数日前から知床五湖の二湖に現れるようになった
生き物が写真のどこにいるかおわかりになりますか?
よーく見ると...
何かが岩の上にいますね。
さらに拡大すると...
あらっ、姿がはっきり。
アオサギ...ではなくウミウがいますね。
あまり見られないウミウとカイツブリのセット。
今しか見れない光景です?
柴田
数日前から知床五湖の二湖に現れるようになった
生き物が写真のどこにいるかおわかりになりますか?
よーく見ると...
何かが岩の上にいますね。
さらに拡大すると...
あらっ、姿がはっきり。
アオサギ...ではなくウミウがいますね。
あまり見られないウミウとカイツブリのセット。
今しか見れない光景です?
柴田
本日で知床五湖のヒグマ活動期は終了。
明日からは植生保護期です。
利用のルールが変わり、現地でレクチャーを受ければ個人散策も可能な期間になります。
まあ明日からも知床五湖のご案内はあるわけですが、気持ち的にはひと段落します。
でも動物たちにとっては今日も明日も関係ないですね。
カルガモはいつもと変わりなくせっせと餌を食べていました。
可愛いお尻
去年、一昨年に比べ、今年は知床五湖周辺でのヒグマの動きが活発です。
個人散策の方も、歩く際はお気をつけて!
角屋
芽生え始めたと思った新緑が、
ここ1週間ほどで一気に質量を増してきたような気がします。
森の中ではあちらこちらで競うように、キビタキの歌声が聞こえてきます。
緑の中、黒と黄色が美しいキビタキのオス。
葉が茂り、少し見つけにくくなってきましたが、声を頼りにこの姿を見つけられると嬉しくなります。
聞き惚れていると急に飛び去ってしまい、ブブブブ!と蜂のような低音が聞こえました。
キビタキのオスが威嚇の際に出す音です。
ライバルとの戦いでしょうか。どっちもがんばれ!
キビタキとは関係ないのですが、
昨夜は今年に入って初めて窓を開けて寝ました。
涼しい夜風を感じつつエゾセンニュウの声をBGMに就寝。
3時半過ぎ、だんだんと鳥の声が賑やかになって、眼が覚めました。
(でも、寝足りないし肌寒いしにぎやかすぎたので窓を閉めて寝てしまいました←台無し
そのあと雨が降り出したので、鳥たちの声のおかげで部屋が濡れずに済んだようなものです。
予報をすっかり忘れていた私。鳥たちに、感謝。)
佐々木
ウトロで再びシャチが目撃されました。前回はネイチャーオフィス事務所からは
見えなかったのですが、今回は事務所の窓からばっちり見えましたよ。
ただ距離が遠かったのもあり私の手持ちのカメラではこの写真が精一杯、で、す......。
背びれの形を見ると、写真に写っているのはメスでしょうか?
立派な背びれをもったオスのシャチも混じっていました。
潮を吹く様子も見えました。
距離はあるものの、双眼鏡を通して見ると、水族館等で見るのとはまた違った感動があります。
シャチに限らずイルカの仲間には言える事ですが、泳ぐことに適した流線型の姿は美しいですね。
知床の自然の豊かさを改めて感じる光景です。
(前回のシャチは見えなかったので今回見れて嬉しい 角屋)
シャチとは全く関係ないおまけ
最近知床五湖ではカモの仲間をよく見かけます。
昨日三湖を泳いでいたのはオシドリ。
繁殖期のオスは派手なカラーリングをしているのに加えて
「銀杏羽」と呼ばれる左右1枚ずつの羽が目立ちます。
黄色っぽい帆のように立っているのが銀杏羽。
カモの仲間のオスはカラフルな色合いのものが多いのでどれを見ても楽しいですが、
オシドリのオスの美しさは格別です。
...と、いう訳で、写真のオシドリはどちらもオスなのですが、
2羽でつかず離れず、一見仲良さそうに一緒に行動していました。
オスとメス、という組み合わせなら、カップルなのだろうなと想像がつくのですが。
メスを奪い合って争っているらしきオシドリも見かけたので、
この2羽も実はお互いライバル同士、静かな火花を散らしていたのかもしれません。
(肝心のメスは見当たらなかったケド。)
角屋