昆虫の最近のブログ記事

知床五湖を散策していたときのことです。

オオヨツスジハナカミキリの雌が何かを探してうろうろと。

150807kamikiri.JPG

よくよくお尻の方をみると産卵管が見えますね。

産卵場所を探していたようです。

150807kamikiri (2).JPG

ちょうどいい割れ目を見つけてその中へ卵を産んでいます。

150807kamikiri (3).JPG

時間の関係もあり、途中で観察をやめてしまいましたが、無事に産卵は済んだのでしょうか。

知床ネイチャーオフィス

柴田

 

知床五湖をご案内中、

大きなアブが目の前で蜘蛛の巣に引っかかりました。

お客様に知らせると同時くらいのタイミングで蜘蛛が飛びつき、

鮮やかな足さばきでアブの体をくるくるくるっと素早く回転させ、

手早く全身に糸を巻き付け、しばしの間ジッと抱え込むと

20150807kumo1.JPG

・・・ブブブブブ・・・ブブブブ・・・ブブ・・・ブ・・・

アブの羽音が停止。

その直後、蜘蛛はその体を静かに離れて巣の中央に戻っていきました。

「ユウゴハン!」

と最後にフランス人のお父さんが呟きました。

  20150807kumo2.JPG

終わった後は蜘蛛の観察。

キバナオニグモというとても美しい蜘蛛なのです。

 

その瞬間に居合わせなければ見ることのできない、

ほんの束の間に繰り広げられた生と死の攻防。

とても緊張感にあふれていて、ただただ魅入ってしまいました。

 

知床ネイチャーオフィス

佐々木

今年は5月上旬からエゾハルゼミが鳴き始めていましたが、

ここ最近はエゾハルゼミの時期も終わったようで、森はひと時の静けさに包まれています。

これからの時期はエゾハルゼミの交代としてコエゾゼミが鳴き始める頃。

まだあまり鳴いてはいないですがこれからドンドン鳴き始めるので、森が賑やかになりますね。

150727semi.JPG

(高みを目指して登り続けるコエゾゼミの幼虫)

知床ネイチャーオフィス

柴田

知床自然センターの駐車場で芋虫を運んでいるハチを見つけました。

図鑑で調べてみるとヤマジガバチでしょうか?

ジガバチの仲間は地中や筒に狩った昆虫を蓄えて幼虫の餌とします。

子育てのためにせっせと働いているのは哺乳類や鳥たちだけではないですね。

 

ところでこのハチ、見ているとすごく芋虫を運びやすそうな形態をしています。

150724_Ammophilinae.jpg

大きい顎(※ピンボケしていますが)。

150724_Ammophilinae2.jpg

長い脚。

芋虫をお腹の下に抱え込んで運んでいます。

何だか感心して見入ってしまいました。

 

地中の巣穴に獲物を運び込むところまで見たかったのですが、ご案内もあるため

時間切れとなってしまいました。

次はもうちょっとじっくり観察したいですね。

 

(運ばれていった芋虫の種類がすごく気になるけどピンボケ写真しかなくて同定が出来ない、

角屋)

知床ネイチャーオフィス

 

数日前の寒さがウソのような陽気が続いています。

知床五湖一周ツアーのご案内中にミヤマクワガタ(♂)を見つけました。

150617_miyamastagbeetle.jpg

なかなか立派なサイズでした。(測ってくればよかった。)

地元に住んでいた頃は一番よく見かけるクワガタだったので個人的にクワガタと言えば

この種を連想します。

姿を見かけると夏の到来を感じます。

 

成虫越冬をするオオクワガタ等と違って夏の終わりには死んでしまう短命なクワガタかと

思っていましたが、ちょっと図鑑を開いてみたところ、幼虫は羽化するまでに

4年ほどかかるそうです。

意外と長生きですね。

 

寒い日が続いて、生き物たちに影響がないか心配していましたが、

人間の心配などよそに彼らはたくましく過ごしているようです。

 

知床ネイチャーオフィス

角屋

月別アーカイブ

道東の天気

関連Webサイト