ウトロの最近のブログ記事

昨日、(個人的に)すごいものを見つけてしまいました。

 

「ロイコクロリディウム」という名前を聞いたことはあるでしょうか?

寄生虫(吸虫)の一属で、カタツムリに寄生し、カタツムリが鳥に食べられることによって

最終的には鳥へ寄生します。

ロイコクロリディウムとしては、生きていくためには自身が寄生しているカタツムリを鳥に

食べてもらわなければならないため、カタツムリの触覚に寄生し、芋虫のように見せることで、

勘違いした鳥が食べてくれるように仕向けます。

「触覚がウネウネ動く不気味なカタツムリ」の映像、テレビ等で見たことのある方もいるのでは

ないでしょうか?

私も映像は見たことがありますが、昨日なんと......。

 

(寄生されたカタツムリの写真が出ますので苦手な方は要注意)

知床自然センターの駐車場で芋虫を運んでいるハチを見つけました。

図鑑で調べてみるとヤマジガバチでしょうか?

ジガバチの仲間は地中や筒に狩った昆虫を蓄えて幼虫の餌とします。

子育てのためにせっせと働いているのは哺乳類や鳥たちだけではないですね。

 

ところでこのハチ、見ているとすごく芋虫を運びやすそうな形態をしています。

150724_Ammophilinae.jpg

大きい顎(※ピンボケしていますが)。

150724_Ammophilinae2.jpg

長い脚。

芋虫をお腹の下に抱え込んで運んでいます。

何だか感心して見入ってしまいました。

 

地中の巣穴に獲物を運び込むところまで見たかったのですが、ご案内もあるため

時間切れとなってしまいました。

次はもうちょっとじっくり観察したいですね。

 

(運ばれていった芋虫の種類がすごく気になるけどピンボケ写真しかなくて同定が出来ない、

角屋)

知床ネイチャーオフィス

 

夏鳥たちがぞくぞくと到着し、美しい姿やさえずりを披露してくれる今日この頃。

嬉しい反面、毎年のことながら「このさえずりは何の鳥?」と

忘れかけていることがあるので、さえずりの復習もかねて鳥を見に行きます。

先日見つけたのはアカハラ。

名前のとおり、オレンジ色のお腹が特徴的です。

お腹のオレンジ色が......。

150514_brownthrush.jpg

お腹の......。

150514_brownthrush2.jpg

首だけは動かしてくれましたが、ずっと背中を向けていてお腹は見えませんでした。

まあ、こうやって振り返っている様子も可愛いのですが。

 

知床の森からは今、彼らの鳴き声が聞こえてきます。

散策の際は是非気にしてみてください。

 

知床ネイチャーオフィス

角屋

 

先月末ブログでご紹介したエゾアカガエルとエゾサンショウウオの卵ですが、

その後が気になって様子を見に行ってきました。

150513_frogegg.jpg

水面が光ってわかりにくいですが......

150513_salamanderegg.jpg

エゾサンショウウオの卵はまだ孵っていないようですが、丸かった卵が

長細くなり、なんとなく幼生の形を成してきています。

前回見たとき、卵は黒っぽい色をしていたと思いましたが、発生が進んで

白っぽく色が変化しているのが意外でした。

そして卵塊の周辺では、

150513_tadpole.jpg

一足先に孵ったエゾアカガエルのオタマジャクシたちがほへほへと泳いでいました。

 

個人的にはサンショウウオが孵化する日が楽しみですが、

実はエゾサンショウウオの幼生はオタマジャクシも餌として食べるのです。

同じ水場で孵化したオタマジャクシにとっては災難かもしれません。

 

林道脇の小さな水たまりでも、命をめぐるドラマが始まろうとしているのです。

 

知床ネイチャーオフィス

角屋

 

生き物たちが繁殖期を迎えている春は、いろんな所で面白いものを見ることができます。

林道沿いを歩いていると、すぐわきの水溜りで両生類の卵を見つけました。

150429_frog_salamander_egg.jpg

ぱっと見ると3種類卵があるように見えますが、エゾアカガエルとエゾサンショウウオの卵です。

どれがどれか、わかりますか?

 

正解はこちら!

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