カテゴリー別アーカイブ: 天体

細く傾く月

ウトロはここ数日良いお天気が続いています。
昨日も夕陽を見るために、日没間際のオフィス周辺に
沢山の人が集まっていました。

夕陽も綺麗でしたが、日が沈んだ後も金星と三日月が輝いていて
素敵でしたよ。

せっかくなので三脚を立てて三日月も拡大して撮ってみました。


(1枚目の写真よりももう少し暗くなってから撮影したもの)

太陽に照らされていない部分もぼんやりと見えてクレーターも
確認できます。
地球で反射した太陽の光が当たった「地球照」というもの
ものだそうです。

昨日は月齢1。新月直後の非常に細い月でした。
ちなみに、月齢2前後の月を「三日月」と呼ぶようです。
日没直後の西の空に見え、日没から1時間程で沈んでしまい
ます。

満月も良いですが、細い月も趣きがあって良いですね。
明日は月齢3なので、お天気が良ければ昨日よりも少し
太くなった三日月を見ることができそうです。

知床ネイチャーオフィス

角屋

 

 

季節を先取り

昨日も今日も最高気温は10度越えと、
着実に暖かくなってきている知床ウトロです。
(10度じゃ寒い!と言われるかもしれませんが。)

とはいえ、暖かい日が続いたからとそんなに一気に季節が進むわけではありません。
そんなに待ち切れない!と、一足先に「夏」らしいものを見に行ってみました。

160408

夜空を彩る天の川!
別にどこかに出かけたわけではありません。
そもそも、南国に行こうとも、南半球に行こうとも、
地球の反対側にある星たちは見られませんしね。
(今だとペガサス座など秋の星たち)

一方星たちは、太陽や月と同じように、東から西へと動いています。
そのため、おそーい時間になると、次の季節の星たちが段々と東の空に昇ってくるのです。
「なんのこっちゃ?」という方は、理科の教科書や、
星座早見盤とにらめっこしてみてくださいね。

160408-2

葉の落ちた枝を見ると、やはりまだ季節は春初めの景色です。
一等星の多い冬の星空もキレイですが、やはり夏の空は華がありますね。
夜空の星たちを見に行こう!」ツアーが始まるころには、
適度な時間にも夏の星たちが見られるはずです。
(ちなみに今回の写真は真夜中、午前3時20分前後です。)

※ツアーは月明かりがある日は月観察メインのご案内です。
美しい月明かりも、星の観察には影響大です。
月も魅力的な天体ですが、「星が見たい!」という方は、
お越しの日の「月齢」と「月の出、月の入り」時間もご注意ください。

知床ネイチャーオフィス
井上

上る三ツ星

道内でも地域によっては初雪が降ったようです。
ウトロはまだ雪こそ降らないまでも、
日が落ちてからグッと冷え込み気温も6度程まで下がっています。

季節の変わり目の今の時期、
「夜空の星たちを見に行こう!」ツアーは秋の星たちがメイン。
でもまだまだ夏の星座や天の川も見られ、東の空からは冬の星座も一部顔を出してきています。

夜のツアーも終わり、皆さんが温泉につかったり
布団にくるまってテレビを見たりと思い思いに過ごす夜更け頃、

夜空には冬の星座の代表、オリオン座も上ってきています。

151013
(羅臼岳とオリオン座)

冬の夜空には明るい一等星が多く、町中でも観察しやすいです。
まだ寒さの緩い今の内に予習をしてみてはいかがでしょうか。
10月22日未明には、オリオン座辺りに放射点をもつオリオン座流星群も見られますよ。
(条件の良い所で1時間に10〜15個程度の流れ星が見られます。)

日中の景色も夜空も、冬は少しづつ近づいてきています。

知床ネイチャーオフィス

井上