ロイコクロリディウム

昨日、(個人的に)すごいものを見つけてしまいました。

 

「ロイコクロリディウム」という名前を聞いたことはあるでしょうか?

寄生虫(吸虫)の一属で、カタツムリに寄生し、カタツムリが鳥に食べられることによって

最終的には鳥へ寄生します。

ロイコクロリディウムとしては、生きていくためには自身が寄生しているカタツムリを鳥に

食べてもらわなければならないため、カタツムリの触覚に寄生し、芋虫のように見せることで、

勘違いした鳥が食べてくれるように仕向けます。

「触覚がウネウネ動く不気味なカタツムリ」の映像、テレビ等で見たことのある方もいるのでは

ないでしょうか?

私も映像は見たことがありますが、昨日なんと......。

 

(寄生されたカタツムリの写真が出ますので苦手な方は要注意)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

150802_Leucochloridium.jpg

実物がいました。

(本当は動画の方が迫力があるのですが、あまりにもグロテスクなので静止画でお送りします)

今まで見た映像は海外のものだったので、てっきり日本にはいない寄生虫かと思っていましたが、

日本にもいるんですね。

しかもこの寄生虫、鳥に食べられやすいように、宿主であるカタツムリの行動を操作します。

本来暗い所を好むカタツムリも、この寄生虫に寄生されると、鳥に見つかりやすい明るい所に

出てきてしまいます。

確かにこのオカモノアラガイは、明るくて日当たりの良い場所でじっとしてました。

すごい!!

 

カタツムリには気の毒ですが、寄生虫も彼らなりの生活を送っているだけです。

ちょっと不気味な寄生虫たちの生活史も、覗いてみるのも面白いですよ。

(ちなみに生で食べたりしなければ人間に寄生することはありませんのでご安心を)

 

知床ネイチャーオフィス

角屋

 

 

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