カテゴリー別アーカイブ: リス・ネズミ類

小さな森の生き物

今年は原生林の散策をしていると、小さくてかわいいシマリスたちによく出会います。

3年前のドングリ大豊作の年は、あちらこちらで、それはそれは頻繁に見られました。
しかしその後は一転不作に見舞われ、めっきり目撃頻度が下がってしまっていました。

今年もドングリは多いとは言えないのですが、なぜだか頻繁に遭遇します。
天敵の一種、キツネたちがエサ(リスやネズミなど)不足によるものか、やや数が少な目なことも影響しているのでしょうか?
生態系というものは、「風が吹いて桶屋が儲かる」程ストレートには事が進まないので、はっきりとした理由はわかりませんね。

理由はともかくとして、久しぶりにかわいい彼らに出会えるのは嬉しいものです。彼らは、今はがんばって冬支度中。
あちこち走り回っては食べ物を集め、巣穴に運んでいきます。
早いヤツはもう冬眠に入ってもいい時期です。
山も雪化粧する頃ですしね。
今シーズンこうして出会えるのもあと一月くらいでしょうか。

散策に行くときは、目を凝らし、耳を澄ませて、小さな彼らを探してみてください。

知床ネイチャーオフィス
井上

今季、初遭遇➁(やっと見れた)

昨日は、とても鋭い観察眼をお持ちのお客様のお陰様で、今季初のシマリスを観察できました。
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早く見たいな~。早く見たいな~。と思いながら、数カ月。
全然シマリスの「シ」の字すら確認できていなかったので、今年は出会えないのかと心配していたのですが、やっと見れました。

昨年のドングリの凶作が影響しているのか、今年は全然リスやネズミをまだ見ていなかったので、一人で興奮。

いつ見ても、やっぱりシマリスは可愛いですね!!
次の出会いはいつでしょうか。

知床ネイチャーオフィス
柴田

 

かくれんぼ

先週は暖かな日が続き、春が来たかと思っていたのですが、
ここ数日は雪も降って冬へと景色が戻りつつあります。

そのような雪降る知床ですが、雪降る中の散策は気持ちのいいものです。
トドマツの枝や葉に積もる雪は、いつ見てもクリスマスツリーのようで綺麗ですね。

さて、そのトドマツですが、上手いこと枝や葉を利用してかくれんぼをしている生き物がいます。160326momonga
(写真のどこかにかくれんぼしている生き物がいます)

ぱっと見てお分かりになった方はさすがですね!
枝や葉に雪も積もっていますので、すこしわかりにくいです。

ヒントは写真中央でお食事中の生き物。

お分かりになりますか?

※生き物を拡大した写真が↓にありますので、自力で探したい方はご注意ください。

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(トリミングしました。枝が被っていますが…)

皆さん、もうお分かりですよね?
そうです、モモンガです!!
こちらを向いて、トドマツの葉を食べている最中。

モモンガの個体によっては周りを気にしないのか、目立つ所で食事をするモモンガもいますが、今回は近くでカラスが鳴いていたので、襲われないように絶妙なポイントでお食事していたのでしょうか。

モモンガ、いつまで見やすいかな~?

知床ネイチャーオフィス
柴田

モモンジカ

最近は暖かな日差しでウトウトしているシカをよく目撃します。
厳しい冬を乗り越えた彼らにとって、今日の陽気は春そのもの?
冬を乗り越えて一段落。ぼーっと日向ぼっこしてのんびりです…。
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(フレペの滝の雪原?草原?でウトウトしているエゾシカ)
今日の散策ではそのようなウトウトしている可愛らしいシカ達をゆっくりと観察することができました。

今回は前回アップした「モモンゲラ」までの遭遇とはいきませんでしたが、今日もラッキーな出会いがありましたよ!!

前回の日記をご覧になった方ならタイトルでお分かりになると思いますが…久々にモモンガの観察ができました!!
160311momonga
サービスよく見やすい位置に現れ、そのまま空中へと滑空していきましたが、モモンガはいつ見ても可愛らしいですね。
日が出ているときに見やすいのも今月まででしょうか。

いやぁ~、まだまだ観察したいですね!!!!

知床ネイチャーオフィス
柴田

モモンゲラ

昨日はそこそこ荒れたウトロ。
今朝も雪は降りましたが、前日に比べると風も弱く、降雪量も減ったことで比較的過ごしやすかった今日。
動物も同様に過ごしやすかったのか、森はいつも以上に活気づいていました。
今日は知床では定番のエゾシカから、今の時期しか見ることのできないオオワシにも遭遇できました。
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(背に雪を積もらせながら日向ぼっこするシカ)
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(岩の上でたたずむオオワシ)
普段ならこの2種類を見たら「まぁまぁ動物見れたかな」という気持ちになるのですが、ラッキーなことに今日は他にも2種類との出会いが。
多くのお客様が見たいとおっしゃる2種類!
モモンガとクマゲラにも遭遇できました!!遭遇できるだけでもラッキーなのに、今日の動物達はサービスが良く、激しく動かなかったのでゆっくりと観察できました。
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(トドマツの葉を食べるモモンガ)
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(虫を探すクマゲラ)
本日、この2種類にも会えたので、運を使い果たしてしまったのではないかと思うと恐ろしいですが、明日もお客様に多くの動物をお見せできるように祈るばかりです!!

荒れた次の日は面白いことが起こるのかもしれませんね。

知床ネイチャーオフィス

柴田

 

休日の散策

いつもはガイドツアーで回っている知床五湖を、たまにはと思いお休みの日に個人で散策してみました。

個人散策の場合、ゆっくり歩いても1時間30分程のコースですが、
何かあるとゆっくり歩くどころか立ち止まってしまうので、
結局ガイドツアーと同じくらいの時間をかけて1周しました。
この日はエゾリスをじっくり観察できましたよ。151020
せっせとホオノキの種を食べていました。
見ている間に、次々と果実から種をほじくりだし、更に種の周りの
赤い部分(仮種皮)は捨てて、中身だけを食べていきます。
以前、原生林内を歩いていて、赤い部分だけが残されたホオノキの
種がまとまって落ちているのを見つけたことがありますが、
犯人はリスだったようです。

いつも歩いている場所でも、日によって見えるものが違ったり、
新たな発見があります。
これが森歩きの楽しさですねと改めて感じました。

知床ネイチャーオフィス
角屋