雪がなくなってしまわぬうちにと、スキーで森に出かけました。
知床の森と言っても、場所によって植生はずいぶんと違うもの。
森のところどころに静かにズッシリと根を下ろしたカツラやハルニレ巨木が印象的でした。
そして、太さではカツラやハルニレには敵わないものの、この木の姿もまた心に残りました。
イチイの木。
筋ばっていて、穴だらけで、脆そうに見えるのに、驚くほど固くて丈夫。
さらに赤くて可愛らしい実をつける。
穴は動物に住処となり、赤い実は食料になる。
生まれた時から一度もこの場所を離れたことのないこの木にも、
たくさんの出会いがあり、動物たちのなくてはならない場所だったんだなぁと感じました。
中司