくさんのカラフトマスの姿が見られています。海の栄養をたくさん蓄えて、産卵のために最後の力を振り絞って遡上する姿をぜひ、見てください。

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マガモの大家族

知床の高架木道を歩いていると、0.2湖?駐車場に近いところに名もなき、小さな水たまりがあります。そこにマガモの親子がいました。小さなヒナが元気よく水面を駆けずり回っています。その数、なんと11羽。たくさんのヒナを抱えたお母さんは、さぞかし子育てが大変でしょう。ヒナを見守る姿が印象的でした。

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春のヒグマ

日当たりの良い斜面にヒグマの親子がいました。母グマは、足を投げ出して座っていて、まるで人間を見ているかのようです。毛づくろいをしたり寝転んだり、とても眠そうにしています。その周辺を1頭の仔グマがウロウロと歩いていました。植物の芽吹きがどんどん進んでいる中、フキやイラクサなどを求めてヒグマが活発に活動しているようです。野外活動する場合は、ヒグマに人の存在を示せるよう音をだしたりしましょう。遭遇してしまったときは、大きな声を出すことなく、落ち着いてヒグマから距離をとるようにしてください。

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タコ食べるオジロワシ

昨日、ツアーご案内中に思いもよらない出会いがありました。オジロワシが大きなミズダコを捕まえて食べていたのです。餌付けではなく、ワシ自らが獲物を捕らえて食べている瞬間に出会えることは滅多にないことです。オオワシが奪いにやってきたり、カラスが恐る恐るタコの足を引っ張って横取りしようとしたり、とても貴重な一場面を観察することができました。

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幻氷とゴマフアザラシ

昨日、事務所前で比較的大きな上位蜃気楼が発生していました。春に生じる水平線付近の流氷が上に伸びたように見える上位蜃気楼を幻氷(げんぴょう)と呼びます。望遠撮影で得られた映像を3倍速で再生してみると大気の動きによって虚像が変化する様子が見られました。そんな面白い現象が水平線付近で起こっている様子を知ってか知らずか、ゴマフアザラシが顔を覗かせていましたよ。

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藤川+(3倍速の映像撮影 井上)

エゾモモンガの季節

今月の20日を過ぎるころからエゾモモンガの観察率が高くなってきています。毎日、どこかで誰かが見ている?ような状態です。2012年以来のモモンガラッシュです。私もそれなりに遭遇しています。かわいい姿を探しに出かけましょう!

※野生動物です。必ず観察できるものではありません。
遭遇する可能性のあるご案内
知床自然体験1日コース
原生林スノーシュートレッキング
フレペの滝スノーシューハイキング

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2018年1月11日 流氷初日と接岸

昨日、2018年1月11日、知床半島に非公式ながら流氷初日と接岸がありました。≪公式な流氷初日と接岸は網走気象台から見えて発表されるものになります。≫その日の夕方、NHK札幌放送局からの19時57分のニュース(道内)で、提供した映像が紹介されました。今日は、放送時には流れなかった未公開映像を中心に編集してみました。約3分あるのでお時間のある方、ご覧ください。

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