逆さ虹

天高く熊肥ゆる秋となりました。
今年はドングリも比較的よく実り、カラフトマスの遡上も多く、
クマたちも、冬眠に備えてよく肥えてきています。

そんなこの時期、紅葉を眺めたり、動物探しをするのも良いのですが、たまにはのんびりと空を見上げてみてください。

昨日の散策中に、上空ににキレイな環天頂アークが見られました。

「環天頂アーク」とは、太陽の上部に出る逆さ向きの虹のようなものです。
もう少しだけ詳しく言うと、雲の中の六角形の氷晶が底面を水平にして安定して空に浮かんでいる時に、入射した光が屈折することで色が分離して見られる、大気光学現象のひとつ。
太陽の約46度上部に見られるもの。です。
なのです。
(それ以上詳しくは聞かないでください。むしろ詳しい方はぜひ教えてください。)

年に数回程度は見られる現象なのですが、ここまでくっきりと見られたのは私も初めてでした。
今回は太陽の周りの暈(かさ、またはハロとも)、太陽の左右に見られる幻日(げんじつ)、太陽と幻日を結ぶ延長線の幻日環(の一部)もよく見られました。

夕陽や日の出だけじゃなく、色んなステキな景色を見せてくれる太陽、時にぼーっと空を眺めてみるのはいかがでしょうか。

知床ネイチャーオフィス
井上