「自然情報」カテゴリーアーカイブ

マイタケハウス

深い夏の緑から、知床の森は秋の色合いに変わり始めました。
この時期森を歩くと目に留まってくるのが色とりどりのキノコ。

草の影に、木道の間に、その姿を見つけては「ベニテングタケ!」と嬉しくなったり「???」と図鑑をもっていても首をひねったり。

そして!一番心躍るキノコと言っても過言ではないマイタケ。
そして!今注目の夢のマイタケハウス(勝手に命名)。
ただし見るだけ(涙)

大小のマイタケがひとつの倒木の中で寄り集まって生えています。
取ることはできません(禁止です)ので、食欲をぐっとこらえて、見守ろうと思います。

知床ネイチャーオフィス
佐々木  

じゃんぷ

今年も可愛いジャンプを見る季節がきました!

6月といったらシカの出産がピークを迎える頃。

今日は森を散策していると、元気よく跳ね回る仔鹿に出会いました。
元気が有り余っているのか、暑さでぐったりしている親ジカの周りを
ジャンプして遊んでもらいたそうにしている仔鹿。

ふと、近くには見たことのない人間。
様々なモノに興味があるようで、好奇心の強いこの仔鹿は、
1mも距離が無いくらいまで接近してきました。

お母さんも人間は何もしてこないと思っているのか、
気にする素振りもありませんでした。

こんな可愛い姿を見れるのも今だけ!
近々お越しになる方は、タイミング良く出会えると良いですね!

知床ネイチャーオフィス
柴田

大きな目


さて、この大きな目が特徴の生き物はなんでしょうか。

そうですね。フクロウの仲間!!

 

 

 

 

 

…に見えますが、「ガ」でした。


写真はイボタガという種類で、目のように見えるものは眼状紋(がんじょうもん)といいます。
種類によって、この眼状紋がフクロウの顔にみえたり、蛇の顔に見えるそうです。そのような模様を持つことによって、接近してくる敵を驚かせて追い返す効果があるとか。
上手いこと天敵から身を守っているそうです。

このイボタガはオフィスの出入り口で休んでいたので、近くを通る度に羽を広げて威嚇してきました。
…もう少し林内で休めばいいのにな…。

今時期しか観察できないので、お越しの際は、変わった昆虫探しも面白いかもしれませんね。

知床ネイチャーオフィス 

柴田 春馬

 

尻すべり

今年は雪が少なかった知床ですが、
標高の高い所はまだまだ雪がありますよ~!


数日前の写真ですが、長~い斜面!
ここでの尻すべりが毎年の楽しみ!!
滑走距離が約50m?の斜面は本当に楽しいです。
登りはつらいですが…。

まだまだ雪があると書きましたが、
やっぱり例年よりも雪が少ないですね。
この斜面をいつまで楽しめるか心配です…。

来月の上旬も滑れるといいな~。

知床ネイチャーオフィス
柴田

春がきた。

少し前は日本一暖かくなったと全国ニュースでも放送されていたウトロ。
今は、寒いです。
今現在のアメダスだと道東で一番寒いようでマイナスの気温。
寒暖の差に身体がついていけない…。

さて、桜の開花まで後一カ月はかかるウトロにも春が来ました。
春と言えば何を想像しますかね?
私は、つくしとかフキノトウを想像します。
オフィス周りにはそんな可愛いつくしがニョキニョキ成長中。

つくしは食べれると聞いて食べたことがありますが、調理方法が良くなかったのか、美味しくなかった…。
近いうちに再挑戦しようかな…。

フキノトウも大きく成長!フキノトウは美味しいですね。

まぁ植物で春を感じるのも良いですが、実際に体感して?
私が春を特に感じる場所は、雪の残る羅臼湖!!
道中の斜面を尻すべりしてこそ、春って感じです!
あ~斜面が私を呼んでいる!!早く行きたいな~!

やっぱり春は良いな~。

春♪春♪春♪春♪春♪

そういえば…小学生か中学生の国語でやった
「春でぇむん」ってなんだっけな…。

知床ネイチャーオフィス

柴田

丸い太陽、でも真っ赤な海

本日も絶好の蜃気楼日和。
日中もとても興味深い蜃気楼が見られました。

それならば!また今日も日没頃に変形太陽が見られるのではないか!と待ち構えていました。
が、低い所に薄く雲がかかっていたためか?うまーく気温の逆転層がかからなかったためか?
今日の太陽は、ほんの少し楕円になっただけで沈んでいってしまいました。

残念。。。ではありましたが、そんなことも気にならないような景色に出会えましたよ。


(太陽が変形しないか待ち構える藤川隊長)

名残り流氷のおかげで波がありません。
真っ赤な夕景を映す、穏やかなオホーツク海。
春の景色ですね。
今年はあと何日見られるでしょうか。

知床ネイチャーオフィス
井上

四角い太陽

今日は日中ほぼずっとプラスの気温。
陽射しも届いて暖かな一日となりました。
実はこんな日は、絶好の蜃気楼日和です。

実際今日は、日中長い時間上位蜃気楼が発生していました。
網走方向の陸地や、海にしぶとく残る流氷が伸び上がったり変形する様子が見られたのですが、だーいぶ霞んでいたので、写真には撮らず、「伸びてるねー」「出てるねー」とスタッフで観察するのみでした。

そしてそのまま夕方を迎え、蜃気楼の層が太陽にかかると…?
「変形太陽」の出来上がりなのです。
「四角い太陽」が特に有名ですね。
よく「厳冬期のよく冷えた日だけ」見られると誤解されがちなのですが、
「上暖下冷」の層ができてさえいればいいので、見られるのは必ずしも厳冬期に限りません。
今の時期にでも、夏頃にでも見られることはあります。
(とはいえ、その条件が整う場所・時期は決して多くないので、珍しい現象なのです。)

今日も、ややキノコ型から三角屋根のお家、最終的に四角い太陽になって沈んでいきました。
(悠長に眺めていたので、写真はほぼ四角くなってからです・・・。)


(居残り氷と四角い太陽)

オフシーズンでも、なんだかんだ見どころがある知床でした。

知床ネイチャーオフィス
井上

冬季五湖終了

冬の知床五湖ツアーが予定の22日より大幅に早く終了となりました。
9日の雨+日中約10℃という天候の影響により湖の氷が融解し、使用しているルートも雪解けが進行。安全と植生保護のために終了が決定されました。

私はその直前の知床五湖に行っていました。
この時期には見たことのない、雪解け具合としては本来は冬季五湖が終了し、4月下旬に再び開園するまでの間に見られるはず、というような風景です。
ガイドが一番驚きながら歩いていました。

湖面の亀裂。

露出した木道。

解けだした湖面。

次に行く時はもうすっかり春を迎えているはずです。
それまでは、他の場所で冬の終わりと春探しをしておくことにしましょう。

知床ネイチャーオフィス
佐々木

ついに会えたね。

会いたかった可愛い子に、ついに出会えました。
トドマツの葉を無心に食べるつぶらな瞳の、・・・モモンガ!

もぐもぐ・・・もぐ・・・
(葉っぱがなくなった)

さっ(振り向く→ちぎる)

さっ(同じ向きに戻る)

・・・もぐもぐもぐ

なぜか、葉っぱの補充がやたら素早く、
そしてなぜか、必ず同じ向きに戻る。
謎のこだわり。でも、こっち向きが落ち着くとかそういうのちょっと解る、解るよ、なんて。
ほっこり笑ったり、勝手に共感したり、声を潜めながら愛らしさを堪能しました。

また顔を出してね。

知床ネイチャーオフィス
佐々木

赤銅色の月

昨日1月31日は、皆既月食が見られました。
全国的に曇りや雨・雪予報の所が多かったようですが、
実際のお天気はどうだったでしょうか?

幸いにも道東は快晴で、ばっちり観察することができました。
その分放射冷却で中々よく冷えていましたが・・・。

こちらはかけ始める前のまん丸満月。

(19:23)

21時前から段々とかけていき・・・

(21:04)


(21:45)

22時台を挟んで1時間20分ほどの間皆既状態になり、赤銅色の満月が見られました。

(22:29、食の最大)

地球の影に入ってしまうので、普段の満月のような眩さがなくなりました。
始めの写真と比べると、こちらは月の周りに星も同時に写っているのがわかります。

今回は近くにかに座があったため、プレセペ星団との共演が見られたのも特徴です。
普段の月だと明るすぎて、近くの星はほぼ見えなくなってしまいますからね。

(皆既中の月とプレセぺ星団、このサイズだとわかり難いですね・・・)

今回見逃した方は、今年にもう一度月食があるのでぜひ!
と言いたいところですが、次回は7月28日の明け方なんですね。
地域によっては皆既になる前に日が昇ってしまうようです。
それでも頑張るよ!という方はぜひお楽しみください~。

知床ネイチャーオフィス
井上