今シーズン初の羅臼湖トレッキングに行ってきました。

昨日は「羅臼湖トレッキング」をご案内してきました。
ツアーは6月1日から始まっているのですが、先週はお天気に
恵まれずなかなか行くことが出来なかったので、今年初の
ご案内です。
遊歩道上はまだ雪も残って所々踏み抜く危険もありました
(そして私は踏み抜きました)が、お天気は良くて暑いくらい
でしたよ。

三の沼や羅臼湖の眺めも最高でした。


三の沼

遊歩道周辺ではお花見が楽しめます。


チシマザクラと訪花中のエゾオオマルハナバチ女王

ウグイスも盛んにさえずっていました。

低地は新緑の季節ですが、標高の高い羅臼湖周辺はまだ早春の
装いです。
これから雪も融け、様々な高山植物のお花も咲きはじめます。
季節の移り変わりを目にするのが、今から楽しみです。

知床ネイチャーオフィス

角屋

新顔登場!

段々と暖かな日が多くなってきた今日この頃。
毎年のことですが、知床の森にも新たな仲間が増えてきたようです。(この画像だと難しいですが、どこにいるかわかりますか)

正解は、↓の画像をご覧ください。


可愛い仔ジカがこんにちは。

いや~この時期の仔ジカは可愛いですね!!
小さくて可愛い仔ジカを観察できるのは、今の時期ならでは!

今なら立った状態でお母さんのお腹の下にスッポリ納まるサイズですが、数カ月も経つとお腹の下に納まらないくらいに大きくなります。

6月はエゾシカの出産がピークを迎えるので、可愛い仔ジカと色々な所で出会えるチャンス!

産まれたばかりだとあまり活発ではないですが、生後数週間もすると走りまわったり、飛び跳ねたりと動きがとても活発になるので、更に可愛いですよ。

時々道路に飛び出してくることもあるので、車の運転は気を付けて、安全運転でお願いします。

次は仔ギツネに出会いたいですねー。

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柴田

もう夏?まだ春?セミが鳴く

昨日は、リピーターH様と色々なモノを求め、原生林へ行ってまいりました!

新緑に染まる森の中には、エゾハルゼミの抜け殻がいっぱい。
色々な所にあるので、成虫と簡単に出会えるかと思っていましたが、残念ながら出会えませんでした。
(エゾハルゼミの抜け殻)

エゾハルゼミは名前にあるように春に鳴くセミです。
他の多くのセミは夏に鳴くので、セミの声を聞くと夏のように感じますが、知床はまだ春です。
寒暖の差もあるので、お越しの際は薄手の羽織れるモノがあると良いですよ。

人の声では表現しにくいエゾハルゼミの鳴き声。
エゾハルゼミの次はコエゾゼミの時期。
今年はいつ頃からコエゾゼミが鳴き始めるのかな。
段々とセミの声で知床の森が賑やかになっていきます。

H様、今回は抜け殻でご勘弁ください!

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柴田

珍しい顔

ゴールデンウィークが終わり、桜の季節も過ぎ、
知床には続々と夏鳥たちが飛来しています。
毎年のことですが、彼らの姿を見ると、久々に再会できたような
嬉しい気持ちになります。
まぁ個体識別をしているわけではないのでほぼ初対面なの
でしょうけどね。

オオルリやアオジなどの見慣れた夏鳥たちに混じり、
先日ちょっと珍しいものを見かけました。


ツバメ(ちょっと羽毛がぼさぼさ)

「ツバメなんて見かけるのは普通では?」と思われる方もいる
かもしれませんが、斜里町では飛来したという記録はある
ものの、あまり見かけません。
図鑑で調べてみると、道北や道東地方では見られない地域が多い
ようです。

しかもこのツバメ、翼の一部が白くなっていました。

こちらは北海道外で撮影した別のツバメの写真↓

ツバメが向いている方向は違いますが、比べてみるとやはり白い
ので、部分白化した個体だったのだと思います。

東南アジアから遠路はるばる知床まで来たツバメたち。
この地で繁殖するのでしょうか?

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角屋

小さな拾い物

昨晩、空の様子を見ようと外に出たところ、事務所玄関前に
こんなものが落ちていました。

ハチ!?と勘違いしそうですが、ビロウドツリアブという
アブの仲間です。
「アブ」と言われると人の血を吸うイメージもありますが、
ツリアブの仲間は花の蜜を吸い生活している、人間には害のない
昆虫です。むしろ毛が生えてふわふわしていてかわいい。
いかにも刺してきそうな細長い口(口吻)で、花の奥にある蜜も
吸うことができます。つまり、刺しません。

ということで手に乗せても平気なので、ちょっと被写体になって
もらいました。


翅を震わせて飛ぶためのウォーミングアップをしています。


ウォーミングアップしつつ脚と顔を掃除しています。

早春の森の中、花にやってきていることも多いので、見かけたら
是非観察してみてください。
小さな羽音をたてて訪花する様子は、見ていて和みます。
手に乗せているより見栄えも良いです。

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角屋

リピーターの皆様に向けたプログラム

いつも知床ネイチャーオフィスのwebサイトをご覧いただきまして、ありがとうございます。

そして、いつもご参加くださいますリピーターのお客様、本当にありがとうございます。そんな皆様に感謝をこめて、リピーター様向けのご案内を新たに設けました。繁忙期にはご要望にお応えすることが難しいかもしれませんが、ご参加いただければ幸いです。

「リピータ様向けのプログラム」

今後とも知床ネイチャーオフィスをどうぞよろしくお願い申し上げます。

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まだ降るかぁ

昨日の日中は青空に恵まれて良いお天気でしたが、昨夜からパラパラと雪が降り、今朝は数㎝程積もっていました。

森の木々も白く化粧直しを行ったので、景色はまた冬に戻ったようです。

(地上遊歩道、2湖~1湖間)

(高架木道上)
どちらのコースも雪で真っ白。
ここ数日中に散策される方は、足元が滑りやすくなっている可能性がありますので、転倒にお気をつけください。

知床五湖の標高でこの積雪具合。
多くの方が知床横断道路の開通を願っておりますが、開通までの日数が少し伸びそうですね?

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柴田

Mastodonはじめました

いつも知床ネイチャーオフィスwebサイトをご覧いただきまして、ありがとうございます。すでに巷ではいろいろなSNSがたくさんありますが、私たちは、Mastodonを始めてみました。

MastodonはオープンソースのSNSで、ネット上ではただ今、登録ユーザー急増中の新SNSです。まだまだ未知なSNSなので、どこまで活用できるかわかりませんが、使っていきたいと思います。

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嵐の前の散策

昨日のウトロは結構すごい嵐だったようですね。
ちょっとウトロを離れていたので全容を知らないのですが、
自宅のアンテナが吹き飛んだか折れたのか、昨晩からテレビが
映りません。

そんなことはさておき、嵐が来る前に森の中を散策してみた
ところ、雪解けの早い場所ではフクジュソウが満開でしたよ。

花の中をのぞくと、ハナアブの仲間が集まっていました。


(ムツモンホソヒラタアブの仲間?)

見ての通り、フクジュソウの花はパラボナアンテナのような形を
しているのですが、テカテカした花弁が太陽の光を反射し花の
中心部に熱を集め、花の内部は外気温に比べて10℃程気温が
高くなっています。
おかげで、まだ気温の低い早春にフクジュソウを訪れたハナアブ
たちは、花粉を食べられるのと同時に花の上で暖を取ることが
できます。
もちろん、フクジュソウも別にボランティアでこんなことを
しているわけではなく、虫たちを誘引し、受粉を手伝って
もらうのが目的です。

ところ変わって雪解け水の溜まった林道脇では、
既にエゾアカガエルの産卵が始まっていました。

先週はまだなかったので、ここ数日から1週間のうちに
産み落とされたようです。

産卵中の個体はいませんでしたが、数匹のオスが卵塊のある
水溜りに集まっていました。
近づいたせいで隠れてしまったカエルたちを鳴きまねで
呼び寄せようとすると、一応顔は出してくれるのですが。


…なに、これ……下手なんですけど……。

と思っているかどうかは知りませんが、すぐに感づいて隠れて
しまいます。
鳴きまねでエゾアカガエルを鳴かせてみたいと前々から
チャレンジしていますが、なかなかうまくいきません。

生き物たちも各々が繁殖に向けて動き出しているところに直撃
した嵐。
果たして皆無事にやり過ごせたでしょうか。

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角屋

五湖除雪2017

本日は、毎年恒例五湖除雪がありました。
昨年は積雪が非常に少なかったようですが、今年はほぼ例年通りの積雪。


(二湖看板前、除雪前の様子)
(二湖看板前、除雪後の様子)
積雪は平均で約40~50センチくらい。
多いところは100センチくらいは積もっていました。

大まかな除雪が比較的スムーズに進み、時間に余裕もあったので、例年よりも道幅を広めに除雪しました。
道をすれ違えるくらい余裕がありますので、五湖開園時も気持ちよく散策できると思います。

五湖の開園予定は4月20日。
五湖一周の弊社ツアーは、4月25日から対応しております。
多くの方のご参加をお待ちしております。
(五湖一周ツアーの内容はこちら

知床ネイチャーオフィス
柴田

 

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