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本日で知床五湖のヒグマ活動期は終了。

明日からは植生保護期です。

利用のルールが変わり、現地でレクチャーを受ければ個人散策も可能な期間になります。

まあ明日からも知床五湖のご案内はあるわけですが、気持ち的にはひと段落します。

 

でも動物たちにとっては今日も明日も関係ないですね。

カルガモはいつもと変わりなくせっせと餌を食べていました。

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可愛いお尻

去年、一昨年に比べ、今年は知床五湖周辺でのヒグマの動きが活発です。

個人散策の方も、歩く際はお気をつけて!

 

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数日前の寒さがウソのような陽気が続いています。

知床五湖一周ツアーのご案内中にミヤマクワガタ(♂)を見つけました。

150617_miyamastagbeetle.jpg

なかなか立派なサイズでした。(測ってくればよかった。)

地元に住んでいた頃は一番よく見かけるクワガタだったので個人的にクワガタと言えば

この種を連想します。

姿を見かけると夏の到来を感じます。

 

成虫越冬をするオオクワガタ等と違って夏の終わりには死んでしまう短命なクワガタかと

思っていましたが、ちょっと図鑑を開いてみたところ、幼虫は羽化するまでに

4年ほどかかるそうです。

意外と長生きですね。

 

寒い日が続いて、生き物たちに影響がないか心配していましたが、

人間の心配などよそに彼らはたくましく過ごしているようです。

 

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気温の高い日は知床五湖の遊歩道を歩いていると、

元気なアマガエルの鳴き声を聞くことができます。

カエルの季節です。

150614_japanesetreefrog.jpg

(かわいい後ろ姿)

 

遊歩道を横切っているところに出くわすことが多いですが、

今日は木に登っている姿も見かけました。

彼らの手足の指先には丸い吸盤があるため、木登りが得意です。

(英名でも「japanese tree frog」といいます。)

田んぼで見かける印象が強いですが、樹上生活をしているカエルです。

 

見かけたら是非彼らの指先を気にしてみてください。

ただ、彼らの皮膚には毒が分泌されています。

触る分には問題ないですが、触った後は手洗いを忘れずに!

 

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肌寒いを通り越して寒い日が続いた知床も、昨日は最高気温が20度まで上がり、

散策日和な1日となりました。

うっすら新雪を被った羅臼岳を含め知床連山も綺麗に見え、

知床五湖ではイトトンボの仲間がわんさか飛び回っていました。

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五湖の散策中、「キレイ!」と人気なのがこちらのトンボ。

個人的にルリイトトンボかと思ったのですが、せっかくなので写真を撮って

事務所で同定してみました。

図鑑を開くと眼後紋と腹部付け根の模様で見分けるとあります。

拡大してみてみると...

 

※トンボのアップ写真が出るので苦手な方はご注意

昨日の知床五湖ではヒグマとの遭遇が3回ありました。

ツアーは継続との判断となりましたが、無線に入る情報を聞く限りだんだん私たちの

グループの方に近づいてきている様子。

私たちより30分早くスタートしたスタッフ柴田のツアーもクマを目撃し、いよいよ私たちも

遭遇するのか!と思っていた矢先出逢ったのは。

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エゾリスでした。

冬よりも毛色が明るく毛足も短い印象なので、夏毛に生え変わっていると

思うのですが、耳の先にふさ毛がついているのでまだ換毛中でしょうか?

枯れた木の上に腰を落ち着け、こちらを気にすることもなくドングリらしきものを

食べていました。

クマの動向も気にしつつ、お客様とじっくりリスのかわいらしさを堪能し、

結局、クマには遭遇することなく、ツアーは平和に終了したのでした。

 

ヒグマの棲む森の中を歩くという事は、身の引き締まるものもありますが、

クマの存在を感じつつ、他の生物も観察できるなんて、

ある意味贅沢なことかなぁ、と思ったりするわけです。 

 

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