カテゴリー別アーカイブ: クマゲラ

只今餌探し中

今日は「フレペの滝スノーシューハイキング」ご案内中に
クマゲラを見ました。
「原生林スノーシュートレッキング」で見かけたり、
声を聞くことは度々ありますが、フレペの滝周辺で見かけたのは
久しぶりです。
コツコツと樹を叩く音を頼りに探してみると。

チラッチラッ

少し私たちのことを気にしているようでしたが、こちらがじっと
していると安心したのか、すぐに穴堀りを再開しました。


ここらがいいかな?
えいっ


力いっぱい叩いているため写真がぶれました。

よくよく見ると、頑丈そうな趾と尾羽でしっかりと体を
支えているのがわかります。
キツツキ類は尾羽の羽軸が固い他に、4本の趾の内2本が前を向き
2本が後方に向いている対趾足(たいしそく)である等、
樹の幹に縦にとまるのに適応した体つきをしています。

このクマゲラは餌を探している真っ最中なのですが、
結局20分以上樹の幹を掘っていました。
私たちがフレペの滝を見て帰る際にもまだ掘っていましたが
満足いくまで餌にはありつけたでしょうか?

知床ネイチャーオフィス

角屋

進撃のクマゲラ

今年は原生林内でクマゲラの真新しい食痕を目にすることが
多い気がします。
彼らは木を穿って樹木の中に巣をつくるアリ類を主に捕食
します。
こんな食痕も、

160319

近づいてよく見てみると
160319-2

中には力尽きたアリたちが累々と…
160319-3

巣に穴をあけられて出てきたところを冬の低温で動けなくなって
しまったのでしょうか。
それとも、クマゲラの食べ残しでしょうか。
樹木にとっては内部の虫を食べてくれる有難い存在である
クマゲラも、アリにとっては脅威です。
アリにそんな感情があるのかどうかはわかりませんが、
自分の棲み処を自分たちよりも何倍も大きな存在に壊される、
そして食べられる…。

何やら恐ろしいことですね。

知床ネイチャーオフィス
角屋

モモンゲラ

昨日はそこそこ荒れたウトロ。
今朝も雪は降りましたが、前日に比べると風も弱く、降雪量も減ったことで比較的過ごしやすかった今日。
動物も同様に過ごしやすかったのか、森はいつも以上に活気づいていました。
今日は知床では定番のエゾシカから、今の時期しか見ることのできないオオワシにも遭遇できました。
20160222sika
(背に雪を積もらせながら日向ぼっこするシカ)
20160222oowasi
(岩の上でたたずむオオワシ)
普段ならこの2種類を見たら「まぁまぁ動物見れたかな」という気持ちになるのですが、ラッキーなことに今日は他にも2種類との出会いが。
多くのお客様が見たいとおっしゃる2種類!
モモンガとクマゲラにも遭遇できました!!遭遇できるだけでもラッキーなのに、今日の動物達はサービスが良く、激しく動かなかったのでゆっくりと観察できました。
20160222momonnga
(トドマツの葉を食べるモモンガ)
20160222kumagera
(虫を探すクマゲラ)
本日、この2種類にも会えたので、運を使い果たしてしまったのではないかと思うと恐ろしいですが、明日もお客様に多くの動物をお見せできるように祈るばかりです!!

荒れた次の日は面白いことが起こるのかもしれませんね。

知床ネイチャーオフィス

柴田