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2018年1月11日 流氷初日と接岸

昨日、2018年1月11日、知床半島に非公式ながら流氷初日と接岸がありました。≪公式な流氷初日と接岸は網走気象台から見えて発表されるものになります。≫その日の夕方、NHK札幌放送局からの19時57分のニュース(道内)で、提供した映像が紹介されました。今日は、放送時には流れなかった未公開映像を中心に編集してみました。約3分あるのでお時間のある方、ご覧ください。

知床ネイチャーオフィス
藤川

桜色の幻氷(上位蜃気楼)

昨日、ウトロ沖に大規模な蜃気楼が発生しました。日中の気温は、ウトロのアメダスで確認したところ10℃を超え、冷たい空気と、その上に暖かい暖気の2重構造になったと考えられます。薄く桜色に色づいた蜃気楼は、はじめて見ました。

専門家ではないので、詳しいところはわかりませんが、上位蜃気楼と下位蜃気楼が同時に発生しているのではないかと思われます。
(映像の中でも同じような表現をしましたが、詳しい方にお聞きしまして、今回の蜃気楼は上位蜃気楼のみとのことでした。勉強不足ですみません。4月10日追記)

春に流氷が伸びたように見える上位蜃気楼のことを「幻氷」(げんぴょう)と呼ぶそうです。3倍速で再生してみたところ、大気の動きに合わせて、波のように大きくうねる蜃気楼の様子がわかりました。朝9時ごろから午後3時ごろまで発生していたようです。とても貴重な経験ができました。

追記: 今日も暖かく、気温が10℃を超えています。事務所前には、幻氷が発生しています。昨日とは違って色がありません。水蒸気量が多いのかかすんでいてくっきりとはいかないものの、蜃気楼らしく観察できています。

2017年4月6日撮影

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藤川

下位蜃気楼

昨日、比較的強い南風が吹いてウトロの湾内に残っていた流氷も今朝早くに離岸し始めました。そんな中、水平線付近の流氷に異変が!下位蜃気楼と呼ばれる現象です。オホーツク海では、春先に下位蜃気楼や上位蜃気楼が発生する頻度が高く、今日は、下位蜃気楼が発生したのでした。

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