春の動物たちエゾモモンガとヒグマ

ウトロ周辺の流氷が離岸して10日近くが経過しました。高台から見渡すと沖合には、まだ氷の帯が散在しています。春のオホーツク海らしい景観が楽しめます。原生林の中では、エゾモモンガが繁殖期を迎え、日中でも活発に活動する時期となりました。トドマツの枝先についている花芽を食べているようです。ヒグマも冬眠明けを迎え、活動を開始しているものもいます。断崖から滑落し、雪の中に埋もれてしまったエゾシカの死骸を食べていました。こうした大きな獲物は一度に食べきることができないため、数日間、離れることなく留まります。春先は、エゾシカが飢え死にしていることも多くあるので、シカの死骸には不用意に近づかないことが大切です。

知床ネイチャーオフィス
藤川

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